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ページ更新時間:2007年12月10日(月) 21時02分

薬害肝炎原告団、首相と面会できず

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 薬害C型肝炎訴訟で大阪高裁による和解案提示を前に、被害者の全員救済を求める原告団は福田総理との面会を求め総理官邸を訪れましたが、面会は実現しませんでした。
 薬害C型肝炎訴訟では、今月13日に大阪高裁が和解案の骨子を提示する予定ですが、国は東京地裁が認めた範囲内での救済を主張していると見られています。

 原告団は「和解案の提示前に総理の政治決断がなければ被害者全員の救済は盛り込まれない」として、総理との面会を求め官邸を訪れましたが、面会は実現せず、対応した大野官房副長官から、「和解案が出るまで面会は難しい」と伝えられたということです。

 「福田総理が何とか政治決断してくれるものと今日の今日まで信じていました。しかし、裏切られました。もうこの内閣に期待できません」(全国原告団 山口美智子 代表)

 「大阪高裁で和解の手続きをしているわけです。和解の勧告の判断を頂いた上で早急に対応したい」(福田首相)

 福田総理は10日の国会でも、「今の段階で政治決断をするのは無理だ」という考えを示していました。(10日20:39)

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