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<おことわり>本日、澪ちゃんのまじめなお話。笑える部分はありません。
「あたしのお父さんは・・・・」。
「職人気質で、頑固で、人の言うこと聴かなくて・・・・」。
そして彼女の言い放った言葉は、とても意外なものでした。
この時、レオくんは、自分の姉をきっと睨みつけました。
「歳の離れた赤ちゃん産まれて・・・。うちは一変したわ。やっぱり歳とった後の子はかわいいらしくて・・・。お父さん、それまでには見せた事もないような笑顔で真央のことかわいがった」。
「本当にね。目の中に入れても痛くないってやつ?バカみたいにデレデレしちゃって」。
「あたしやレオにはものすごく厳しいのに」。
「真央にはね。わざわざへその緒を入れる箱まで作ったの。それも漆塗りで、自分で蒔絵まで書いて。親ばかってこういうことだなーって。見本みたいだったわ」。
「毎晩暴走族来るたびに、ブツブツ言って。家のサッシまで変えたのよ?あたしが勉強できない、って言ったときは、仕方ないだろって言ってたのに」。
「ねえちゃん・・・・」。
むき出しの感情に、レオくんが少し驚いています。
「だからあの日だってね。行っちゃだめだって、お母さんとあたしとで止めたのに。勝手に暴走族に向かって行って・・・」。
「そいで・・・。そいで、仕事できなくなるほどの怪我させられてきて」。
ここまで話して、澪ちゃん。感極まったのか、目尻に時おり指を当てるようになりました。
「同情なんかしなかったわ。だってお父さんが馬鹿なんだもん」。
「いや。それは・・・」
西条くんが口をはさもうとして、途中でやめました。
「お父さんが石川に行くことを決めた夜ね。あたし、お父さんとお母さんの話、聴いてたの。お部屋、居間のとなりだから、お父さんたちの話し声でおきたんだけどね」。
「退院してからもね。手が小刻みに震えて、筆持てなくなったって。蒔絵はね。繊細な仕事なの。0.1mmの単位の仕事なのよ。お父さん、震える手を左手でおさえながら一所懸命絵づけしようとするんだけど。ダメだって」。
「あたし、おきてって言ったわ。だからやめろって言ったじゃないって」。
「勝手に行ったんでしょ?って」。
「自業自得でしょって」。
「お父さん。ちょっとびっくりした顔したけど・・・。そうかもな、って。笑ったわ」。
「笑ってる場合じゃないのに。石川県までここから何時間かかると思う?」
「真央、まだ赤ん坊なのに。バラバラなの。子供小さいからお母さん働けないし」。
「お父さんの出て行く日にね。まだあたり暗かったけど。始発の列車でお父さん、石川に行くって」。
「あたし・・。目をさましてたけど、布団から出なかった」。
「お父さんもレオとあたしは起こすなって。お母さんに言ってたの聴こえた」。
「玄関の引き戸が開く音がして。今なら、行ってらっしゃい、って言えるって思ったけど」。
「あたし・・・布団から出なかった」。
「そしたらね。お父さん靴はいてたのわかった。お出かけようの革靴。鋲がついてるからわかるの」。
「お父さん、家の外でお母さんにね。澪とレオと真央たのむって。お母さん、返事してたけど」。
「あたしそれでも布団から出なかったの。今ならって、やっぱり思ったのに。そしたら・・・」。
「靴音がね。遠ざかって行くの。あたしのところから」。
「だんだん遠く。一所懸命に耳澄ましてね。お父さんの靴音、追いかけたけど」。
「聴こえなくなった」。
レオくんは、姉の狼狽に、言葉を失っていました。
僕も黙っていました。井上くんも。
西条くんは、ずっと後ろを向いていました。
「そしたらあたし。急に、お父さんにこないだのことあやまらなきゃって。そう思って」。
「裸足で外に出たけど・・・。もうお父さん、いなかった。だからあたしパジャマのままでお父さん追いかけようって、自転車出したのね」。
「そしたらお母さんが、だいじょうぶ、お父さん澪の気持ちわかってるからって・・・」。
「暴走族なんて遊びでしょ?なんで人の家庭の幸福、うばう権利あるわけ?」
澪ちゃん。ここで鼻をすすると、思い直したように
「レオはね。あたしと違って、蒔絵の才能あるの。お父さんが言ってた。」
「だからね。この子の才能までそんなことで失っちゃだめなのよ。わかった?レオ」。
「姉ちゃん・・・・・」。
僕は澪ちゃんが落ち着いたのを見計らって
「あのさ。澪ちゃん。西条はね。父ちゃんいないんだ」。
「え?」
「ちょうど君と同じ歳で、お父さん亡くなってね」。
「あ・・・。あの・・・ごめんなさい・・・あたし・・・」。
僕は首を振ると
「だからねぇ。お父さんがいない寂しさみたいのは、よくわかるんだよ」。
井上くんがうなづきます。
そして
「わかるよ。君も本当はレオくんと気持ちが一緒なこと」。
「え?」
「うん。暴力だけが戦い方じゃぁないからね」。
「?」
「なぁ」。
と、グレート井上くん。
「ああ」。
と、僕。
西条くんだけがまだ後ろを向いていましたが
「だ、だからよ。てめーらはてめーらで勝手にすりゃいいだろっ!?」
ダウト。
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10章-第21話へつづく→
mixiに「ぼくちゅうコミュ」ついに800名突破で大賑わい!。mixiやってる方、ぜひどうぞ!
最後の「ダウト」、効いてますね。
コメントはしてないけれど、ちゃんと毎日見てます。
ここからどういう風に話が展開していくのか楽しみです。くろわっさん頑張ってください!
1番載りではないだろうけど、初めて何もコメントが書かれてない記事を見れてちょっと嬉しいです笑
澪ちゃん・・・嫌いだったけどヤッパリお父さんが好きなんですね。そのお父さんから仕事を奪い、澪ちゃんからお父さんを奪った暴走族に対して悔しいだろうけど、悲劇を繰り返したくはないんですよね。
でも、ママチャリたちならきっと暴力を極力少なくして解決してくれるはず!!期待してます。
「だ、だからよ。てめーらはてめーらで勝手にすりゃいいだろっ!?」
ダウト。
↑この最後の2行好きです。うん。
>草二郎さん
ほんっとひさびさの一番載り認定
なつかしいね。
>最後の「ダウト」、効いてますね。
西条くん。嘘がヘタですからね。
澪ちゃん・・・お父さんが石川県に行ってしまう日に、行ってらっしゃいも言えなかったのか・・・気持ちはわかっていると言われても、やっぱり自分から伝えたいですよねこんなときはなおさら・・・
暴力だけが戦い方じゃない・・・ママチャリ君の頭脳の見せ所がやってきましたねww
最後の西条君の台詞とダウトがかなり心に残ります・・・
>atsuさん
ありがとうだお。
>コメントはしてないけれど、ちゃんと毎日見てます。
うん。でもたまに顔出してくださいね。
すいません。上の僕です・・・
>あずちゃん ネタバレあり
>澪ちゃん・・・嫌いだったけどヤッパリお父さんが好きなんですね。そのお父さんから仕事を奪い、澪ちゃんからお父さんを奪った暴走族に対して悔しいだろうけど、悲劇を繰り返したくはないんですよね。
反抗期ですねー。
ちょうどこの頃にやってきます。
これには後日談があります。
ダウト!
固い友情のしるしですねー。
>モアナくん
>暴力だけが戦い方じゃない・・・ママチャリ君の頭脳の見せ所がやってきましたねww
はい。いろいろと仕掛けます。
>まわるさん
>ダウト!
固い友情のしるしですねー。
はいー。仲間同士ではわかります。
>暴力だけが戦い方じゃない
ママチャリと井上くんの軍師っぷりが見られるんでしょうか。ワクワクしてます。
やっぱぼくちゅうですね。
澪ちゃんと、西条くんたちの接点が見え始めました。ここからがママチャリの悪辣頭脳の見せ所になるのでしょうか。
レオくんの才能も、つぶしたくはないですよね。お父さんの分も。
ぼくも最後の2行には、しびれました。
>のりぞおさん 大ネタバレあり
>ママチャリと井上くんの軍師っぷりが見られるんでしょうか。ワクワクしてます。
実はここからひさびさ登場村山くんの意外な事実に発展します。
>じゅんぢくん
>澪ちゃんと、西条くんたちの接点が見え始めました。ここからがママチャリの悪辣頭脳の見せ所になるのでしょうか。
澪ちゃんは、後でも重要なキャラとして登場する、予定です。
澪ちゃんの気持ち、なんとなくわかるな…
状況は全く違うけど、父親に対する気持ち、家族をめちゃくちゃにした奴らに対する気持ち、これ以上状況を悪くしたくないって思い…
つい数年前に経験しました。
ママチャリ達の頭脳プレイ…期待してます。
>すぱにえるさん
そうでしたか。
けっこう日常にありえることですよね。
当時のオヤジは、今のお父さんたちより、だいぶ頑固ですからね。娘とはそれなりに距離があったりもしました。
大っ嫌いだった・・・正反対の言葉。
大好きだったお父さんを取られたような気持ちだったんですね。
お父さんの仕事も大好きだった。
なんか、締め付けられるなぁ・・・。
さぁ、ママチャリさんたち!
暴力以外の復讐・・・仕返し?・・・楽しみにしてますよー!
>るりさん
長女にはありがちですね。自分にだけ愛情注がれる時期がありますから。
でも、ぐっと我慢するんですよね〜。けなげです。長女。
西条も素直じゃない。
とうとうママチャリくんとグレート井上君が動き出すんですね。さて今回はどんな策を考えてくれるんでしょう?
>dosuenさん
今回はかなりチームプレーしますねー。
ノンフィクションも交えるので、おもしろくなると思います。
口をはさもうとしてやめた西条クン、そのまま後ろをむいたっきりで・・・西条クンの心情みたいなのが表れてますね。
澪ちゃん、心配しすぎて怒っちゃうんですねぇ。レオ君にもお父さんにも・・(;-;*)なんかそういうキモチわかるような気がします。
ママチャリの頭脳を発揮した策を話すと、きっとレオ君を守りたい一心の澪ちゃんも、納得できるはず!!
澪、真央姉妹の名前に繋がりあるのはわかってたのに、レオ君も お がつくのに気づかなかった・・・
やっと今気づきました・・
澪ちゃん、微妙な時期ですね〜。
さぁ、男子たち!ここはいい所見せなきゃダメな所じゃないですか?
頑張れ〜!
>みおちゃん
実の兄弟なのにー。
>澪、真央姉妹の名前に繋がりあるのはわかってたのに、レオ君も お がつくのに気づかなかった・・・
やっと今気づきました・・
ちなみに真央ちゃん。男の子です。フィギュアスケートの真央ちゃん、印象強いんでしょうけどね。
西条君の最後のセリフは『ツンデレ』ですかね?!(笑)
>ガンくん
>澪ちゃん、微妙な時期ですね〜。
はい。そういう年頃ですね。
女の子の育ち方は複雑ですね。野郎とちがって。
うちは、そういう雰囲気はまったくないですが。
>ウタさん
>西条君の最後のセリフは『ツンデレ』ですかね?!(笑)
いや。単なる照れ隠しでは。
そうだったんだ(;-;*)
妹だと思い込んでいました・・・・
実の兄弟なのにダメですねぇ(笑)そっか弟2人だったんですね(゚▽゚*)
>みおちゃん
そうそう。弟のこと忘れないで。
華麗に1げと。
昔のヤンキーも現代のヤンキー同様に筋の通らないことに落胆する平成生まれの俺。
>テイク2くん
評価:★★★★☆
寸評:平成生まれでこのコメはなかなかだ。華麗でマイナス1
このコメントは管理人のみ閲覧できます
ほんっとに久々の登校になっちゃいました。。
雫ちゃん、とってもいい子なんですね・・・。まあ壊れっぷりもすごいんですがwwさーて、今回はどんな悪巧み・・・じゃなかった解決策が出てくるんでしょうね!
>きゃたくん
これはノンフィクション含みますから、河川敷よりはすごいですね。
でも最後の最後はドンパチです。
大人でも胸が痛くなる社会の現実を目の当たりにし、
高校生のママチャリや西条君や井上君たちは、
胸が張り裂けそうだったんじゃないでしょうかね。
澪ちゃんやレオくんにとっては
逃げ出したくなるような現実だと思います。
レオくん一家に、また笑顔が戻ればいいなぁ。
きっとママチャリたちと駐在さんたちなら・・
今回も何とかしてくれるはず!
>りゅうへいくん@water
うーん。HNの使い分けがいまいちよくわかんないけど。
ぼくちゅうですから、ハッピーエンドですね。この章については、レオくんのために書いているので、まだエンディング、自分でもいまいち見えていません。
けっこう長い話になるかも知れませんね。
>秘密のコメント 02:37さん
娘の親になって、少しはわかったのですが、やはりストレートにはできないんでしょうね。
あなたの知らない父親の一面も、たくさんあるわけです。
だって、お父さんの全てを見ていないでしょ?
亡くなられたのなら、いいとこだけピックアップして思い出にするのがいいと思いますね。
まぁ、ぼくも爺さんのことは、ボロクソ言いますが(笑
レオくんのお父さんへの思い、お姉ちゃんの、家族がバラバラになった原因を作った暴走族への憎しみ、お父さんの家族を守る姿勢。そんな話しを聞いてわかりあえるボクチュウのみんな。すごいゾ!
相手が暴走族でも大学生でもいいからお灸をすえてくれ〜!
ヘイ。ガッテンデ。
>まっつん 連続登校認定!
ガッテンって、自分で返事まで書いちゃってるし。
この話は暴走族側、被害に会った家族側、両方の立場が出て来ます。
こういう複雑な書き方、成功するかわかってないんですけどね(笑
そうそう。ついでにコーラス部も出て来ますね。そしてリョウくん。ものすごく絡み合うので、がんばってついてきてください。
>みなさん
こっちの米返しと同時に、9章-第19話のコメ返し、終了いたしましたー。
コメント残された方、もどってご覧ください。
大嫌い、、、だってこんなに好きなのに、真央ばっかり、、、、
そんな気持ちの裏返しなんでしょうね。
西条くん、後ろ向きで、きっとボロボロに泣いてるんだろうな。
それが分かってるから「ダウト」
余韻が素晴らしいです。
>テラsan先生
先生がこんな時間おきててだいじょうぶなの?
ま。僕も起きてるんですけどね。
娘心。複雑です。
>みなさん
10章-第18話もコメ返し終了〜〜〜〜!!
18話にコメントされたかた〜。もどってご覧くださいね〜
涙がポロポロこぼれました。
私の父は調理師の資格保持者でしたが、病気で半身不随となり、仕事が出来なくなりました。
おしゃべりも出来ないくらい酷い有様で、だから、完全に澪ちゃんのお父さんと同一視出来ないとはいえ、今回これを読んで久しぶりに父を思い出しました。
父に対して素直になれなかったのを今でも覚えてます。
・・・とは言っても、こちらは昔も今も暴走族なんていませんから、彼らはTVの中の存在みたいなものです。
正直言って、怖さは理解できるのですが、実感ないです。
PS.どうしてもどうしても気になるので一言。
それが全部きゃたさんかどうかまでは覚えてないのですが。
1回だけではなく何回も澪ちゃんのことを「雫ちゃん」と読んでるのです。
くろわっさん、私には村山君の名前につっこんだのに・・・。
本当はお父さんのことが大好きなんでしょうね澪ちゃん。
父と娘って案外難しい家庭が多いんでしょうかね。
そういえば、当時は親子断絶している家庭をよく見かけました。高校生ぐらいになると親とほとんど話をしないという。。。 反抗期なのかなぁ。
私も子供を持つまで父親を拒絶していました。
父がいくら私を可愛がっても、最後は姉だということがわかっていたから。
最後はやっぱり長女なんです。
今になると、愛情表現が下手な人だったとわかるのですが、ずっとわからなかったですね。
わかっても、もうそれを伝えることはできませんが。
澪ちゃんも、レオくんも、お父さんが大好き。
お父さんが不器用だから、お父さんの思いが伝わらないのでしょう。
お父さんだって、二人のことをちゃんと思ってるのに…。
皮肉ですね。
最後は、お父さんとわかり合えたらいいなぁ。
西条くんの「ダウト」がせつない・・
西条くんはここで決意したんだろうな・・(心配すんな、オレがやる!)って。
ママチャリより井上くんより、ふたりの気持ちが痛いほどわかってしまったから・・
西条くん!!女心はわかんないけど、やっぱりいい男だねー!!
澪ちゃんくらいの年齢になると父親との距離って
微妙になったりしますよね。
「だいっキライ」が「お父さん大好き。私も愛して〜」に聞こえます。
澪ちゃんに「自業自得でしょ」と言われ「そうかもな」と笑ったお父さん本人はどういう気持ちだったのかな。
その後、夫婦でされた会話はこんな感じだと予想しますが。。。
母「娘にまで言われちゃって(笑)」
父「ははは、そうだな。自業自得か、、まあそうかもな」
母「澪もわかってるから、許してあげてね(^.^)」
父「ん、わかってる。でも少し凹むな〜(^_^;)」
父が出稼ぎに行って、二人の弟を守ろうとする澪ちゃん、弟を守ろうとするレオくんを見ても良い家族に思えます。
朝から涙腺が・・・(T_T)
澪ちゃんの後悔よく分ります。
自分も父親に辛くあたった事もあり、
ふとした時に思い出し後悔しています。
すこし反抗期あったほうが、逆に安心したりするものなんです。あーたくましくなったなーって。
身に覚えがあるぶんね。
だいじょぶ とうちゃん 澪ちゃんちゃんと成長して良い仲間とめぐりあいました。
今回石川のとうちゃんに感情移入してしまいました。
涙腺がヤバイです。
くろわっさんの書く、こうゆう文章も好きなんです。
あぁ〜たまらない!
久々にキターって、感じです。
うんうん。
最後の「ダウト」でグッときちゃいました。
たまらないなぁ〜
心とは裏腹な行動を取ってしまう事ありますよねぇ。
澪ちゃんの気持ち、わかるなぁ・・・。
最後の三人の全てを理解しあっている感じ
いいですねぇw男の友情だなぁ♪
レオ君も、澪ちゃんがここまで自分のことを想っていたとは知らなかったでしょうね〜。
お互いがお互いを思いあっているステキな家族ですね。
さぁ、少年たちよ。レオ家みんなの笑顔を取り返せっ!
>迷い仔猫さん
>私の父は調理師の資格保持者でしたが、病気で半身不随となり、仕事が出来なくなりました。
おしゃべりも出来ないくらい酷い有様で、だから、完全に澪ちゃんのお父さんと同一視出来ないとはいえ、今回これを読んで久しぶりに父を思い出しました。
父に対して素直になれなかったのを今でも覚えてます。
父親からすると、娘がある程度、自分から距離をおくのは覚悟しているものです。
もともと生物学的にもそうなので、やむをえない部分もあります。たいていの娘さんが、かなり後からそれを後悔するのも、こう言ってはなんなんですが、よく聴く話です。
ぎこちないですよね。父娘。
>私には村山君の名前につっこんだのに・・・。
村山くんを村上くんは、画数少ないので(笑)。
ぷりんにはお父さんがいません。だから澪ちゃんの話を聞いて切なくなったけど同時に羨ましかったです。いいなぁ…
最後の2行ぼくちゅうらしいですね(笑)
確かに僕の友人の父親に頑固な人の人数なんてたかがしれてます。でもそのぶん母親がそれなりにきびしくってバランスがとれている家庭もあります。自分母親がいないので少し違うかもしれないけど澪ちゃんの親をいろんな意味で想う気持ち分からなく無いです。
今日卒業式があったんですが感極まり大の男が号泣しちゃいましたよ(笑)
>ぷりんちゃん
>ぷりんにはお父さんがいません。だから澪ちゃんの話を聞いて切なくなったけど同時に羨ましかったです。いいなぁ…
そうっかー。
じゃあ、僕がお父さん代わりに。
いや。下心なんてないって!
え?ダウト?
>ナイアさん
>そういえば、当時は親子断絶している家庭をよく見かけました。高校生ぐらいになると親とほとんど話をしないという。。。 反抗期なのかなぁ。
反抗期は、実はけっこう親子お互いの都合のいい言い訳みたいになってるとこあります。
でも、子供は親を巣立つものですからね。
親離れの現象のひとつですね。
「だ、だからよ。てめーらはてめーらで勝手にすりゃいいだろっ!?」
わかりきってるのにそういう事言って本心隠そうとする西条くん。
男の子だなあ。泣かせてくれるじゃない・・
最後の「ダウト」もいいですね。
みんなわかってるんだね。
私にも覚えがあります。父を「大っ嫌い」になった時期が。
そして大人になって気づいた父の愛は、あまりに大きいものでした。
西条クン、ダウト。
その背中が切ないよ。
澪チャンも、心配するが故にきつくあたってしまう…素直になれない年頃。
はぁ…切なさ炸裂〜の涙ダダモレ〜の…・゚・(つД`)・゚・
ママチャリ君と井上クンの頭脳プレイに期待しますッ
みおちゃん、大人ですね゚*(。+u艸u●)*゚
家族がバラバラでも、こうしてみおちゃんは家族のことを思う優しい子だから、バラバラになってもパパは頑張っていられるんだと思います♪
ちゃんと気持ちは伝わるといいなぁ・・・
そのためにも、ママチャリ軍団にも頑張ってもらいたいです!!
みんな やさしいね("▽"*)
皆複雑なお年頃・・・
澪ちゃんは、お父さんが大好きなんですよね。
だから、真央ちゃんばかり可愛がるお父さんに怒ってたんですよね・・・?
なんだか悲しいですね。
澪ちゃんを泣かせたのは暴走族のせいで。
暴走族が暴走してるのは、
その境遇のせいで。
ひとつ歯車が狂うと、こんなにも変わってしまうものなんですね。
>ねぎ
>私も子供を持つまで父親を拒絶していました。
父がいくら私を可愛がっても、最後は姉だということがわかっていたから。
最後はやっぱり長女なんです。
今になると、愛情表現が下手な人だったとわかるのですが、ずっとわからなかったですね。
わかっても、もうそれを伝えることはできませんが。
もう親になっているから、すでにわかるとは思いますが、親にすると何番目の子だからどうこう、というのはあまりないですよね。でも子供にはそううつります。
僕のところもそうでしたが、長男は意外に2番目の僕をうらやんでいたりしました。
まぁ。でも、言葉で伝えられなくても、子供が親を愛していることぐらいはわかるものです。
子供は7歳くらいまでじゅうぶん親孝行を終わっている、とも言いますよね。
>じゃこさん
>西条くん!!女心はわかんないけど、やっぱりいい男だねー!!
これで女心はわかんないってのが、むしろ不思議です。
>ちゅんちゅんさん
>澪ちゃんくらいの年齢になると父親との距離って
微妙になったりしますよね。
うん。年頃になると微妙ですよね。
よくそういうの、見ました。いろんなとこの子供にかかわってたので。
なるとこと、ならないとこあって、多くの場合、親側に問題があったりします。
でも、これも子離れのひとつです。
>Dealerさん
>澪ちゃんに「自業自得でしょ」と言われ「そうかもな」と笑ったお父さん本人はどういう気持ちだったのかな。
うん。これはかなりせつないですね。実は。
あまり強調してませんが、このお父さんが、実は一番つらかったのではないでしょうか。
>gaugauさん
>澪ちゃんの後悔よく分ります。
自分も父親に辛くあたった事もあり、
ふとした時に思い出し後悔しています。
僕もまったくないというわけではありませんが、親は子供が気にするほどには、気にしていないようですね。
所詮、子供のいうこと、っていうのがあるのかも知れません。
>papaさん
>親の立場でみますとね
すこし反抗期あったほうが、逆に安心したりするものなんです。あーたくましくなったなーって。
そうそう。それだけの理屈言えるかぁ、みないなの。ありますよね。
我が家も最近、ギャグへの指摘と、タイミングへの指摘が厳しく、すでに親を超えてしまいました。
無条件に笑ってくれたころがなつかしーなー。
>FlowerMommyさん
>くろわっさんの書く、こうゆう文章も好きなんです。
あぁ〜たまらない!
ありがとおお。
ぼくちゅうは、いろんな表現出て来るので、けっこうたいへんなんですよねー。
基本コメディなんで。
>ねこさん
>最後の「ダウト」でグッときちゃいました。
たまらないなぁ〜
うん。われながらよく書けました(笑)。
西条くんの性格が強調されるラストですねー。
>アルフォデアさん
>心とは裏腹な行動を取ってしまう事ありますよねぇ。
澪ちゃんの気持ち、わかるなぁ・・・。
うんうん。思春期ですよねー。
>みけちゃん
>レオ君も、澪ちゃんがここまで自分のことを想っていたとは知らなかったでしょうね〜。
お互いがお互いを思いあっているステキな家族ですね。
そうですね。父親がしっかりしていることが、ここからうかがえます。
>茶帯くん
>確かに僕の友人の父親に頑固な人の人数なんてたかがしれてます。でもそのぶん母親がそれなりにきびしくってバランスがとれている家庭もあります。自分母親がいないので少し違うかもしれないけど澪ちゃんの親をいろんな意味で想う気持ち分からなく無いです。
え。茶帯くんはお母さんいないのかぁ。
そっかぁ。
それでそのやさしさはたいしたもんだなぁ。
よしよし。僕が母親代わりに・・・。
って無理かぁ。
でも、もう高校生だもんな。がんばれよ!
>みゅあさん
>私にも覚えがあります。父を「大っ嫌い」になった時期が。
そして大人になって気づいた父の愛は、あまりに大きいものでした。
やっぱりあるんですねー。
しかもけっこうしっかりした理由だったりするんですよねぇ。
女の子の場合は。
父親って、なってわかりましたが、愛情表現むずかしいんですよー。
>るみちょ
>澪チャンも、心配するが故にきつくあたってしまう…素直になれない年頃。
はぁ…切なさ炸裂〜の涙ダダモレ〜の…・゚・(つД`)・゚・
いつも思うけど、るみちょはいい子だねー。
うん。君はいいお母さんになるだろーなー。誰かもらえよ。
おもしろそうだし。
>みいちゃん
>家族がバラバラでも、こうしてみおちゃんは家族のことを思う優しい子だから、バラバラになってもパパは頑張っていられるんだと思います♪
ちゃんと気持ちは伝わるといいなぁ・・・
そうですね。しっかりした家族を築かれています。
話では、その家族の一部しか登場しないわけですが、家族全員の顔がうかぶかどうか、考えながら書きます。
おかあさん、どんな人かなんとなくわかるでしょ?
>2児の母さん
>みんな やさしいね("▽"*)
そうですねー。これは類は友よんでるんですね。
>Aki
>皆複雑なお年頃・・・
うん。君もついこないだまでそうだったけどね。
>ざくろさん
>澪ちゃんを泣かせたのは暴走族のせいで。
暴走族が暴走してるのは、
その境遇のせいで。
ひとつ歯車が狂うと、こんなにも変わってしまうものなんですね。
そうです。でも人間ですから、なんとか修正する努力は必要ですよね。
そのままってわけにはいきません。
先月からずっと読んで毎晩更新楽しみにしています。
いやあ、それにしても面白い。これだけの量なのに、どこから読み直しても面白い。すごいブログ見つけてしまいました。
これ無料は悪いので本買いますねw笑
友人にも紹介しまくってます。がんばってくださいね。