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異常現象

2004年10月26日

先日、お取り寄せコーナーのロケで、
鞆の浦の「鯛ちくわ」の取材に行ってきました!
(お取り寄せコーナーは、広島、青森、宮城、山形、新潟、静岡、愛知でも放送されています。)

創業50年を誇る「阿藻珍味」さんを訪れ、
「鯛ちくわ」作り体験、そして焼きたての「鯛ちくわ」をいただきました。
これが皮はパリっと香ばしく、中はプリプリッ♪
噛むほどに旨味が感じられる美味しい逸品でしたヨ。



福山市鞆の浦 「阿藻珍味」さん

パリパリ、プリップリの阿藻の鯛ちくわ

さて、その時、店先で発見したのが、紅葉の若葉!そろそろ紅葉の季節ですが、
今年の相次ぐ台風の塩害などの影響で、植物に異変が起きているのです。
塩害で枯れた植物達は、季節が先を行ってしまい、「春になった」と錯覚して、
新芽が息吹いてしまったということらしいです。
僅かですが、桜も咲いていました!この秋、全国各地でこの現象は起きているようです。

あら?若葉!?
春の新緑を思わせる色鮮やかさ!
今、秋ですよね!?

この台風にしろ、猛暑にしろ、原因の一つは『温暖化』。
それを作り出しているのは私達、現代人。
『この温暖化を止めないとますます異常現象が!』
キャ~!深刻な問題ですよ~!

私たちにできることってなんでしょう?
二酸化炭素の放出を減らす努力、オゾン層を破壊しないよう
フロンガスを出さない、緑を大切にする…
いろいろあるようですが、身近なこととしては、「電気の無駄遣いをしない!」だそうです。
日本の電力の多くは化学燃料を燃やして発電をする火力発電ですから、
電気の無駄遣いをなくせば、無駄な化石燃料を使うこともなく、
二酸化炭素の放出も少しは抑えられるということです。

身近な電化製品の節電からエアコンの温度設定でも、
できることからしっかりとやっていきたいですね!

来年の春、桜はしっかり咲くのかなぁ??

木が高くて、小さいのですが、桜です!

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全国女性初の警察の航空整備士!

2004年10月20日

亀山幸代さん、29歳。
中学生の時、見かけたヘリコプター。
なぜ動くのかが不思議で始まった夢、 ―― 整備士になりたい

亀山さんは、4年前、民間ではなく全国の警察で女性初の航空整備士として入隊し、
更に、合格率20%と言われる難関の『1等航空整備士』に
今年8月、初挑戦でめでたく合格しました。
広島県警には、中型と小型のヘリコプター2機ありますが、2等では小型のみ、
1等の資格があって中型の整備ができるのです。

とにかく、それまでの勉強が大変だったそう。
就職して丸4年。通常の業務と並行しての勉強。
プライベートの時間も削り、実家に帰っても頭から離れず… というくらいの勉強漬け。
実際、そのテキストを見させていただいたら、絶句です。だって、全て英語なのです!

飛行機は、主にアメリカやヨーロッパ(フランス、イタリアなど)製のため、
整備マニュアル(説明書みたいなもの!?)なども、全て英語表記!
ですから、まず英語もできなければいけず、辞書片手に勉強。
手書きで作ったオリジナルのノートは7冊に及び、
受験勉強を思い出させられた私は、ぞっとしてしまいました!

広島県警ヘリコプター。
間近でみるとかなり迫力!
これでも小型です。
美人顔に制服姿!カッコイイ女性です♪

でも一等整備士になって、これでやっとスタートラインに立てたと言います。
それまでは、まだ半人前のような気持ちだったそう。
しかしこれからも、機体が変わると共に勉強は続きます。

そんな整備士の仕事とは――?
これが、本当に大変です。「機体の整備」はもちろん。
そのメインに見える仕事は、ほんの一部で、整備をするために必要な道具の
管理・整備が大切だと言います。

『 土台となる仕事の大切さ 』。

毎日、パトロールとして飛行するだけでなく、
事件事故は発生した時には搭乗して、救助・捜索活動もします。
緊急時には、搭乗者だけでなく地上の人々の命が関わっているのですから機体はもちろん、
道具にも不備があってはいけません。
「ちょっと待ってください!」なんて言っていられないですからね。
またそんな緊急時こそ、仕事のやりがいを感じるそうです。

私もちゃっかり操縦席に乗って
気分だけでも…エヘ♪
手書きの勉強ノート。涙ぐましいっ!

さて、神奈川出身の亀山さん、夢を追って、縁もゆかりもない土地へ来たというところには、
親近感を覚えずにはいられませんでした。
広島にきた時に感じた土地柄、環境、友達のこと…。
でも、私以上に、男性のみの職場に来た亀山さんには、少し悩みが多いようです。

実際、仕事としては男女の壁がある仕事ではありません。
だからこそ、もっともっと女性にもこの世界に入ってきてほしいと願っているようでした。

ヘリコプター出動の時の牽引もお仕事です

新たな歴史の1ページを作った亀山さん、
これからも自分の思う道に突き進んでくださいね。お互いに!

※この取材模様はJステ特集10月12日(火)に放送しました。

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プロとしての陶芸家

2004年10月19日

松山阿呼(あこ)さん。広島市内で活躍中の28歳の陶芸作家です。
とてもほんわかした雰囲気の方なのですが、とても芯が強い、輝いた女性でした!

御両親が陶芸教室を経営していたので、幼い頃から陶芸に親しみがあったのですが、
この道を決めたのは高校生の時。
「修行をするなら親元を離れてしたい。」その方が甘えがないからです。

岡山で3年間の修行を終えた松山さんの作品のテーマは、「使える陶器」。

『自己満足で終わらせたら、それは趣味。プロとして、共感してもらえるもの、
 使う人が喜ぶものを作らなければいけない。』

作家であるより、職人でありたいと願う松山さん。
その精神も修行時代に学んだそうです。

自宅の工房兼ギャラリーにて

これは実はどの仕事にも共通することですよね。
私のアナウンサーという仕事も、飲食業でも、製造業でも。自分本位では成り立たない。
相手あってのもの。
基本的に社会は人との繋がりで成り立ちます。
『 相手の立場に立って考える 』
それをいつも持ち続ける大切さを改めて気付かされました。

そんな松山さんの作品は、可愛らしく、エネルギーがあり、そして実用的。
それも、今の自分だから…。その時の自分が表れるとおっしゃっていました。

今は水玉が松山さんのマイブームらしいです
器を白化粧中

私にとっても、やはり一番仕事の遣り甲斐を感じるのは、見ている人からの反応。
誰かが喜んでくれるというのが一番嬉しい。
アナウンサーの仕事を通して、一人でも多くの方の喜び、
励みになるお手伝いができたらと思います。

松山阿呼さん

※今回の写真は放送VTRから取り込んだものです。
 というのも、本当はデジカメで撮影していたのですが、
 ある日突然、デジカメのモニターに初めて見る文章が…
 『カードが異常です』 と!※?☆
 そして全く使用不可能に。
 しばらくすると動いたのですが、よく見ると、データが全て消えていました(悲)
 本当にショックです。100枚くらいのいろいろな写真が消えました。
 やはりデータは早く落としておくべきです。
 皆さんもお気をつけてください…。

※あと、松山さんの魅力はもう一つ!
 肌がメチャメチャ綺麗なんです。輝いていました!
 その秘訣を聞いてみると「美白が趣味なんです!」と。
 『ビタミンCより「ビタミンC誘導体」が入ったものがいいんですよ~!』
 なんてことをお聞きしたりして、そんな話でも盛り上がりました。
 私ももっとお肌を綺麗にお手入れしなければと反省しました…。

※この取材模様は9月28日(火)Jステ特集で放送しました。