人気ブログランキングへ ブログ村ランキングへ
<おことわり>本日2話連続アップです。
そして、孝昭くんの停学も解け、とうとうツアー当日。
目的がどうあれ、こういう小旅行を仲間と行くのは楽しいものです。
以前は、僕たち原付組と孝昭くんたち中大型バイクの速度差が大きかったので、2派に分裂したものでしたが、今回からは村山くんの「トレノ」が加わったため、その必要がなくなりました。
50cc組、無免許組は、トレノと大型バイクの後部座席に分乗。
僕と西条くんは村山くんの車に乗せてもらうことになりました。
「行くぞ!殺人ケーキ屋ツアー!」
ジェミーの言い出したタイトルがなぜか浸透しています。
「おーーーーーーっ!」
誰も否定しません。
新しいバイパスを抜けて僕たちは国道へ。
が。異変はここで始まりました。
「おっせ〜〜〜な〜〜〜〜」。
いらついているのは例によって西条くんですが、確かに遅い。
車の流れは時速50Kmを切っていました。
もとよりバイパスは50km制限でしたので、それは間違いではないのですが。
西条くんは窓を開けて、孝昭くんを車の横に呼びました。
「孝昭ぃ。前、なにがつっかえってるか見て来いよ」。
親指で合図する孝昭くん。
やがて孝昭くんがまたトレノの横に並走し、カウルを上げると
「なんかなー。すっげー遅いフロンテクーペが前にいる〜〜〜」。
「フロンテぇ?」
やがて見渡しのいいところまで進み、トレノからの視界にも大名行列の先頭が見えてきました。
「あー。あれだー。フロンテクーペ」。
台数にして20台ほど前に、自然渋滞の元凶が見えて来ました。
「なんか後ろの車もいらついてるなぁ」。
フロンテクーペの後ろには、ベッタリと、大きなワゴン車。キャラバンがくっついていました。
かなりいらついているようで、激しく蛇行したかと思うと、対向車線にはみ出して抜こうとします。
が。フロンテクーペ。これをちっちゃいボディで俄然阻止。
それはあきらかに「わざと」に見えました。
「なんだぁ?あのちっこいの」。
「うん。でも、あのキャラバンもキャラバンだよなぁ。びったしくっついてるぜ」。
確かに。後ろのキャラバンのドライバーは決して質のいいものには見えません。
次から次にいやがらせをしかけます。
なにやら窓を開けて罵声をとばしているのも見えました。
人間。でっかいものにちっちゃいのがいじめられていると、自然と小さい方に味方するものです。
いつしか僕たちも
「がんばれ!フロンテ!負けんな!」
「いいぞーー。抜かせんなーーー!」
やがて中間の車が2台、3台と抜けていき、僕たちにはフロンテクーペとキャラバンに近づくことになり、その詳細がわかってきました。
キャラバンは、フロンテクーペの後ろにほとんどベッタリとくっつき、パッシングなどをしかけ、すさまじい煽りを続けていました。
フロンテクーペは、キャラバンがべったりとくっつく度に、パパパパっとブレーキランプを光らせます。
その度に、キャラバンもブレーキをかけて距離があきますが、またすぐにベッタリくっつく、というのを繰り返しているようでした。
村山くんが解説します。
「あのフロンテさ。アクセル踏んだままブレーキランプだけつけてるな」。
「あ。そういうことなのかぁ」。
「うん。実際はブレーキかけてないんだ。だから距離離れるんだよ」。
「ふうん。賢いヤツ」。
やがて信号にさしかかり、黄色になったために先頭のフロンテクーペは停車。
と、思わせ、後ろのキャラバンが止まったのを確認すると猛烈な勢いでダッシュ!
結局キャラバンだけが赤信号でつかまってしまいました。
「あーーー。ありゃぁキャラバン、すっげーいらついてんな」。
その言葉通り、キャラバン、赤信号を無視して猛烈なダッシュでフロンテクーペを追いかけます!
やがて信号が青になり、僕たちのグループも追いかけるように出発。
しかし。
そこから100mほどのドライブインの駐車場に、さっきのフロンテクーペとキャラバンが停まっていました。
「ありゃ。やばいじゃん。フロンテクーペって2シーターだろ?村山」。
「うん。そうだ。多くて2人しか乗ってないってことだ」。
「あのキャラバンの連中、因縁つけにいくぞ。あれ」。
「どうする?止める?」
「そうだな。とりあえず様子見るか」。
僕たちの車も、遠巻きに駐車場へ。
西条くんの言う通り、キャラバンからはどやどやとトビか土木作業員のような若いアンちゃんたちが降りて、フロンテクーペをとり囲んでいました。
見るからに危険な状態!
「くらぁっ!出て来い!」
そのひとりがドアを蹴ったとき
バンッ!!
フロンテクーペの運転席ドアがものすごい勢いで開き、ドアを蹴った男がよろけて転びました。
「てめっ!」
作業員らしきあんちゃんたちが怒声とともに、降りて来た運転手に襲いかかります。
が・・・
それからわずか数十秒。
襲いかかった作業員たちは、全員が地べたにうつぶせになっていました。
「ええええええ?」
「つ、つええ!」
「なんだあいつ?」
僕たちは目を見張りました。
そして、フロンテクーペの男は、最後に倒したやつの頭をおもいっきり地面にふみつけると
「♪はっほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
げぇぇぇぇぇ!
本日2話連続アップ。引き続き12章-第8話へどうぞ→
>♪はっほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
け・・・ケンちゃん(;^_^A
フロンテののんびり運転って、ワザと?
「♪はっほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」て
あれ・・・?
どこかで聞いたような・・・空耳ですね・・・うん・・・気のせいですね・・・うん・・寝よう・・・うん。
6話より「♪はっほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」 の方が怖いんですが
あらら、ケーキ屋行くまでもなくケンちゃん登場?(笑) それにしても多対一をものともせず…やっぱ怖いよなぁ(^_^;)
こっちにも書き込んでみます♪
「♪はっほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」のところで思いっきり、
出たーーーーーーーーっっっ!!!
って叫んでしまいました。笑
ぼくちゅうは心に色んな刺激をくれるので本当に楽しいです☆
フロンテしかもクーペ!!!
んでもってドライバーはケンちゃん
うん〜〜〜〜〜〜!?
♪はっほ〜〜〜〜〜
これはまさかっ!
(ちなみにまだ8話お邪魔しておりません^^;)
ついに登場、殺人ケーキ屋。続き
出ましたね〜 ^^;
「♪はっほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
・・・・悪夢の雄叫び・・・・・
それでは、つぎへいこう
『♪』が怖い‥。
トラウマ?
悪夢再び、ですね‥。
あの時の悪夢ふたたび!?
さぁ〜 次に行こう!!
け、ケーキ屋さん?
煽られてる辺りからそんな気はしてたけど、、、、
とにかく、次行きます。
Σ( ̄口 ̄!!!
この時点で誰だか分かってシマウマ!
まぁ道交法も守ってるみたいだし インネンつけられる筋合いはないなw
でも車蹴られたとしても 暴力したら ヤバいゾw
意外とかわいらしい車に乗ってるのね・・・ケンちゃん。でかい威圧感のある車に乗ってるかと思いきや(笑)
「♪はっほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ケンちゃ〜ん!次行きます
途中からなんかいやな予感がしてましたが・・・・
♪はっほ〜〜〜〜〜〜〜〜
今日の交通標語
『ケンカを仕掛ける時は相手を見て!』
以上。
ケ、ケンちゃん?
まさか喧嘩の口実を作るために交通マヒをつくったのか
出たwww
殺人ケーキ屋(o_ _)ノ彡☆
途中で『この展開は…もしやwww』って、クソ思いッッきし大期待したら期待どおり…
待ってましたよ、その雄叫び(?)
さぁさ、ミナサマご一緒に
『はっほ〜〜〜♪』
さぁー、次へ進もう。
ワクワク感をありがとう〜。
「くらぁっ!出て来い!」 より「♪はっほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」 のほうがとても恐怖を覚えます;;
「はっほ〜〜〜♪」
その一言で誰だか分かるってのもスゴい存在感だ……
やっぱり!
なんとなくそんな予感が…{{{(-Д-)}}}
キャーーー(≧▽≦)
けんちゃん出たーーーー!!
煽られながら不敵な笑みを
浮かべてたんでしょうね〜
キャーーー次行かなきゃ!
フロンテクーペからさっそうと降りる殺人ケーキ屋さん。素敵!
あら。今この時間に彼がここにいるってことはケーキ屋さん定休日なのかしら?
> 「あのフロンテさ。アクセル踏んだままブレーキランプだけつけてるな」。
実は私も性質の悪い煽りを受けたときはそうして(右足アクセルキープで、左足でブレーキをパパッって踏んで)距離を保ってます。
昔からある常套手段だったんですね。
あ、もちろんその前に、左ウィンカー出して抜かさせますけど、それでもしつこくついて来る輩向けということで。
はっほ〜〜〜〜・・・・(^^;)
カラまれたくてやっていたとしか思えません、ケンちゃん(笑)
(*ノ∀`)あるある♪
自分も元嫁の『キャロル』乗ってん時に良くケンカ売られたよ、普段『ベンツ』の時は何も無いけどwwww
あ、昔ね♪