少年事件放置の調査官を戒告処分 大津家裁
12月7日14時39分配信 京都新聞
大津家裁は7日、裁判官から受けた7件の少年非行の調査を半年から1年間に渡って放置した上、虚偽の報告書を作成したとして、最高裁が同日付で、同家裁の50代の男性調査官を戒告処分にした、と発表した。
家裁によると、調査官は昨年9月から今年2月の間に7件の調査命令を受け、3カ月程度で終える仕事を今年9月まで放置。毎月提出する報告書で6件の未処理期間を半年未満と偽ったという。調査官は「急ぎの仕事を優先し、後回しになった」と話しているという。このため、少年の審判が遅れたが、家族らには説明していないという。
大津家裁の湯川哲嗣所長は「国民の裁判所に対する信頼を損ねたことは誠に遺憾」とコメントを出した。
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