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12/11-13:01--タクシー運賃値上げ　倉敷など　72社で50円アップ

　中国運輸局は１０日、倉敷、総社、津山などのタクシー事業７２社が申請していた運賃値上げを認可した。各社の運賃は１７日から小型初乗り１・０�舛韮苅毅葦漾�同１・５�舛韮僑隠葦澆鵬�定され、いずれも５０円のアップとなる。 　認可したのは、総社両備タクシー（総社市）、早島タクシー（早島町）、備北タクシー（高梁市）、津山タクシー（津山市）など。個人タクシーからは申請がなかった。 　同局は、５月までに１１３社、県内法人車両数の７６％が運賃改定を申請したため、１１月２６日に上限運賃の改定を公示した。 　申請しなかった事業者も公示後に値上げを申請できるが、岡山市内の大手４社（新中国交通、吉備交通、大和交通、八晃運輸）の約６００台が申請しないことから、認可直前の７日夕方に同市内などの４１社、約１６６０台が一斉に値上げ申請の取り消しを申し出た。 　運賃の不均一で乗客に不公平感を与え、乗務員とのトラブルにつながるという理由で、両備グループ４社や平和タクシーなど大手が決断。中小のタクシー会社も追随したと見られる。 　また、倉敷地区では今回申請を取り消した大手の倉敷市内営業所でも、岡山市内と同様に運賃据え置きとなるため、値上げと据え置きのタクシーが混在する恐れが出ている。 　倉敷タクシー（倉敷市）、野村交通（同）などは運賃値上げが認可されており、県タクシー協会倉敷支部は、営業所ごとで運賃値上げ申請を認可するよう同局に要請する。

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