誕生日にあたって雅子さまは文書で感想を寄せ、「まだ、十分に復帰できないことを心苦しく思いますが、少しずつ活動の幅を広げることができるようになりましたことをありがたく思っております」と語られました。ことし６月に十二指腸のポリープの切除手術を受けられた皇太子さまについては、手術が無事に終わったことに安どした気持ちを表したうえで、「以前とお変わりなく、お元気に御公務をお務めになっていらっしゃることをありがたく心強く思っております」と述べられました。また、来年春に学習院初等科に進学する長女の愛子さまについて、送り迎えや行事など親子で参加する機会の多かった幼稚園生活への名残惜しさも語りながら、「新しい一歩を元気に踏み出してくれればと思います」と述べられています。宮内庁によりますと、雅子さまは、活動のあとの回復が目に見えて早くなるなど、少しずつ着実に快方に向かっているということですが、引き続きカウンセリングや薬による治療が必要だということです。