YOMIURI ONLINE
現在位置は
です

本文です

福岡で建設リース会社に発砲…親会社の事件との関連捜査


事務所の扉のガラスに残った弾痕(福岡市東区で)=東慶一郎撮影

 10日午前0時ごろ、福岡市東区の建設機械リース会社事務所の扉ガラスが割れているのを警備員が見つけ、110番した。ガラスや事務所内の壁に銃弾が撃ち込まれており、事務所は当時無人だった。リース会社は大手建設会社の100%子会社。この大手建設会社を巡っては、福岡市と北九州市で昨年以降、支店が入ったビルや工事現場で発砲事件が起きており、福岡県警東署が関連を捜査している。

 調べによると、事務所は平屋建てで、北側の扉ガラスに5発の弾痕があった。事務所内の壁などから実弾3発が発見されたが、薬きょうは見つかっていない。至近距離から撃たれた可能性が高いという。事務所には9日午後8時半ごろまで社員がおり、同11時20分ごろに警備システムが作動。警備員がガラスが割れているのを発見した。

 リース会社は主に大手建設会社が請け負った工事に建設用機械を貸し出している。事務所には機械を整備する工場もあり、約30人の従業員が働いているという。

 現場は国道3号線沿いで夜は人通りが少ない。事務所の男性課長は「嫌がらせだろうが許せない。なぜ狙われたのかわからない」と憤っていた。

 大手建設会社を巡っては昨年12月、福岡市中央区の支店が入居するビルの玄関に銃弾が撃ち込まれ、今年2月と11月27日夜には同社などが請け負う北九州市小倉北区と八幡西区の工事現場でも発砲事件が起きた。さらに11月には、同市小倉南区の別の工事現場で不審火も起きている。



    12月10日

ページトップへ

    12月9日

ページトップへ

    12月8日

ページトップへ

    12月7日

ページトップへ

    12月6日

ページトップへ

    12月5日

ページトップへ

    12月4日

ページトップへ
現在位置は
です