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朝青龍の出げいこお断わり 友綱部屋「けががこわい」

2007年12月10日22時03分

 謹慎処分が解けたばかりの大相撲の横綱朝青龍(27)が出げいこを断られるという事態が起きた。10日朝、所属する高砂部屋(師匠・元大関朝潮)と同じ東京都墨田区内にある友綱部屋へ出向こうとしたところ、「荒げいこ」を理由に友綱親方(元関脇魁輝)から断られた。出げいこを迎える側が横綱を拒否するのは極めて異例だ。

 友綱部屋には11月の九州場所で引退の危機を乗り越えた大関魁皇(35)がいる。同親方は「ヨボヨボの年寄りがけがをさせられても困る。高砂部屋とは指導方針が違う。横綱とのけいこの考え方にギャップがある」。

 今月の九州巡業で若手の鶴竜にけがをさせた朝青龍は、この日はそのまま高砂部屋でけいこした。「出げいこ? どこに行った方がいいかな。ないやろ」と苦笑い。

 高砂親方は「指導方針の違いと言われても、師匠同士で話し合うものでもない。来るな、という部屋には行けない」とぶぜんと話した。

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