仏メディア団体、中国での報道の自由求めて香港で抗議 | |
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[香港 10日 ロイター] 報道の自由を求めるフランスの活動家5人が10日、中国への入国ビザの発行を拒否されたとして、当地にある中国政府の連絡事務所前で手錠で五輪のマークを描いた旗を広げるなどの抗議活動を行なった。中国では来年8月、北京五輪が開かれる。
5人は国際メディア団体「国境なき記者団」のメンバー。当初は国際人権デーに合わせて北京の天安門広場でデモを予定していたものの、7日に中国への入国を拒否されたという。
「国境なき記者団」のメナール事務局長は、五輪開催までまだ8カ月あるとして、中国当局に収監中のジャーナリストの釈放などを要求。同団体では先週、国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長あてに公開書簡を送り、ジャーナリストへの迫害を黙認しているなどと抗議した。
これに対して中国政府は、来年の夏季五輪を「公平かつ客観的に」取材するための外国人記者の訪問を歓迎するとの意向をあらためて示した。また、中国外務省の報道官はパリに拠点を置く同団体は「常に中国を攻撃している」とコメントした。
5人は国際メディア団体「国境なき記者団」のメンバー。当初は国際人権デーに合わせて北京の天安門広場でデモを予定していたものの、7日に中国への入国を拒否されたという。
「国境なき記者団」のメナール事務局長は、五輪開催までまだ8カ月あるとして、中国当局に収監中のジャーナリストの釈放などを要求。同団体では先週、国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長あてに公開書簡を送り、ジャーナリストへの迫害を黙認しているなどと抗議した。
これに対して中国政府は、来年の夏季五輪を「公平かつ客観的に」取材するための外国人記者の訪問を歓迎するとの意向をあらためて示した。また、中国外務省の報道官はパリに拠点を置く同団体は「常に中国を攻撃している」とコメントした。