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【社会】

無資格の税理士行為に有罪 ジンギスカン店脱税事件

2007年12月11日 20時49分

 札幌市の有名ジンギスカン店「だるま」を舞台にした脱税事件で、無資格で確定申告書を作成したとして税理士法違反の罪に問われた在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)系の在日本朝鮮北海道札幌商工会幹部河栄学被告(35)に、札幌地裁は11日、懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。

 被告の行為が確定申告書の作成に当たるかどうかが争点だったが、坂田威一郎裁判官は「極めて専門的な事項について自ら判断しており、単なる機械的事務にとどまらないのは明らか」と指摘した。

 弁護側は「会員が持ち込んだデータを機械的に入力したにすぎない」として無罪を主張していた。

 判決によると、河被告は2005年1月から06年3月にかけ、だるまの男性経営者=所得税法違反罪で罰金刑が確定=らに頼まれ、確定申告書6通を無資格で作成した。

(共同)
 

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