【2007年12月11日19時18分 更新】


1.ポイ捨て料金徴収から10日 効果は?
 (12/11 17:36)

歩きたばことゴミのポイ捨てが禁止されている宮崎市の中心市街地では、12月1日から、指導に従わない違反者から、2000円が徴収されています。徴収開始から10日余り、効果は現れているのでしょうか?今年6月、宮崎市は、橘通りの市役所前からデパート前までと、一番街、それに若草通りを、指定場所以外での喫煙とゴミのポイ捨て禁止区域に指定し、14か所に喫煙所を設けました。11月までの半年間は、4人の監視員が、違反者に口頭で指導してきましたが、12月からは、指導に従わない違反者から2000円を徴収しています。宮崎市によりますと、12月1日から10日までの10日間の指導数は、これまでの約3分の2に減少していて、今のところ、2000円を徴収したケースはないと言うことです。(指導員は)「確かに少なくなったことは間違いありません、意識がみなさん、だいぶ高くなった気がします」(喫煙場所でタバコを吸う愛煙家は)「宮崎以外でもやっている所はいっぱいあるので、それぐらいしてもいいんじゃないかと思う」「アーケード街は吸わないようにしている、うっかりいつもの調子で吸う時はあるけど気をつけているつもり」しかし、11日も、禁止区域でタバコを吸っている人や、路上に落ちている吸殻やゴミが見られました。(指導員は)「今まで同様、巡回して、お願いしてまわります」市では、今後も指導を徹底しながら、きれいな街づくりをめざしたいとしています。


2.県議会一般質問
 (12/11 19:04)

県議会、11日の一般質問では、知事のイラストが、風俗店の広告に使われていることが指摘されました。これに対し、東国原知事は、県の管理は難しいとの認識を改めて示しました。知事イラストの管理を巡っては、産地偽装のうなぎや「地鶏」と誤って表示され、インターネットで販売された商品に、貼られていたことが分かり、その管理のあり方が問題となっています。11日開かれた県議会の一般質問で、愛みやざきの武井議員は、「最近では、風俗店の広告などでも知事のイラストが使用されており、イラストを県が管理すべき」と指摘しました。(愛みやざき・武井俊輔議員)「知事の顔は、宮崎県の顔ですから、この顔が風俗店に使われているのは、県民として耐えられない」(東国原知事)「風俗店の宣伝に私のイラストが使われているのは、非常に因縁めいたものを感じる」「こういったものを県が管理する。これが全国、世界に広がったとき、どこまで管理するか、私は疑問です」東国原知事は、このように述べ、イラストの管理の難しさを説明した上で、今後、弁護士などと相談しながら、イラストの使用について、検討していきたいとしています。


3.中心市街地活性化協議会
 (12/11 17:36)

宮崎市の中心市街地活性化協議会が開かれ、大型立体駐車場や橘通りの公園化など、活性化に向けた事業の進ちょく状況が報告されました。この協議会は、今年5月に、国から認定を受けた「中心市街地活性化基本計画」について、関係機関の連携を深めようと、宮崎市が開いたもので、行政や商店街の代表ら約50人が出席しました。協議会では、まず、宮崎市から、中心市街地の通行量などが説明されました。休日の中心市街地の通行量は、平成10年11万人余りでしたが、現在は約6万人に半減しています。このため、基本計画では、平成23年までの目標値として、現在の40パーセント増となる8万4600人に増加させたいとしています。現在は、橘通東3丁目の大型立体駐車場など、計画に沿って67の事業が進められていて、今後、実効性のある事業なのか、追跡調査を行うことも決まりました。協議会では、来年2月に、シンポジウムも計画していて、市民や関係機関との連携を図りながら、中心市街地の活性化につなげたいとしています。


4.日本フィルのメンバーが小学校で演奏
 (12/11 17:36)

日本を代表するオーケストラ、日本フィルハーモニー交響楽団のメンバーが、11日、宮崎市の小学校で、コンサートを開きましたこのコンサートは、子どもたちに、演奏の素晴らしさを知ってもらおうと開かれたものです。コンサートでは、日本フィルハーモニー交響楽団のメンバー4人が、クラシックや民謡、それにポップスなど、合わせて9曲を演奏しました。児童たちは、音楽に合わせて体を揺らしたり、歌を口ずさんだりしながら、弦楽器の音色を楽しんでいました。そして、最後には、大宮小学校の校歌を演奏。児童たちは、弦楽器に合わせてうれしそうに歌っていました。(児童たちは)「ものすごくきれいな音で心に響きました」「ピアノじゃなくて、バイオリンとかで初めて演奏してもらったのでとても良かったです」日本を代表するオーケストラメンバーの生演奏は、児童たちにとって、大切な思い出となったようです。


5.一家でイセエビ密漁・起訴事実認める
 (12/11 17:36)

家族でイセエビを密漁したとして、県漁業調整規則違反の罪に問われている一家4人の初公判が、宮崎地方裁判所で開かれました。起訴されているのは、宮崎市大島町の塗装業、長友利男被告52歳や、その妻と、2人の息子のあわせて4人です。起訴状によりますと、4人は、今年8月、知事の許可を受けずに、宮崎港周辺で、イセエビ68キロ余りを密漁した他、今年4月から8月にかけて、大阪の水産会社に、密漁したイセエビ2300キロ余りを、約1300万円で販売したとして、県漁業調整規則違反の罪に問われています。宮崎地裁で開かれた11日の初公判で、4人は、「間違いありません」と起訴事実を全面的に認めました。次回公判は、来年1月29日に開かれます。


6.都城駐屯地で炊事などの競技会
 (12/11 17:37)

災害に備えようと、陸上自衛隊都城駐屯地では、野外炊事や車両操縦の競技会が開かれました。競技会には、隊員約150人が参加、このうち、車両操縦競技では、車両の故障か所を発見・修理し、出動可能にする時間が競われました。また、炊事車両を使用した野外炊事競技では、味だけでなく、衛生面にも気を配りながら料理を手早く仕上げていました。県内に甚大な被害をもたらしたおととしの台風14号では、都城駐屯地から多くの隊員が救援活動に出動したと言うことで、都城駐屯地では、競技会を通して、隊員の後方支援能力を高めたいとしています。


7.ムーブ・年間コンクールでMRT優秀賞
 (12/11 17:37)

JNN九州・沖縄・山口ネットのドキュメンタリー番組、「ムーブ2007」の年間作品コンクールで、MRT宮崎放送制作の「みんな待ってるから〜訪問看護師奮闘記〜」が優秀賞に選ばれました。先日、福岡市内で行われた表彰式では、映画監督の原一男さんから、MRTの黒木隆ディレクターにトロフィーが手渡されました。番組は、去年実施された医療制度改革による、慢性的な看護師不足の中、訪問看護に打ち込む女性の奮闘ぶりを描いたもので、12月27日木曜、深夜1時35分からMRTテレビで再放送されることになっています。