世の中のひととはちょっと違った視点を持つちょっと変わったおっちゃんの刺激の効いたBeatVox

2007年12月10日

お別れします。

さて


それではみなさんお元気でいてください。

長い間江口昌記のBeatVoxをかわいがってくれてありがとう。


はじまりのないお別れはつらいけれど

はじめるためにお別れします。


また会いましょう。
さようなら。

ずっと ずっと笑顔でいてね。


お日様に咲く花


このブログは本年中に削除します。
これからが気になる方だけ こちら
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posted by 江口昌記 at 02:37| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記

2007年12月09日

こころ惹かれるものに忠実でいよう

すべての経験は水やりだ

いつかの日に花開くため



個性という土壌にうるおいがいきわたったら養分になる

でも

気のないことを続けることは養分にはならない

そこに養分を吸い上げることは自分の意思だからだ


水が鉢から流れ出すのか

水を土壌にしっかりと取り込んで生かすのか

それは自分の意思だからだ


花


ぼくらは学べる

そして自分を育てることができる


こころ惹かれるものに忠実でいよう

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posted by 江口昌記 at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ

2007年12月07日

ずっと ずっとね

自分が気にしていることだから 他人も気になる
そういうことってあるよね

そうすると
他人のことを非難ばかりしているひとは 自分が気にしてるんだろうね

やましさをかくすためにひとのやましさをつく

嘘をついていると非難する人は
嘘をついている自分から目をそらせたいのかもしれないね

そういうことだとしたら
なんてあわれな さもしい考え方なんだろう

まるでプールの中で人の頭に手を置いて 
自分が伸び上がるために ひとを台にして沈めるようなものだ

人を人と思わず 自分のために存在する道具だと思ってる

ひとり勝ちしたいだけなんだよね


汗を流し 知恵を絞った成果の上澄みだけをかすめとる輩
薄ら笑いの後ろに見え隠れする利口者だといううぬぼれた禿げ鷹
死肉のにおいのする弱った者の上空で機をうかがっている卑怯者

それが成功というものなら

それが勝ち組というものなら

それが競争原理というものなら

それが世の中を毒された社会にしているんだろう

軽蔑するね



自分も幸せにして他人も幸せにする
誰も泣くひとや虐げられたひとが存在しない成果

それは難しいけれどできないことじゃない

奪い取るわけじゃなくて幸せを分け合うことだから
儲けは少なくなるかもしれないけれど

それはできないことじゃない

それはひとり勝ちじゃない

奪いあうことから分け合うことへ
それができないならただの家畜と同じじゃないか

生物の長としての人が
自分達の種の存続のために 
食用のためだけに生産している収穫
繁殖させて飼育している家畜たちと なにも変わらないじゃない

こんな話は夢?
理想?
青臭い?
くだらない?

笑わせないでよ


ぼくらは誰もが小さなころには「正義の味方」になっていたんだ
思い出しなよ

そして
なぜそれをやめる?

そんなものかな
それがおとな?

それこそ笑わせないでよ


子どものころにあこがれたおとなでいることを
やめることはないでしょう

誰もが誰もを尊重して
理性で調和のある社会にしていく
そのサイクルを回すために必要なものは子どもの持つ心だ

ぼくは小さなころになっていた「正義の味方」でいるよ
ずっと ずっとね

ぼくは自分も幸せにして他人も幸せにするよ
きっと きっとね

ぼくは手の届く範囲の人たちを笑顔にするよ
もっと もっとね

誰も泣くひとや虐げられたひとが存在しない成果

それは難しいけれどできないことじゃない

子どものころにあこがれたおとなでいることをぼくはやめない
ぼくは「正義の味方」でいるよ

ずっと ずっとね

昼と影
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posted by 江口昌記 at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ

2007年12月06日

お恥ずかしい

このところ廃品回収屋さんが回ってこない。

プリンターやパソコンだのお引取りいただきたいものがたまってから
ピタと回ってこなくなった。

やっぱり燃料代が高くなったからだろうな。

焼き芋屋さんだってたいへんだろう。

むなしく、灯油売りがローリーで売りに回ってるけど1850円じゃねえ。
今年はがちがちに我慢だな。
高くてとっても買えない。
おまけにもう半年も稼ぎがないし。(笑

寒冷地は今年燃料費がたいへんだろうな。
政府が低額所得者への補助を考えているらしいけど。

寒冷地ほどではとうていないけど、ここ東京のはずれの一軒家も冷える。
厚着をしてこたつを出して暖めた空気を逃がさないようにしてるけど、仕事部屋はどうしてもエアコンになる。
火にあたらないと足がジンジンに冷えるね。そして冬本番は手がかじかむかもしれないな。

いま、電気とか、灯油とか、ガスとか、どれがお安いのかな。
どれも原油を使うのだとしたら変わりないのかな。
そう思って調べてみたけれどはっきりした答えは出ないね。
ガス屋さんもこないだ値上げのチラシが来てたし。

家の経済もたいへんだし、世界の資源不足や深刻な食糧事情も伝わってくるのに、この国ではテレビはほぼ24時間やってるし、ぼくに言わせると「醜い見世物」の大食いなんてものがいつのまにかひとつのジャンルになってる。

世の中にあたらしいサービスができると、たいてい電気を使うことで便利になるような仕掛けになっていて、企業は人件費を削るためにひとは職を失うばかり。
そして、資源は無尽蔵だとばかりにまだまだどんどん使う一方だ。
食べ物だって人間以外の尊い命を提供してくれているのに、簡単に無駄にする。

そうして直せないものを壊している。


ワンガリ・マータイさん「もったいない」先進国のこの国。お恥ずかしい。

ワンクリック募金

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posted by 江口昌記 at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年12月05日

千代大会その後

12月2日の千代大会では「東京観光うまいものめぐり特にデパ地下とか気になる名店とかちょっと食べ歩いてるわようふふふ」係の(← 長いワっ!)
さとさん引率のもと、
一行は東京駅八重洲口「グラントウキョウノースタワー」に移転した大丸へ繰り出しました。


大丸


まず目にとまったのが、
昔のおかあさんが着ていたオーバーの前を留めていた
まつぼっくりのボタンの小さいのみたいなのが9つ並んでたマカロン。

シルクを連想させる宝石箱のような細長い箱に鎮座してました。

ちいさなサイズに見合わぬように思えたそのお値段に、ぎへーっ とおののき
「ますさんますさん、これ高いねー」と店員さんに聞こえぬようにひそひそといいかけて左を向くと、
ますさんは もう ・・店員さんに注文してました。

ひょえー、早っ!

そしたらね。
階層ケーキみたいなの一切れと
ミニトールグラスに冷えたシャンパンを入れて
いきなり売り場カウンターで立ち飲み屋状態。(← いやもっと品がいいから!)
買った人の特権なのだそうだ。

いきなりのますさんの即買いの衝撃に動揺を隠せない一行は、
もはや目の焦点定まらず、足取りはもつれながらも
がっちりと左手に握りしめたガマグチのパッチン金具を右手でゆるめ(← いつの時代じゃ)
さあ、こい、そく、こい、どんと、こい状態で
「がるるる」とうなりながら店内を徘徊し、
それぞれにぶちあたったお店でそれぞれのナニを購入したのでした。


和楽紅屋


とくに希望も好みもなく、おとも状態だったわたしですが、ついこちらのお店で
購入。


TOKYOかすてらロール、薄ーく切るのもおいしいよね

これにした根拠は、なにより大きさと値段がそこそこ見合ってたので。(^◇^)
食べてみたらぼくにはちょっと甘すぎたけどね。


しかしこの時点で1階売り場の1/3ほどしか見ていない。

だからあとの2/3はとにかくひたすらどっかよそを見ながらついて廻りました。
だって、欲しくなったら負けでしょ。(← 負けなのか?!)

それから地下1階では名のあるパン屋さんがガード下の焼き鳥屋さんのように並んでいました。(← ・・ どうもたとえが ・・)

ぼくはといえば
2件離れたお店で試食が配られれば
まっさきにみなさんのもとに飛んで行き右手で「オイデオイデ」とお知らせする斥候状態。(← ちいさいころから変わりません!)

息つくまもなくそこそこのパンも購入してその場で各自に分配、
肩で息を弾ませながらの立ち食い即席批評会。

やれやれぼくのお役目は果たせたのだろうか。(← なにしに行ったんだー!)
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posted by 江口昌記 at 22:09| Comment(4) | TrackBack(0) | 千代の会

2007年12月04日

太陽のハーブ

自分に価値がないと思える夜がある

取り残されたと肩を抱いて震えた夜がある

世界中の誰よりも 深い深い闇に閉ざされる夜もある


カレンデュラ


花は誰のために咲くのだろう


時に花は

君のために咲いているのかもしれないよ


がんばって

がんばって


がんばっているんだから



朝日に咲く花は 太陽のハーブ

君のために咲く 太陽のハーブ


その花はきっと 今日の君のために咲いているんだよ

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posted by 江口昌記 at 20:42| Comment(0) | TrackBack(0) | おはなし

2007年12月03日

枯葉が風に巻かれたら

数学って メタルなツヤを持った配管みたいだ


配管


必要であるためだけの形
その組み合わせは単純でいて 必ずひとつのところに導いていく

それは強くて美しいよね



ことばはなにかな


ゆっくりと空を移る 雲のようなものかな

わきあがったと思ったらかすんで消える 雲のようなものかな

風に吹かれたら飛び散って
雨が降るとじっとりとうつむいている

息づかいを模様にして空に描く 雲のようなものかな

はかないけれど 美しいよね


強い美しさよりも
はかない美しさにこころ惹かれるのはたぶん 
秋がぼくの袖口を引いて お別れをしに来ているのかもしれないね

枯葉がさよならの風に巻かれたら
やがて 冬だね

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posted by 江口昌記 at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | おはなし

2007年12月02日

お食事会だった

今日は千代のみんなと集まってお食事会だった


なにかのえにしで知りあって 

ふれあって わかりあって  集まって 笑いあう

そんな時間をすごした


だれかをおとしいれるような企みごとでも

だれかをつっつくための示し合わせでもなくて


ただ 青い空の下に ゆったりと揺れる花のように

野原に咲きそろった花が 同じ風に揺れるように

同じ話題に ゆったりと笑って ゆったりと揺れあった


笑顔の時間は楽しかったね


peace_tokyo


機会があったら

また会いましょうか

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posted by 江口昌記 at 22:01| Comment(7) | TrackBack(0) | 千代の会

2007年12月01日

ずっと立っています


ひとはわからなくなったときに
答えを求めます。

でも 

語れば語るほどに求めているものとは
違うことに気がつきます。


指さす方向に求めるものがあるはずです


ひとは自分で見つけないと
自分の答えを手に入れられないものです。

ぼくはただあっちのほうを指さしています。

ぼくはただあなたに指を指し示すために
ずっと立っています。


ずっと.jpg

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posted by 江口昌記 at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ

2007年11月30日

いのちの食べかた


残酷でもなく 陰惨でもない 乾いたもの


収穫なのだ 




いのちの食べかた

inotinotabekata01.jpg



ある子どもを持つ主婦が 子どもの給食費を払っているのだから

いただきますと言わせないでほしいと言ったそうです。




   いただきます



   作ってくれてありがとう  
                      造ってくれてありがとう


   みんなの命をいただきます 
                      地球の命をいただきます
   
     

   無駄にしないでいただきます



   みんなの元気をいただきます


         みんなの元気を   
  
 
           いただきます 
 

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posted by 江口昌記 at 20:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2007年11月28日

その花の名は

わたしたちは涙することができます
こころがいたむことや かけがえのないものを失ったときに


なにもないのに
野には花が咲くのに

ものや栄養に満たされたわたしたちのこころには
花がありません

それはおそらく 
しおれて 枯れてしまったのでしょう

その痕跡にふれるからひとはときどき
胸をいためることがあるのでしょう


わたしたちは涙することができます
こころがいたむことや かけがえのないものを失ったときに


どうか夢を見てください
夢を見ていたころを思い出してください
胸の奥に刻み込んだままおとなになった子どもの自分を
思い出してください


11月25日から12月1日までは 犯罪被害者週間です

こころのあるわたしたちは
知恵のあるわたしたちは仲間をこわします
ひとの家族や時間や思い出までもこわしつづけています

そして

ひとがひとをおそれるために
ひとは こころは 花を枯らしたのでしょう


ものに満たされたわたしたちは子どももこわしています
してはいけないよというおとなが子どもをこわしつづけています

生き物や 地球や 未来を こわしつづけています


わたしたちはもう奪いあう世界から与えあう世界になる夢も
こわしてしまったのでしょうか

おとなは子どもだなと 子どもを手の下に置きます
子どもはおとなを 置かれた手の上にまぶしそうに見上げます

子どもを愛して
おとなを尊敬しているのに

同じものを見て
同じ音を聞いて
同じ唄を歌って
同じ声を聞いて
互いにその手を握りしめあっているはずなのに
同じことを考えられない おとなと子ども


その花の名はsonohananonaha.jpg


見てもらいたいものがあります
知ってもらいたいものがあります
伝えてもらいたいメッセージがあります

「セヴァン=スズキ、伝説のスピーチ全文」



なにもないのに
野には花が咲くのに

ものや栄養に満たされたわたしたちのこころには
花がありません

それはおそらく 
しおれて 枯れてしまったのでしょう

でも

わたしたちは涙することができます
こころがいたむことや かけがえのないものを失ったときに

その涙にうるおされたときに
こころにはきっと花が咲くのでしょう

その花を見て
大切に  
声をかけ ことばをかけ 愛情をかければ
その花はいつまでも咲き続けるのでしょう


いとしいものを大切に思う こころに咲く花

その花の名は 

清らかな気持ち といいます。

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posted by 江口昌記 at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ

2007年11月27日

凄む ミカン

今年はあんまり寒いし 灯油も高いので
こたつにします。

こたつといえば ミカン。
てことではい。ミカン。

こたつの ミカン

しかし写真てむづかしいね

おんなじミカンでもこうなっちゃうと↓

なんだかよくわかんないし ああ〜っ! 寒いじゃん!

寒々とした ミカン

てことでこれがよくあるミカンの写真

凄む ミカン

ところがこれをクリックするとだ

・・ポチッ


わっ! びっくりした ・・・

まるでいきなりミカンに凄まれたようになる。

でしょ?


・・・ てことは別にしてだ。


このところ生活不順なわたしは食欲がなくて、
このあいだ夜になって仕事から帰ってきた奥さんに
だんごをもらって食べたら、
朝からミカンを二つしか食べてなかったことを思い出した。


ああ。。 そういえばこのだんごが今日はじめて食べたようなものだ

えっー そーなのっ! ・・・

それは よくないよ ・・ からだにわるいよ 体力つけなきゃ


あ。・・   でもないか ・・ミカン二つ食べたや 


えっ? ・・・ミカン? ・・二つ?

       ・・・・


・・ 四つたべればよかったねぇ ・・


      ?!そーいう問題かいっ!?


わはははははhhhh 
おほほほほhhhh


このところ腕をあげやがってまったくもぉー(笑)


そういうことで一部ご心配くださっているかたもいらっしゃるようですが

こうやって元気にやっておりますです。(^◇^)w

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posted by 江口昌記 at 16:33| Comment(0) | TrackBack(0) | チベタンパラノイヤ

2007年11月26日

小さな村の物語 イタリア


  何を求めているかで

       人生は 変わるんだよ




                  なんでも屋のフリーチェ
                  イタリア コッリチェッラ村
-BS日テレ 小さな村の物語 イタリア より-


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posted by 江口昌記 at 20:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2007年11月25日

7時の朝日

7時の朝日


えーとね。

いっぱいお願いしたいことがあるんだ。
まず身近に迫ったこれでしょ、それから気が進まないあれでしょ。。

あ。いやいや。


「僕の手の届く範囲の人が、今日も笑顔でいられますように。」


笑顔がリレーで伝われば 世界も笑顔でいられるのにね。

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posted by 江口昌記 at 19:13| Comment(3) | TrackBack(0) | おはなし

2007年11月24日

離れます

ぼくは今日決心しました。

ねじれた気持ちのままでは 過ごせませんでした


nisiogi.jpg


「帰るところが無くなったって」

「行くべきところは どこにだってあるんだ」


kage20071124.jpg


行くべきところを求めて

ぼくは離れます

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posted by 江口昌記 at 20:15| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

2007年11月23日

明日のいまごろになれば

今からやろうとすることは あれば心強いということ

でもすべてが無駄になるかもしれないから今日はもうなにもしないでおこう

明日のいまごろになれば


今日はこころおだやかに寝むれることを望むだけ

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posted by 江口昌記 at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年11月22日

アパラチアントレイル

北米大陸東部の山脈を縫うように続く、全長3500キロの「アパラチアントレイル」と呼ばれる自然道があります。

そしてこの全工程を歩き通す旅があります。

北海道から沖縄までおよそ3000キロといわれている日本の全長よりも長い旅です。

僕が見たのは再放送だったようですが10月26日でNHKBS2の
「人生のロングトレイル〜アメリカ 3500キロメートルの道のり」でした。

アパラチアントレイルを歩く人々のほとんどが、失業や離婚、戦争からの帰還など、自分の人生の転機に悩み、苦しみ、自らを孤独な旅に追い込むことにより、自分自身のこれまでとこれからに、自分自身で納得のいく結論や目的を見つけようとするものでした。

しかし高低差は2000メートル近くあり、踏破に半年はかかるというのですからスポーツ登山の要素は充分です。
自らの体力の限界に挑み、体を過酷に苛め抜く旅でもあります。

へなちょこながら、山歩きをしていた僕にも覚えがあるのですが、
歩き続けているうちに体は、ただのロボットのように歩を前へ進めるだけになります。

同時に頭にはひとつの思いが浮かび、それを追い、それを見送り、見えなくなってしまうと歩みを進める足元を見つめている自分に戻ります。
そういう循環をしているうちに、思いは反芻され、悩みや迷いはそぎ落とされて、見えていなかったものやわかっていなかったことを知ることになるのでしょう。

自分なりにこれまでに「区切り」がつき自分なりの「これから」が見えてくるのだと思います。

この旅は、人生に重いものを背負った人ほど、得るものが大きな旅になる気がしました。


ぼくは今、指針や道標を見つけたいともがいている最中です。
いろいろなひとにあったり、セミナーや本にそれを見つけようとしています。

でも、今をやり過ごす術を教わろうとすることと、自分自身で自分自身の揺らぐことのない基盤を見つけることの違いを見たように思えます。

今のぼくには
とてもとてもこころ惹かれる番組でした。

dr.pepper.jpg

残念ながら再放送の予定は今のところないようですが、ほかにも珠玉の番組が多いので、気になる番組は見落とさないようにしようと思います。

NHKハイビジョン特集


ところで、なぜドクターペッパーなのかというと、
番組の中で過酷な旅を続ける青年が「頭の中は炭酸ドリンクのことでいっぱいなんだ」とつぶやき、その欲求で我慢ができなくなると彼はコースからはずれ里山に降りていとおしそうに飲んでいたのでした。

それほどひきつける飲み物だったけ。
ぼくは発売当初、数回買ってなんとか好きになろうとしたけど結局はなじめずに縁のなかった飲み物でした。
そういえばいまでもまだ売っている。

ということはあのころはわからない大人の味で、今飲んだら「めっちゃうまいんと違うかな」
そう考えた僕は数十年ぶりに買ったのでした。


うんぎゃ! ビニールおもちゃの表面をなめたようなチェリー味。(たぶん)

こうして僕のちいさな大冒険は歩くこともなく5分で飲み終わりました。(← あほ)

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posted by 江口昌記 at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年11月21日

ちょっといいこと

「はい。ポーズ。」

火曜日は、ちょっといいことが続きました。

先日の「駐車券紛失」の返金で地元のおじいちゃんとお話ができました。
ゼロ戦の特攻隊に行きたかったと話すおじいちゃんに、海軍特年兵で戦争に志願した父親から聞かされていた話を思い出し、そのころの時代に居た青少年の切ない思いがじんわりと伝わってきました。


それから「ブックオフ」に寄って、読み終えた本を清算してもらうだけのつもりが、店内を右往左往しているうちに今のぼくに必要な本にたくさん出会い、両手いっぱいに抱えてしまい、返金してもらったお金のほとんどは本代に消えました。


それから病院でした。

駐車場を出ると足元に桜の枯れ葉が「はい。ポーズ。」とばかりにみごとに重なり合っていましたので、カメラでパチリ。


そして極めつけは6月の退院以来初めて左目の視力が0.1を越えました。
眼底出血も少なくなり、むくみも減っています。
数百発のレーザー光線のやけど痕もかなり薄くなりました。

数ヶ月間左目の視力が0.07を越えなかったために
「手は尽くした。もう視力は上げどまりかもしれないねえ。」と、
担当医がつぶやいていたのですが、今日は目標だった0.1を越えました。

常時安定するかはこれから見極めが必要だけど、「もう少し視力が戻るかもしれないね」と嬉しいことばもいただきました。


なんだか嬉しくて、帰りの車の運転がとってもまぶしかった。


日もとっぷりと暮れて、仕事から帰ったきた奥さんにつきまとい、
病院の嬉しい話をした後に、駐車券の返金が本代に化けたのを謝ったのはいうまでもありません。(^◇^)

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posted by 江口昌記 at 07:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2007年11月19日

難関

土曜日に野菜と花を買ったのはここログハウス自然館でした。

ログハウス自然館


ところで、このお店へ行く途中には、文字通りの難関があります。

そこには道に二本の太いポールが立ちはだかります。
そしてその太いポールの内側には無数のすさまじい擦り傷があります。
数多くの車がギリギリガリガリと擦っては、悪態ついたり嘆いたりしたのでしょう。


通るのにはこんな感じ


この道以外ではとても遠回りの道筋になるのでやはり行くしかないんですが。。


いざ近づくとホントに狭い!


660tのカエル色の軽自動車、愛称「ケロッピー」別称「ペロ太」でも
ドアミラーぎりぎりです。


さらにいっぱいいっぱいの橋


その先にはまた、難関、これも車幅いっぱいいっぱいの橋があります。
そしてその先には3番目の難関、また、あの太いポールが立っています。

つまり。ポールの門 ⇒ いっぱいいっぱいの橋 ⇒ ポールの門


しかしみんなウマイもんだ


土地の人ばかりなのでしょうか、さほど苦労なく通り抜けていきます。
しかし、このところ日暮れも早いですから、長居して真っ暗になってからは通りたくないものです。

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posted by 江口昌記 at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年11月18日

わかるような。。わからないような。。

昨日の土曜日は山奥の病院へ行きました。


いつもはだいたい予約した時間から
1時間から2時間待つのに
びっくりするほど早く呼ばれていやいやとっても嬉しい気分。

いいことあったなと思って
清算の手続きで受け取った自動清算機用のレシートを見ると


なんの因果か666

・・・ 666番 ・・・



建物の外にはちょっと寒い風が吹いていました。


もう10年から通うこの病院の桜も、今年は枯れて葉が落ちていました。
カサコソと風に吹かれ散る枯葉の音は首筋の寒さをいっそう増します。


桜も葉が落ちました


でも
だんだんと空は明るくなってきて、ところどころにはまるで歯磨き粉のような
ブルーと白の色分けされたクリーミーな空も見えてきます。


ストライプがうまく写ってないね


そんなささいなことでもまた気分が変わります。

時間があいたのでひさしぶりに寄り道をして、地場野菜と花を買って帰りました。


オキザリス


愛らしいオキザリスや


イソギク


固く結んだつぼみから元気がはじけんばかりのイソギク
このつぼみが、はじけて咲き誇るのを見届けてみたくなりました。


そして冬に強い黄色いカレンデュラも一株。

それぞれをプランターや路地に植えて


ミニシクラメン


玄関には美人さんのミニシクラメンを据えました。

こうしてみると、花の形はカタクリに似ているような気もします。


こんなふうに
命をそばに感じたいときや、
生きるものを見守りたい気持ちがわくときには、なにかを心が求めている気がします。

それはなんなんだろうかな。

わかるような。。わからないような。。

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posted by 江口昌記 at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記