きっかけと瀉血
ちょっとディープな話題を。
自傷行為っていいますと、大概はリスカ(リストカット)を連想されますよね。
私も勿論最初はそうだったのですが、実際にはいろいろありまして。
ま、現在については後述します。
きっかけは不倫でした。
勿論私が既婚者…ではなく、相手が既婚者。
最初はメル友として知り合ったのですが、彼がどうしても会いたいと言い出して会うことに。
お付き合いも彼から言い出しました。
当時学生だった私は大人な彼に徐々に惹かれていったんですね。
…で、盛り上がったところで奥様登場。
私は呆然としましたよ。
一瞬何事かわからなくって。
彼は離婚するって言ったんだけど奥様が妊娠発覚。
…ありがちですね(笑)。
で、無意識で感冒薬(今思えば死ねるわけないのに。馬鹿だなあ…)を2瓶くらい飲んでメスで手首を切って…。
…次に気づいたのは病院で、彼が泣いていました。
ごめんねっていいながら。
奥様にはひっぱたかれました。
親もいて、彼は私に近づかないって誓約書書かされて…。
…それでも離れられなかったんですよね。
だから今でも親とは勘当状態なのですが(余談)。
結局数年続きましたが、終わりは衝撃的でした。
卒業して国試に受かり、見習いながらも当直なんぞをしていたある夜。
救急車の受け入れ要請がありました。
指導医と一緒に受入れの準備をしていたそこに現れたのは、彼でした。
血塗れでストレッチャーの上にいる彼を見て動けなくなってしまった私を指導医は励ましながら処置をしましたが、結局彼を救うことは出来ませんでした。
そんなこんなで今に至る訳ですが。
自傷行為の方法も進化(?)しまして。
未だにたまーにやってしまうのですが「瀉血」という方法があります。
要するに自分で自分の血液を抜くのですが。
一見難しそうに見えますが、私にとっては別段難しいことではないです。
多いときは500mL×2回とか(献血より多いです)。
流石にふらふらしていましたけど。
最近は有意義に生かそうと献血に足しげく通うのですが、一定の期間を置かなくてはならないので、物足りないときは自分で抜いてます(笑)。
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