【ローザンヌ(スイス)11日時事】国際オリンピック委員会(IOC)のフェリ五輪統括部長は11日、来年8月の北京五輪で懸念されている大気汚染問題について、選手の健康に危険を及ぼす恐れがある場合、競技日程の変更などを検討する考えを明らかにした。
フェリ部長は大気汚染に関する新たなデータを入手し、今後分析するとし「状況が改善されなければ、必要に応じて日程の再編成などに取り組まなければならない」と話した。ロゲ会長も先に屋外競技の日程を調整する可能性を認めていた。
IOCはこの日開いた理事会で、同五輪の準備状況を確認した。
[時事通信社]