NHKニュース
NHKオンライントップへ
各地のニュースへ
外国語ニュースへ

希少渡り鳥 くちばしに釣り糸

VIDEO
WindowsMediaPlayerメディアプレーヤー(56K)モデム、ISDNなど
メディアプレーヤー(200K)ブロードバンド
RealPlayerリアルプレーヤー(56〜200K)
ボタンをクリックすると、NHKニュースが動画でご覧になれます。詳しくはこちらへ
クロツラヘラサギは、世界で1600羽余りしかいないとされるトキ科の渡り鳥で、環境省が絶滅のおそれがきわめて高い野生動物の1つに指定しています。豊見城市の遊水池で今月6日に見つかったクロツラヘラサギは、ヘラのような形をしたくちばしの真ん中辺りに釣り糸とみられる糸が絡まっていて、口を大きく開けることができず、餌を十分に取れているのか心配されています。環境省と沖縄県の職員あわせて6人が11日に遊水池を訪れ、双眼鏡を使って鳥の様子を調べました。この糸はクロツラヘラサギが餌を取るときに自然に絡まったとみられるということです。調査をした環境省那覇自然環境事務所の安田直人さんは「餌を食べられるかどうかもわからないが、まだ飛べる状態で、捕まえるのは難しく、今のところ打つ手がない」と話しています。環境省などは、クロツラヘラサギが弱ってきたら捕獲して糸を外すことを検討したいとしています。
もどる12月11日 17時4分
Windows Media Player を入手するreal player フリー動画をご覧いただくには、各プレーヤーが必要です。左のロゴから、無料でダウンロードしていただけます。
詳しくはこちらへ
政治経済社会国際地域スポーツ