天ぶら通信

文字サイズ変更
ブックマーク
Yahoo!ブックマークに登録
はてなブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷
印刷

天ぶら通信・カシャリ:「We Love 天神協議会」事務局・池田明子さん

 ◇「その瞬間」演出--池田明子さん(35)

 「その日に雪が降るかもしれない。その瞬間しか見られない風景を楽しんでほしい」

 今年も、夜の天神がイルミネーションに彩られている。「天神のクリスマスへ行こうキャンペーン」(We Love 天神協議会主催)が始まって7年。1年間のブランクを除き、毎年準備に携わってきた。イベントの広報や参加企業との連絡調整などを主に担当している。電飾の輪は徐々に広がり、街全体が輝きを増している。

 自称「天神大好き人間」。筑前町出身で、学生時代からアルバイトや遊びで天神を訪れ、就職先もソラリアプラザを運営する会社だった。「にぎやかで、いろんな人、物が集まる街。出会いも楽しい。毎日通っていても飽きません」。現在は西日本鉄道社員で、協議会事務局員を兼ねる。

 キャンペーンは、電飾を中心にいろんなイベントを開き、12月の天神に来て、楽しんでもらうのが狙い。「もともとは、商店街、地元企業、行政が手を取り合って皆でいい街づくりをしようという考え。その第一歩がクリスマスだったんです」。景観だけでなく、街を明るくすることで防犯やマナーアップにもつながるとの考えだ。

 今年は街路樹を含めて19カ所で点灯。電球は協議会が担当する警固公園だけで21万球、街路樹が35万球を数える。

 「訪れた人に『わぁー、きれいっ』て言われると、毎回、やって良かったなぁと思います。今年のクリスマスは少しアクティブに、警固公園や各商業施設を回遊してほしい。ゆっくり歩いても20~30分で回れます」

 警固公園の点灯は毎日午後5時から深夜0時まで。協議会事務局092・734・8750。<文・徳永敬/写真・金澤稔>

毎日新聞 2007年12月8日 西部朝刊

天ぶら通信 アーカイブ一覧

ニュースセレクト一覧

エンターテイメント一覧

ライフスタイル一覧

 

おすすめ情報