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医学部の定員20人増/横浜市大
- 政治・行政
- 2007/12/12
横浜市大は十一日、二〇〇八年度入学者の入試を皮切りに、医学部医学科の入学定員を六十人から八十人に二十人増員することを正式に発表した。文部科学省、厚生労働省、県との協議に基づき、「一般枠」として六十人のほか、新たに「神奈川県地域医療枠」を設け、二十人を募集する。
横浜市は深刻化する医師不足を解消するため、緊急医師確保対策として市大医学部医学科について二十人の増員を求めていた。同日付で、届け出が文科省に受理され、認められたという。
一般枠は入学後の六年間、医学科教育カリキュラム、卒業後の二年間は初期研修を履修する。
一方、県内の地域医療を担う人材育成を目的に設けられた県地域医療枠は、卒業後の二年間まで一般枠と同じカリキュラムでその後、三年間の専門医研修を経て、四年間地域医療実践プログラムを受ける。
専門医研修からの計七年間は、横浜市大の付属病院をはじめ、県立病院、公立病院、共済病院など県内の医療機関で研修や診療を行うという。
横浜市大は「優秀な医師が横浜の医療機関に定着し、地域医療へ貢献してほしい」と期待している。
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