2007/12/11

ジェイゾロフト

ディープすぎる話題が一番上なのもなんなので(汗)。

私が飲んでいる抗うつ薬について。

ジェイゾロフト(Jzoloft)先に書きましたハルシオンと同じくファイザーさんが出しています。

ただしジェイゾロフトというのは日本での薬価収載名でファイザーさん的な商品名はゾロフトです。

2006年に薬価に収載された比較的…というかとても新しいお薬です(ただしFDAは1991年に承認しています。…日本のお薬の承認が如何にクソか解りますね)。

一般名は塩酸セルトラリン(seryraline hydrochloride)といいます。

劇薬指定になっていますが、メンタルなお薬は大概そうなので、別にこれだけが特に危険というわけではありません。

半減期は人にも因りますがおよそ24時間といったところでしょうか。

注意しなきゃいけない人は肝臓の悪い人。

…お酒の好きな私は注意が必要なのか?

ま、その為に定期の血液検査は欠かせないのですが。

このお薬は楕円形の25㎎と円形の50㎎があります。

最初は25㎎から初めて徐々に増やしてゆきます。

私は25㎎×1/Day⇒50㎎×1/Day⇒25㎎×2/Day⇒50㎎×2/Dayという感じに増えています。

基本的には最大100㎎/Dayといわれていますが中には効果が見られず200㎎/Day飲んでる人もいるようです。

このお薬を飲みだして起きた変化は

1.適当になった(「まあいいか」という考えが出来るようになった)

2.体重が減った(もともとぽちゃなのですが、食欲がなくなったので普通になれました)

3.チョコレート中毒になった(中毒は大袈裟ですが、依存症くらいにはなっているかも)

大きなところはこの3点ですね。

あとは…効いているんだかいないんだかな感じですが、先生が必要として処方されているので飲んでいます。

個人的な悩みとしては薬価が高い(50㎎錠が1錠241.10円)ことですね。

ゾロフトの特許は切れているんだから日本でもゾロ(ジェネリック)が出ればいいんですけどねー…と言いながらも私自身はゾロは推奨しません。

何故って…ま、その理由については知りたい人がいたら別記します。

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きっかけと瀉血

ちょっとディープな話題を。

自傷行為っていいますと、大概はリスカ(リストカット)を連想されますよね。

私も勿論最初はそうだったのですが、実際にはいろいろありまして。

ま、現在については後述します。

きっかけは不倫でした。

勿論私が既婚者…ではなく、相手が既婚者。

最初はメル友として知り合ったのですが、彼がどうしても会いたいと言い出して会うことに。

お付き合いも彼から言い出しました。

当時学生だった私は大人な彼に徐々に惹かれていったんですね。

…で、盛り上がったところで奥様登場。

私は呆然としましたよ。

一瞬何事かわからなくって。

彼は離婚するって言ったんだけど奥様が妊娠発覚。

…ありがちですね(笑)。

で、無意識で感冒薬(今思えば死ねるわけないのに。馬鹿だなあ…)を2瓶くらい飲んでメスで手首を切って…。

…次に気づいたのは病院で、彼が泣いていました。

ごめんねっていいながら。

奥様にはひっぱたかれました。

親もいて、彼は私に近づかないって誓約書書かされて…。

…それでも離れられなかったんですよね。

だから今でも親とは勘当状態なのですが(余談)。

結局数年続きましたが、終わりは衝撃的でした。

卒業して国試に受かり、見習いながらも当直なんぞをしていたある夜。

救急車の受け入れ要請がありました。

指導医と一緒に受入れの準備をしていたそこに現れたのは、彼でした。

血塗れでストレッチャーの上にいる彼を見て動けなくなってしまった私を指導医は励ましながら処置をしましたが、結局彼を救うことは出来ませんでした。

そんなこんなで今に至る訳ですが。

自傷行為の方法も進化(?)しまして。

未だにたまーにやってしまうのですが「瀉血」という方法があります。

要するに自分で自分の血液を抜くのですが。

一見難しそうに見えますが、私にとっては別段難しいことではないです。

多いときは500mL×2回とか(献血より多いです)。

流石にふらふらしていましたけど。

最近は有意義に生かそうと献血に足しげく通うのですが、一定の期間を置かなくてはならないので、物足りないときは自分で抜いてます(笑)。

自分で抜いて翌日に献血に行くとHbが低くて断られるということも学習しましたし。

これがいいのか悪いのかは解りません(自分がプシのDr.なら勧めませんが)。

でもこれで心の平安が保たれているならよいのでは?とも思います。

因みに瀉血の利点は傷口が小さいことです。

リスカみたいにすっぱりばっさりはしないので、あとあと面倒な質問を受けたりとかがありません。

でも、推奨している訳ではありません、決して。

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マイスリー

ほんとは金曜日に書いていたんだけどPCの調子が悪くて断念。

…で、今日になりました。

前回のハルシオンから「睡眠導入剤」つながりで。

マイスリー(Myslee)アステラス製薬株式会社(山之内+藤沢)が出しています。

因みに開発はサノフィ・アベンティス社(当時はサノフィ・サンテラボ社)です。

余談ですが、藤沢サノフィ・アベンティスとの合弁関係を解消したらしいですが、このお薬についての扱いは何ら変更がないそうなので、ユーザーには全く何の影響もありません。

さて、このマイスリー(あくまでも日本でのお名前です。欧州ではStilnox、米国ではAmbienと呼ばれているらしい)。

一般名はゾルピデム(酒石酸ゾルピデム/Zolpidem tartrate)といいます。

フィルムコート錠で5㎎と10㎎があります。

シートの色が5㎎はグリーン、10㎎はピンクとちょっと可愛いので私は意外と好きだったりします。

この薄いオレン色の錠剤との出会いは…2年ほど前になります。

転勤してストレスで眠れなくなっちゃったんですね。

で、処方してもらった訳です。

この手のお薬はなんでもそうなのですが、基本的に眠る準備が出来上がってから飲むものです。

そんなことはよーっく知っていたにも関わらず、おバカな私は飲んでからお洗濯とか始めちゃったんですよ。

で、翌日。

…記憶がない(汗)。

ま、俗に言う「一過性前向性健忘」ってやつなんですけれども。

どうやらいろいろとやらかしていたらしく、なんか怪しいお料理とか(しかもそれをお弁当にする予定だったらしい形跡も…)いつの間に買出しに行ったのかひとりでパーティー状態だったりとか、謎の痣(しかも妙に大きい)が出来ていたりとか…。

一晩でよく活動したなあ、と。

因みに最後はちゃんとベッドに入ったらしい。

そんなこともあり、暫く離れていたのですが、訳あって今年の10月くらいに再会の運びとなりました。

…勿論今は気をつけております。

ああ、で、私の個人的なことはさておいて。

このお薬の事を書かねば。

血中最高濃度に達するのはおよそ0.7時間~0.9時間、およそ消失半減期は1.7時間~3時間。

「効いてきたかも」と実感するのは最短15分といわれています(私も実際そのくらいで記憶が薄れます)。

そして、8時間後の血中濃度を調べると投与量に関係なくほぼゼロらしいです。

ほぼゼロってことは、夜寝る前に飲んだら朝には残り難いってことですよね。

そういう意味では優秀なお薬なのかも知れません。

…一部の副作用(?)を除いては。

で、そんなお薬なので致死量はとんでもない量になります。

もう計算するのも嫌なくらい。

要するに死ねないお薬ってことです。

…誰もそんな結論は求めていないですよね(汗)。

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2007/12/06

ハルシオン

とりあえずベタなところから。

ハルシオン(Halcion)ファイザー株式会社が出しています。

ファイザーさんといえば色々と有名なお薬はありますが、このハルシオンはもともとファイザーさんが作ったものではありませんでした。

昔はアップジョンという会社さんが作っていたんですよ。

ま、そこは大人の事情もありますので、多くは触れませんが。

そんなお話はさておいて。

世の中での印象はあまりよくないと思われるこのお薬。

ドラマの自殺のシーンで使われていたり(って古いかな)ネットでも色々言われたりもしていますが、そんなに凄いお薬ではありません。

まず、0.125mgと0.25mg があります。

俗に前者は「金のハルシオン」、後者は「銀のハルシオン」と呼ばれちゃったりもします。

因みにこの数字は錠剤の重さではなく有効成分の含有量ですのでお間違いなく。

お薬には名前がいくつかありまして、まず「ハルシオン」というのは商品名です。

更に一般名という呼び方もありまして、それは「トリアゾラム(Triazolam)」といいます。

商品名である「ハルシオン」はファイザー社のみが名乗れるもので一般名の「トリアゾラム」は総称になります。

ジェネリック医薬品でも「トリアゾラム」ということです。

因みに最高血中濃度到達時間は約1.2時間、半減期は約2.9時間、作用時間は7時間ほどといわれています。

そしてそして、よく「睡眠薬」で言われる多幸感とかは味わえません。

ただただ単に眠くなるだけ。

しいて言うなら抗コリン作用で口が渇いたりとかはあるかもしれませんが。

そして致死量は「銀のハルシオン」で60Kgの人が死のうと思った場合、約170万錠(推定計算ですが)が必要です。

…そんなに飲めるか!っていうのが正直な感想です。

そしてもうひとついうなればこれは「睡眠薬」ではなく「睡眠導入剤」と呼ぶのが正しいです。

因みに私と「銀のハルシオン」のお付き合いはまだ1週間程度です。

追加で出してもらったってとこですかね。

…まだ眠れないけど。

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とりあえず書いてみる

over-medication なんて書いてしまうとかっこよく見えちゃうんですけど、その実は単なる「薬漬け」。

いろいろお世話になっているお薬たちのこととかいろいろ書いてみます。

よろしくです。

現在飲んでいるのは…んーと、ジェイゾロフトとかリーマスとかリボトリールとかマイスリーとかハルシオンとか…とかとかとか。

あ、あとエリスパンとデパスとワイパックスは常に持ち歩きです。

それとは別の意味でロキソニンとムコスタとミオナールは手放せません。

そして大概クラリスロマイシンとかPLとかダーゼンとかも持っていたりもします。

決してあやしいおくすりだけではないです。

ま、詳細は徐々に書いてみようかと。

本職っぽいところも見せておかないとね(笑)。

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