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なぜ堅振の秘蹟をもう一度?

Q. なぜ聖ピオ十世会は、新しいミサで洗礼や堅振の秘蹟を受けた人々に、条件付きでそれらの秘蹟を施すのですか?

A. 既に受けた秘蹟の有効性に疑いが無い限り、司祭が秘蹟を(もしも無効だったならばという)条件付きで施すことは禁止されています。単なる疑いというだけでは充分ではありません。しかし現実的な疑いがある時(つまり秘蹟が無効的に授けられていたという実証的な理由がある時)、それは許されています。何故なら秘蹟が私たちの救霊と聖化のために極めて必要だからです。

一般的に言って、第二バチカン公会議以後の教会で執行された洗礼の秘蹟の有効性については疑いがありません。何故なら、秘蹟を有効にさせる形相も質料も単純でそのまま残っているからです。これは新しい神学が、洗礼において霊魂の原罪(成人の場合には自罪をも)を洗い清めるということをキリスト教共同体へ所属する儀式という社会的な概念と取り替えてしまっているけれども、洗礼は有効といえます。司祭が洗礼が何であるかについて間違った概念を持っていたとしても、私たちには司祭が教会がしていることをするという意向を持っていることについて疑いを抱く理由はないからです。

しかしながら、時として、質料あるいは形相または教会のしていることをするという意向についてでさえも疑わざるを得ないほどの涜聖的なやり方で秘蹟が施されることがあります。新しい儀式の規則でさえも守られていないような、このような極めて希な場合において、洗礼の秘蹟の有効性を確実なものとするために条件付きで洗礼を施す必要がありうることになります。聖ピオ十世会の司教たちは、信徒が堅振の秘蹟を条件付きで施すことを申請する時、そうします。それは秘蹟の有効性について合理的な疑いがあり、その疑いを解決することができない場合に限られます。もしも堅振の秘蹟の時に、聖香油以外の油とかオリーブ油以外の油などが使われていたかもしれないというのがその場合です。なぜなら、新しい儀式書ではそれを使うことが許されているからです。あるいは、もしも聖香油による塗油と按手とが同時に行われていなかった場合、または堅振の秘蹟の授与の時に唱えられた言葉に疑問がある場合です。新しい堅振の秘蹟のときに使われる言葉にはいろいろなものがあり、聖伝による形相(「われは十字架のしるしをもって汝にしるしをし、父と子と聖霊との御名によりて、救いの聖香油をもって汝を強める」)が使われなくなってしまっているので、この秘蹟の有効性に関して頻繁に疑問が起こるようになってしまったからです。そのために聖ピオ十世会の司教たちは願いを受けると堅振の秘蹟を条件付きで施すのをためらわないのです。(回答 ピーター・スコット神父 現聖十字架神学校校長)

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