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■ DivX - DVD からDivXを上手につくる確実な方法(Gordian Knot)
DVDをもとに、画質のきれ〜いな動画ファイルをつくってみましょう!!
ここでつくるのは、CD1枚に収まるほどのコンパクトな動画ファイルですが、
画質はなんとDVD並みという、とんでもないヤツです。
手元にあるDVDを、このような動画ファイルに変換して、ハードディスクに保存しておくと、
DVDを再生するよりももっと手軽に、映画やドラマなどを楽しむことができますよ〜。
なお、ここで紹介している方法を、その通り実行するだけで、
高画質&好きな言語(&字幕あり)のaviファイルを、だれでもかんたんに、
しかも無料で作ることができます!!
フリーのツールということで、作業はちょっとたいへんかもしれませんが、
がんばってついてきてくださいね。
では、はじめましょう!
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★ ステップ1: 「DivX」と「Gordian Knot」のインストール
★ ステップ2: 「DivX」の設定方法
★ ステップ3: 「robot4rip」によるリッピング作業
★ ステップ4: 「Gordian Knot」で「DivX」エンコード
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けっこう時間がかかるので、ひたすら放置。。。 Zzz
:
★ ステップ5: 完成〜 (o^-')b
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▼ ステップ1:「DivX」と「Gordian Knot」のインストール
ここでは、「Gordian Knot」 というツールで、DVDから動画ファイルをつくっていきます。
「Gordian Knot」は、DVDを動画ファイル化するのに必要なあらゆるツールが
ひとまとまりになったフリーソフトです。
「DivX」のほかに、「XviD」や「x264」などのコーデックでも、動画ファイルがつくれる優等生で、
細かい設定ができる分、高画質な映像をつくることができます!!
では、早速 「Gordian Knot」をインストールしてみましょう!
基本的に、上でダウンロードした2つのファイルは、すべてインストールします。 |
▼ ステップ2:「DivX」の設定方法
インストールが済んだら、はじめにDivXの設定をします。
ここでの設定のいかんによって、画質の良し悪しが決まってしまうので、
かなり大事な作業になります。
ただ、このDivXの設定は奥がふかく、
「これが最高だ!!」という設定を見つけるのは、至難の業です。
本当に満足のいく画質を手にするには、少しずつ設定を変えながら、
何度も何度もためしてみないといけないので、根気のいる作業です。。。
ここでは、私なりの設定を紹介していきますが、これがベストとは限りません。
もちろん、いろいろ試行錯誤した結果、「これだ!!」という設定をのせているつもりですが、
『やっぱこうだろ〜』といった、貴重なご意見いただけますと、うれしいかぎりです。。。 m(_ _)m
1) 「First Pass」の設定
Gordian Knotを起動したら、「Options」タブをクリックし、つづいて
「DivX 5 default codec settings」にある、「First Pass」をクリックしてください。
» DivX のバージョンが「6.x.x」の場合は、DivX コーデック(バージョン6)の設定方法 も併せて参考にしてみてください!
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まずはじめに、「エンコードモード」を、「マルチパス、最初のパス」に変更します。
(DivX 6.x.x をお使いの場合は「マルチパス、初回のみ」を選択してください)
つづいて、「DivX R Certified Profile の選択」をクリックすると、下のような画面になります。
あなたが、ここでつくる動画ファイルを、パソコン上だけでなく、DivX対応のDVDプレーヤー
などでも鑑賞したい場合は、ここの設定を変更してはいけません。
ですが、『パソコン上で見られればそれでいい』というのであれば、
さらに高度な設定をすることができます!!
「DivXR Certified」のチェックをはずすと、上のような警告がでるので、「OK」をクリックします。
次へ進んだら、「双方向エンコーディング」を「アダプティブ マルチプル コンセキュティブ」にし、
「クォーター ピクセルの使用」にチェックをいれます。
こうすることで画質がより高くなりますが、クォーターピクセルを有効にすると、
DivX対応のハードウェアプレーヤーで再生できないファイルになるので、注意が必要です。
(パソコンで見るヒト専用のオプションですね〜)
なお「GMC の使用」は、何度か試してみましたが、
画質の変化はあまり実感できなかったので、チェックをいれる必要はないと思います。
※ 必要な場合のみ・・・
上の「DivXR Certified Profile」がホームシアターのままになっている場合は、
「エンコード パフォーマンス」を設定することができます。
「低速」を選ぶと、画質が非常にきれいなのでおすすめですが、
作業にかなり時間がかかります。(映画だと、一晩中かかる可能性大)
ただ、「高速」はやめといたほうがいいです。。。(画質低下の大きな要因)
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つづいて、「ビデオ」タブの設定です。
「映像設定」のところでは、「心理視覚モデル」にチェックをいれるとよいでしょう。
ここでは「低速」ではなく、「高速」を選ぶようにしてください。
低速にすると、ノイズが発生して逆効果になることが多いので、高速を選びましょう!
※ 「クロップの有効化」と「リサイズの有効化」は、ここではいじる必要はありません。
「詳細」の部分は、映画やドラマなど、実写の映像の場合は、特にいじる必要はありません。
ただ、ソースがアニメの場合は、「インターレーシング」の設定を、「インターレース解除ソース」にしておくことをおすすめします。
ちなみに、「量子化タイプ」は、「H.263」だと低レートで高画質になるように最適化、
「MPEG-2」は高レートで高画質になるように最適化されます。
700MB 以下の動画ファイルを作る場合は、「H.263」で十分です。
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2) 「Nth Pass」の設定
「First Pass」にひきつづき、「Nth Pass」の方も設定していきましょう!
基本的に、「Nth Pass」の設定は、「First Pass」の設定と同じにしてください。
ただし、「エンコードモード」の設定だけは、下のように「マルチパス、N-番目のパス」にします。
(DivX 6.x.x をお使いの場合は「マルチパス、二回以上」を選択してください)
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▼ ステップ3:「robot4rip」によるリッピング作業
「robot4rip」は、1.DVDのリッピング → 2.音声ファイルのmp3化 → 3.字幕ファイルの作成
まで、ぜ〜んぶ一人でやってくれる強力なツールです。
さっき、「Gordian Knot」をインストールした時に、一緒にインストールされているはずなので、
ここで新たに「robot4rip」をインストールする必要はありません。
» 「スタート」→「すべてのプログラム」→「Gordian Knot」→「robot4rip」 から起動
robot4rip を起動したら、あなたの環境にあわせて、設定を変更してやりましょう! 詳しくは次のリンク先を参考にしてみてください。 |
robot4rip を起動した状態でDVDをマウントすると、DVDの内容が画面に表示されます。
「program chains」・「audio tracks」・「subtitles」の3つのパートがありますので、
リッピングの前にこれらの設定をしてやります。
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いちばん左の「program chains」では、DivXエンコードするソースを選択します。
通常は、メインムービーが選択されるようになっているので、特に設定を変更する必要は
ありませんが、ドラマやアニメなど、特定の回のみを動画ファイル化したい場合は、
適当なファイルに変更してください。
つづいて、「audio tracks」の設定です。
ここでは音声の言語を指定します。複数の言語にチェックがはいっている場合は、
上のように、1つだけにチェックをいれてください。
(「2ch」と「6ch」の2種類がある場合は、「6ch」だけにチェックを入れましょう。)
チェックが済んだら、チェックをつけた言語名の上で右クリック後、
「1 - mp3 vbr 128」をクリックします。
「no transcoding」のままだと、音声部分がmp3化されなくなってしまうので、
注意してください。
最後は字幕の設定です。
左のように、日本語字幕ファイルが複数あることがありますが、このようなときはそれらすべてを選択してください。(すべての「Japanese」にチェックをいれておかないと、字幕がきちんとのりません。。。)
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それでは準備が整ったので、いよいよリッピングです!!
ファイルの保存先を確認したら、「Start」ボタンをクリックしましょう。。。
※ 「Start」ボタンを押す前に、その左にある8つのアイコンの内、×印が「Finalize」というアイコン以外についていないことを必ず確認してください!! 万一×印がついているような場合は、そのアイコンを1度 だけクリックして、×印を消すようにしてください。
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▼ ステップ4:「Gordian Knot」で「DivX」エンコード
1)「Bitrate」タブの設定
リッピングがすんだら、もう1度「Gordian Knot」を起動します。
はじめに、「Bitrate」タブを選択してください。
画面のいちばん左下に、左のような画面があるので、「Open」をクリックします。
さっきリッピングしたD2Vファイルを開くと、下のような新しいウィンドウが出現しますが、、、
このウィンドウは作業が終わるまで、絶対に閉じないようにしてください。
ここで「FPS」の値を確認しましょう。
(おそらく「29.970」になっていると思います。)
「29.970」になっていたら、「23.976」に変更してください。それ以外の値の場合は、特に修正の必要はありません。
FPSの設定の次は、mp3ファイルの設定をしましょう!
(1)の「Select」をクリックしてください。
音声ファイルを選ぶよう言われますが、上にもあるように、AC3ファイルではなく、
mp3ファイルを選ぶように注意してください。
(AC3ファイルを選んでしまうと、恐ろしく低画質な動画ファイルができてしまいます。。。)
つづいて(2)の「Add」をクリックしてください。
ここでは字幕のファイルを選択しますが、あとでしっかり設定し直すので、
とりあえずは適当に選んでおきましょう。(あくまでサイズ計算のためです。。。)
さっき「robot4rip」でリッピングした際に、字幕を「WinRAR」で圧縮するよう設定していたなら、
RARファイルとIDXファイルを、そうでないならSUBファイルとIDXファイルを選びます。
つづいてコーデックの選択ですが、ここでは当然「DivX 5」を選びます。
(「DivX 3.11」ではありませんので、ご注意を。。。)
次の「Total Size」の画面では、これから作る動画ファイルのサイズを指定できます。
通常は、いじる必要はありませんが、たとえば、前半・後半で2つのファイル
をつくりたい場合は、ここの設定を変えてやる必要があります。
(「1 CD =」でファイル1つあたりのサイズを、「Number CD」でいくつに分けるかを設定)
最後に、下の「Audio 1:」の部分が、「vbr mp3」になっているか確認してください。
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2)「Resolution」タブの設定
ここでは、これから作る動画ファイルのアスペクト比などの設定をします。
左の「Input Resolution」と、右の「Input Pixel Aspect Ratio」の設定は、
ソースであるDVDにあわせるようにしてください。
(DVDのパッケージの裏に必ず書いてあります。
左はたいてい「NTSC」、右は「16:9」か「4:3」のいずれかでOKなハズ。。。)
つづいて、画面の下の方にある、「Bits/[Pixel*Frame]」を見てください。
上の赤く丸をつけた部分の数値はどうなっていますか?
ここがもし、「0.170」を大きく下回っていたら、上にあるつまみを左に移動させて、
数値を微調整してやってください。
だいたい、0.170〜0.250程度の値にしておくといいようです。
(1CDの場合は0.170〜0.200、2CDの場合は0.200〜0.250が目安です)
最後に、右の「Crop [before resize!]」のところで、「Auto Crop」をクリックしてください。
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3)プレビューウィンドウでの設定(主に字幕)
ここでプレビューウィンドウの出番です!
「View」→「Resized」を選択後、「Save & Encode」をクリックしてください。
左側の「Resizing」は変更しなくてOK!! 右の「Resize Filter」に注目してください。
ここは通常は「Lanczos [sharp]」で問題ありませんが、2時間半以上の長い映像の場合は、
「Simple [fast]」を選ぶとうまくいきます。
つづいて字幕の設定です。
「Select VobSub Files」から字幕ファイル(IDXファイル)を選択したら、
下の「Preview」をクリックしてください。
きちんと字幕のついた動画(音声なし)が見られればOKです。
(ここでもし字幕の位置がずれているようならば、
「VobSub」で作った字幕のずれを直す方法 (VobSub位置ずれ修正器) を参考にしてみてください)
また、字幕は一応のっているものの、横に若干つぶれたような感じになっている場合は、
「before Resizing (default)」 についているチェックを、「before Cropping」 に変更して、
もう一度、下の「Preview」ボタンをクリックしてみてください。
今度はうまくいったと思います。
無事字幕がのったところで、ひき続き圧縮のテストをしますが、
その前に、「IT_YV12 - Avisynth 用逆テレシネプラグイン」 をダウンロード
してください。(このファイルは、フレームレートを「23.976fps」化するのに必要なファイルです)
ダウンロードしたファイルはzip圧縮されているので、
適当なツールで解凍します。
ZIP形式解凍ツール: 「Lhasa」 のダウンロードはこちら
ファイルを解凍すると、「IT.dll」 なるファイルが出現するので、これを上の図のように、
「C:\Program Files\GordianKnot\AviSynthPlugins」 内にコピー&ペーストしてください。
(本当は任意のフォルダに保存していただいて構わないのですが、
説明を簡略化するために、ここでは上記の通りに設定してください!)
以上で準備は整いました。もう一度 「Gordian Knot」 の画面に戻ってください!
「Compressibility Check」を「Off」から「Use」に変更して、「Edit」をクリックします。
上のような画面が現れましたか?
とっつき難く感じられるかもしれませんが、上からゆっくりチェックしていくと、
# SOURCE
mpeg2source("../hoge.d2v")
なる2行が見つかるはずです!(その次の行は 「# TRIM」 のハズ!)
見つかったら、「mpeg2source("../hoge.d2v")」 と 「# TRIM」 の2行の間に、
次の3行をコピー&ペーストしてください!
# ADJUST FRAME RATE
LoadPlugin("C:\Program Files\GordianKnot\AviSynthPlugins\IT.dll")
IT(fps=24,ref="TOP",blend=false)
上の黒い図のような状態になりましたか?
スクリプトの編集が済んだところで、下にある 「Preview」 ボタンをクリックします!
ここで問題なく映像が再生されれば成功です!
うまくいかない場合は、「IT.dll」 の保存先が間違っているか、先程、3行のコードを挿入した際に位置を間違えたかのいずれかが原因ですので、よく確認してみてください。
うまく再生できたら、左下の 「Comp Check」 をクリックし、続いて
「OK」 をクリックして、圧縮のテストを開始しましょう。
テストが済んだら、上の赤く丸をつけた部分に注目してください。
ここの背景が、こんな()ふうに真っ赤になっていたら、上のつまみを
少しずつ左右に動かして、赤くならなくなったところで止めてください。
調節が済んだら、先ほどのプレビューウィンドウの「Save & Encode」をクリックし、
画面の右下の「Edit」をクリックします。
再び例の画面が現れますので、先程と同様に、
「mpeg2source("../hoge.d2v")」 と 「# TRIM」 の2行の間に、次の3行をコピー&ペーストです!
# ADJUST FRAME RATE
LoadPlugin("C:\Program Files\GordianKnot\AviSynthPlugins\IT.dll")
IT(fps=24,ref="TOP",blend=false)
以上で準備は完了ですので、「Save & Encode」 をクリックしてください。
ここで保存先に指定したフォルダに、完成した動画ファイルが保存されますので、
どこか適当に、空のフォルダを用意して、そこに保存するようにしましょう。
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4)エンコードの前に・・・
おつかれさまでした〜♪ いよいよ最後の設定です!!
「Audio1」タブを選択したら、「Select」をクリックし、「robot4rip」でリッピングした際の
mp3ファイルを選択してください。
最後に、「Just Mux」をクリックしたら、「DivX 5」タブを選択します。
「Re-calculate Bitrate if needed」にチェックをいれます。
「Add Job to Encoding Queue」をクリックし、
ひき続き「Yes」をクリックすれば作業終了!!
あとはひたすら待ち続けます。。。 zzZ
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