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広島市の夜間救急内科診療所、中区に新設 '07/12/8

 広島市中心部に軽症患者を受け入れる内科夜間救急診療所の開設を検討してきた市、市医師会、広島大などの「救急医療体制検討委員会」は、中区千田町の市健康づくりセンター駐車場に新設する最終案を決定した。市が七日の市議会本会議で明らかにした。市は早急に設置主体や規模、経費負担の方法を詰める。

 市によると、市所有の約三百平方メートルの駐車場に施設を建て、市医師会の開業医が午後六〜十一時に診療に当たるという。

 市の夜間救急は大半を軽症患者が占め、検討委は重篤患者対応との分担を図るため夜間救急診療所設置の方針を決めた。

 当初は経費をかけず短期間で開設できるよう、健康づくりセンター一階にある既存の診療所か、舟入病院(中区)福利厚生棟内の空きスペースへの設置を検討してきたが、いずれも管理運営上の問題などから断念した。




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