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トヨタ、中国で部品物流を再構築−江蘇省・常熟でセンター稼働
トヨタ自動車は、中国で工場向け部品の物流体制を再構築する。09年に江蘇省常熟市に物流センターを稼働、これまで生産拠点ごとに分かれていた部品配送体制を一元管理する。トヨタの中国での生産台数は、2010年初頭には100万台となる見通し。生産拡大に対応して部品物流の効率化を加速、現地での競争力を高める。
物流センターを設置するのは、上海市近郊の港湾都市である常熟市の工業団地。トヨタは20万平方メートル程度の敷地を確保したもようだ。第1期工事として建築面積で約1万平方メートルの物流センターを建設する。投資額は数十億円と見られる。
トヨタには第一汽車集団(一汽集団)との合弁で設立した「天津一汽豊田汽車」(天津市)や、広州汽車集団(広汽集団)との合弁の「広州豊田汽車」(広東省広州市)など、車両工場と部品工場を合わせて10カ所の生産拠点がある。
(更新日 2007年12月12日)
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