スポーツ報知のメインコンテンツへジャンプ

◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇

◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇

スポーツ報知>特集>朝青龍

ここからスポーツ報知のメインコンテンツです

朝青龍の仮病疑惑に物言い…病院側が異例の説明

待ち受けた報道陣を無視して来日した朝青龍(中央)

待ち受けた報道陣を無視して来日した朝青龍(中央) [写真を拡大]

 横綱・朝青龍(26)=高砂=の“仮病疑惑”に、診断書を出した三重・四日市市内の病院が30日、異例の“反論”を行った。病院への問い合わせが殺到し、診断への疑惑の目を向けられたこともあり、日本相撲協会広報部を通じ病状について文書で説明。左ひじの状態については、手術の必要性があることを訴えた。

 朝青龍のけがは、ウソではないのか? ワイドショーなどでも大きく取り上げられるなど、日に日に高まる“仮病疑惑”。診断を下した病院には連日、問い合わせが殺到し、業務に支障が出るほど。事態を収拾するため病院側は、文章で異例の病状説明を行った。

 焦点となっていた腰の疲労骨折。既に急性腰痛症と第5腰椎(ツイ)=椎弓=疲労骨折と診断されているが、「検査所見と本人の訴え、診察所見を総合」と説明した。朝青龍自身が、激痛を訴えていたため診断が下されたようだ。

 もっとも、深刻だったのはひじ。左ひじ内側側副じん帯損傷、左尺骨神経痛については「かなりひどい状態で、エックス線検査上、今でも手術をしなくてはいけないほどの状態」と、深刻さを訴えた。約6週間程度の休養、加療を要すると発表したことについては、腰の疲労骨折だけではなく「(ひじを)手術したことを考えて決定」と、付け加えた。

 師匠の高砂親方(元大関・朝潮)は「6週間はおかしくないでしょ。腰よりひじ。場合によっては、手術もしなければいけないみたいだ。明日(31日)から入院します」と話した。病院側への取材については「迷惑になるので今後はこっち(相撲協会)が対応します」と、取材自粛を要請。

 疑惑の目を向けられた診断内容。朝青龍の軽率な行動は、病院側にも大きな“被害”を与えた。

この記事をlivedoorクリップに登録

この記事をYahoo!ブックマークに登録

ソーシャルブックマークに登録

(2007年7月31日06時01分  スポーツ報知)

報知新聞 ご購読のお申し込み

▼プロ野球成績

▼MLB成績

▼Jリーグ成績