2007年03月26日

謎の多い車  仮面の正体

           ????少し前のこと、出張先の職場の同僚から帰庁するという電話がかかってきた。しかしよく聞くと彼の電話口でのろれつ、がうまく回っていない。 話をするうちに顔面右側が痙攣するという。 ホームのベンチで少し休んでいく、と電話口で言っている。                              
脳梗塞。 わたしはそれに間違いがない、と思って、何でもいいから今すぐ帰ってこい、と彼に言った。 電話先は高田馬場。庁舎までは40分でつくだろう。 
                                    
顔面の痙攣くらいなら初期の段階だから大丈夫である。 すぐに救急救命センターに電話をして、1時間後にそちらに向うと言い、症状を伝えておいた。 病院は受け入れの準備をしておくという。 案外早く、30分後に彼は帰庁したが、待たせてあるタクシーにすぐ乗せて、千駄木の日本医科大学附属病院に連れて行った。 
                         
病院ですぐに脳の断層検査をして、やはり脳梗塞という診断だが、まだ初期段階だから命に別状は無い。   検査着姿で断層検査室から出てきたその姿は、からだ中にチューブを刺され、薬を体内に注入されている。すぐに集中治療室に移されていった。 
                         
ほっと、したのだが、家族に連絡をとらなければいけないので、彼のかばんの中の手帳をみて自宅に電話をして驚いた。 電話口の奥様に病状を話したところ、彼はここ1年、自宅に帰っていない、という。 そして、電話口では奥様が泣き崩れている。 まいった、どうなってのだか私には全く理解できなかった。
                             
同行した部下が定期入れの中から本当の連絡先を見つけたので、電話をして、もう一人の奥様に事情を説明すると、すぐ、こちらに向うという。 なんか、いやーな展開になってきた。 
                         
本妻とめかけ。ほどなくこの2人が病院ロビーで鉢合わせになる。 親族を医者に会わせる為にわたしは待っていたのだが、どっちを会わせる、どっちが奥さんだかわからない。
                             
この事情を聞きに彼の入った病室に行って、とりあえずチューブを刺された元気な彼に怒鳴り飛ばされてしまった。 なぜ勝手に両方に電話をしたんだ、このやろう、だと。  
                           
おいおい、そんなに怒鳴らなくても・・・、それに怒鳴る元気があれば安心だなあ。 でも2人の妻の存在、めかけ、愛人、浮気えとせとら、の意味がわからん。 給料はどちらに、帰っていた家は、お子さんはどちらの、結婚しているのはいったいどっちの女なんだろうか。 わっけわかんねえ。
      
1ヶ月後に職場に復帰した彼は、2人の女にこっぴどく叱られたのだが、さて、どっちの奥さんの家から役所に通うのか、まあ、どうでもいいか。 
          
そんな彼は上司の浮気をあからさまに同僚に話し、ばか呼ばわりをしていたのを思い出した。 他人を非難する人、自分をやたら正当化する人は、その非を自ら行なっているというカモフラージュなのだ。 
                                                
こういうのもいる。 ちゃんと仕事しようよー。そいつの口癖なのだが、そいつのパソコンにはいつも自動車会社の広告やヤフーショッピングの画面なんだわな。 どうよ、こういうの。
 
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2007年03月25日

謎の多い車  部隊解散

           ????今日は司令部に第18飛行中隊の精鋭15名が集結した。 1月に入り、いよいよこの精鋭・第18飛行中隊の猛攻撃が始まった。 各機、冬の陽光を翼にうけて明けきらぬ大空を敵機動部隊目指して高度8千メートルを鶴翼の編隊で進撃する。                                   
第18飛行中隊の攻撃は熾烈を極め、各機胴体に装填した航空魚雷が敵大型空母のどてっ腹に穴をあける。 攻撃は第一次、第二次と執拗に繰り返され、全機がそれぞれ2隻の空母を撃沈するという大戦果をおさめる。
                                         
2月に入り、今まで無傷であった、わが攻撃隊が1機、また1機と撃墜されていく。1月の大戦果に油断もあったのか、敵機動部隊の航空巡洋艦の対空砲火に、友軍機の3分の1が火だるまになって太平洋上の波間に消えていった。
     
司令部は戦闘が一息した頃に部隊を緊急召集して、いよいよ迫る最終決戦にむけて、攻撃陣の建て直しをする。 全機燃料補給を終え魚雷を積み込んで、第四次攻撃隊が母艦を飛び立った。 この最終決戦は激烈をきわめ、約半数の友軍攻撃機が撃墜されてしまった。
                                                     
今日は今まで3年間、ともに闘ってきた戦友たちの最後の召集だ。 結果的にはそれぞれがかなりの納得できる戦いをして、目標の戦果も納めることが出来た。
                                     
精鋭15名が晴れ晴れとした表情で司令部に集結し、最後の指令をうける。 「 本日をもって、部隊は解散する。みな、よく闘ってくれた。辛かっただろう、悲しいことも多かったと察する。しかしそれに負けずに、果敢に戦闘に挑んだ諸君の勇気に敬意を表する。 よくぞ司令部を信頼して今までついてきてくれた。 これからの人生に今までの部隊で得たものを役立てて、新たな道を自分の力で歩んで行って下さい。さあ、誇りを持って生きて行きなさい。 」 
                          
先生たちが泣いている、生徒たちもみんな泣いている。 3年間の苦楽を共にしたこの学び屋とも今日限りでお別れだ。 ありがとう、せんせい、有難う、生徒諸君。 
 
もう1つの思い出深い学校、進学塾の卒業式で部隊は解散した。  これからはまた、新しい希望の世界に向って大きくはばたいていってほしい。  3年間、ご苦労様でした。
                                    
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2007年03月24日

謎の多い車  教育費

          ????2月いっぱいで3年間通った塾とも縁を切る事ができた。 なので今月から塾の授業料の引き落としがない。 これは嬉しい。 塾の授業料は、やはり家計を圧迫するから今月からその分余裕が出来るのは助かると、我が家の大蔵政務次官は言っている。今日はこの、憎ったらしい塾の費用を公開してみる。 通帳を見ながら概算であるが、いかに教育費にお金がかかるかが、解るだろう。   
1、2年次の通常引き落とし授業料。
     
毎月3万円×12か月、春、夏、冬の季節講習料、各3万円、その他教材代が5万円で合計40万円 ( 1年間)になる。 2年で80万円なり。
                                          
3年次の通常引き落とし授業料。
                             
毎月4万円×12か月、春、夏、冬の季節講習料、各10万円、その他教材代が5万円、特訓と称する特別講座が18万円で合計101万円・・・・、だめだこりゃ.
                                  
3年間の総授業料は80万円+101万円=181万円・・・、よく生きてたなあ。 
      
費用対効果
       
この莫大な金額でどこの高校に入れれば良い、という基準はないのだが、最低でも偏差値65以上の上位校に入れないとダメだ。 なにせかねかかってんだからなあ。
  
私立中学校との対比
   
公立中学校に通いながら上記の塾に行った場合は、私立に行った場合と、そう変わらなくなってしまう。私立は入学時に100万円、2、3年次でそれぞれ40万円、課外授業や各種校外授業に40万円で合計220万円となる。 ただし私立中学に合格する為には、小学校4年生から3年間はこれまた塾に通わせなければいけない。 その金額は合計でおおよそ100万円だ。 この初期投資を含めると、やはり私立中学で学ぶ方が140万円も高くなることがわかる。
                                                         
肝心な結果は・・・。
  
塾に払う授業料は通う生徒のばか、りこう、に限らず一律だ。 こんだけの金を払っているのに、あの程度の高校にしか行けない、これだけのお金を払ったおかげで一流高校に合格できた。 親の心理は様々だ。 第一志望校に落ちたからといって、授業料を返金してくれる訳でもない。 受験は賭けだ。 子供も可能性に挑戦する。 親は子供の可能性を信じて金を払って夢をたくす。塾はそれに答えようと子供に勉強を教える。 ただし、結果については塾は逃げ道を残している。 受からなかったのはお宅のお子さんの努力が足りないからです、と。 受験の結果については誰も責任はとらない。 高い金をふんだくっておいても合格という保証は何所からも得られない。 受験は賭けだ、そして結果が悪くても責任を取らない塾は、まるで博打を開帳している元締めである。 わが息子は希望校に合格できたから何の不満も無いのだが、周りを見渡せば、そんな思いの親御さんがたくさんおられるのもじじつである。 受験は賭博、今更ながらそう実感している。
                                  
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2007年03月23日

謎の多い車  ヒントは屋根

          ????安ぶしん、の住宅を2秒で見抜く方法、それは屋根にヒントがある。 屋根は瓦がふいてある。 日本古来のかやぶき、重くて重厚な日本瓦、現在主流のスレート瓦などがあるのだが、どれを屋根にふいても関係は無い。                                              
ならばどこだ。 正解は 「 のき 」 にある。 のき、とは屋根の張り出し部分のことで、その下を軒下 ( のきした ) という。 古くからの重厚な趣きのある日本建築は、必ず立派なのきを持っている。
                                            
法隆寺の五重塔、東大寺、出雲大社、平等院鳳凰堂の、のきの何と立派なことか。 日本建築の最大の見せ場、伝統を感じさせる美しさは、この、大きな立派な、のき、の存在につきると言っても過言ではない。
                                             
のき下には縁側があって、その横には干し柿や、たくあん、薪や水がめが雨をしのいでいる。 立派な 「 のき 」、は、風雨、豪雪から躯体外壁を守り、「 のきした 」、は、家人客人が安心して歩く事が出来るように、ぐるりと家を一周取り囲んでいる。
                                                    
この、何の変哲も無い のき、なのだが、屋根の全体の面積のおおよそ3から5割を占めるというから驚きだ。 立派な、金のかかった住宅は、この、のきの広さが大きい。   大きくせり出した立派な 「 のき 」 は、躯体以上に家の高級感を主張する。 建築費でみても、安ぶしんの、ケチった建売住宅は例外なく、この、のき、の張り出しが小さい。 それは建築費にはね返って来る。
                                                          
安ぶしん、の家の判断は、のきを見ればすぐに解るのだ。 ではどの位の張り出しが合格点だろうか。 外壁から1mあれば文句は無い。 80cmまでなら高級な家と言って良い。それ以下では建築費をかなりケチっている評価になる。
                                 
住宅で屋根にこだわる人は少ない。 大体が外壁の色や見た目の派手さや雰囲気に目が行きがちだ。 住宅メーカーは誰も見ない屋根に手抜きをしている場合がほとんどだ。のき、の張り出しの少ない安ぶしんの住宅は、躯体構造にも手を抜いている。 柱が細い、外壁が薄い、タタキのコンクリートが部分的にしかない、パネルが薄くて接合がいい加減。 
                                           
こんな安ぶしん、の住宅は満足な耐震強度が備わっているはずもない。 屋根の、のき、が小さいので雨や雪で躯体外壁がそれらにさらされて、外壁の内側の木部が腐ってくるから恐ろしい。 腐った外壁に震度5程度の地震がきたら、これは倒壊の危険がかなり大きい。 
                                                  
列車はのどかな田園地帯を抜けて、大規模衛星都市に入る。 そこは急激な人口増加に追いつかないのか、のき、のほとんど無い安ぶしんの建売り住宅が、ない「 軒をつらねて 」いる。 互いに張り付く様に、ほとんど間隔なく建てられた建売り住宅。 風通しの極端に悪い一戸建て住宅の密集は、やがて10年で一斉に建物の老化を迎えてしまう。 
                                             
風通しの悪い住宅は、湿気が抜けずに建物を加速度的に老化に追い込んでいく。 そんな手抜き、安ぶしんの住宅の新築価格はどうだろう。 案の定、2500万円と格安だ。
                                                             
田園をぬけ、山すそを見ながら中距離特急列車は速度をあげる。 広い稲田の向こう側には、大きな防風林を従えた立派な、のき、の、大きな家が景色と一体になる。 風格は金がつくる。 金のかかった物には風格とオーラが宿っている。 
                                
それは住宅も自動車もおんなじだ。だから、風格を大切に。
 
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2007年03月22日

謎の多い車  安ぶしんの色々

          ????安ぶしん、な造りと言えば自動車住宅を思い浮かべる。 安い自動車は外皮の鉄板が明らかに薄い。 3ナンバーでも普及品ともなると、ボデイが指で押してぱかぱか、凹むから面白い。                                                             
ポルシェを引き合いに出すが、911にしろボクスターにしろ、どこのどこでも凹みのへの字もない。頑強な鉄鋼やアルミ合金の塊だ。 その強さ、鋼( はがね )のねばりが運転していて、剛性感につながるのである。 
        
ボデイはただ単に強いだけではなく、ショックを吸収する 「 ねばり、しなり 」 も必要だ。 しなやかなボデイは繊細なサスペンションに支えられ、エンジンから送り出される強大なパワーを、効率良くタイアに伝達しなければならない。
                             
安ぶしん、のもう一つ、住宅はどうだろうか。 耐震強度などの専門的な構造診断が求められるこれらの評価、判定は素人にはまず、出来ない。何せ、骨組みや柱や躯体構造などの内部構造は見えないからだ。
               
ならば外見で良い住宅か、安もの住宅か、をひと目で判断出来る方法を、お教えしよう。
     
ローカル線に乗って、車窓から見える日本古来の和風建築。 思い日本瓦をしょって、防風林を従えたこれらの家屋は、金のかかった良い住宅だ、見て、2秒で解る。
                                  
しだいに列車は都市部に入り、隣同士が引っ付くように建てられた近代西洋住宅が多くなる。これらの90%は安物住宅だ、見て、2秒で解る。 美しい外壁にお洒落な躯体。 センスの良い西洋館風の住宅が、実は住宅の 「 ある場所 」を見ただけで、実は粗悪、安物、手抜き、耐震不足、耐久性劣悪、な事がわかってしまうから恐ろしい。
                                                
愛妻が 「 ぱぱ、もうねましょ、 」 と言っているので、この続きはあした。
           
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2007年03月21日

謎の多い車  読めない漢字

           ????わたしは自慢じゃないが読めない字が多いので、しょっちゅう愛妻に笑われる。 以前、読めなかった漢字に 「 大和郡山市 」 がある。                 
これは本当に読めない。 「 やまとぐんやまいち・・??。 」   読めな理由は、市、がつているからで、市がなければちゃーんと読めるんですよ、「 やまとぐんざん 」と・・・。 
                     
JRの駅でも読めない字がある。 「 我孫子 」 という駅名だ。  「 がまごこ?? 」なんじゃそれ・・・。  かわった駅名に 「 満遇酢 」 とか、「 陳湖 」とか、「 低馬ッ苦 」や、「 杯億 」 などがある。
                                   
名古屋は機械工業が盛んなだけに、それらに関連する駅名がある。 「 場流部 」 「 費巣豚運動???n?[?g 」 「 和え議 」 や、「 屁流巣 」などである。   
                            
漢字は意味を現す便利な言葉であるが上記の羅列は、程度の低い当て字の範囲を超えていないのが、私の思慮深いことを証明している。
                                                
こぶん、と言われてやくざの弟子入りかと思いきや、古文が正しかったり、かいえん、が開園だと解ったり、しけいが死刑でなくて市警だったりする。
        
ひらがなでは解らない意味が漢字の一文字で理解できるのは、日本語ならではなのだ。 
     
車の名前にしても、漢字にすればもっと解り易い。 「 王冠 」、「 過労裸 」、「 疎荒 」 などと、ねえ・・・。
 
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2007年03月19日

謎の多い車  道を教えて下さい

          ???? 「 道を教えて下さい。 」  親切そうな、しかし眼光鋭い1人の男が前の車から降りてきた。 車のナンバーを見ると県内ナンバーで、ここから30分ほどで行き着く高速のICを聞いている。                         
幹線道路で一本道でICまで行ける簡単な道のりだ。 車両強盗。 最近多発する凶悪犯罪の1つで、キーをつけたまま、運転手を監禁もしくは降ろして高級車を奪う悪質な犯罪だ。 
                                                          
このテの犯罪から自分と車を守るためには、最低でも以上の事を準備する。 まず、常にキーロックをして、外からドア−を開けられないようにしておくことだ。 次に、前方の車との車間距離は停車時でも、常に距離を空けておくことだ。 急ハンドルをきってその場から逃げることが出来るよう、車のノーズがつねに前方の車と2mの余裕を保つ。
                                              
親切そうな、悪意にみちた男が降りてきて、あなたの車の窓ガラスの前に立ってもけっして窓を全開にしてはいけない。 相手と話をするのに窓ガラスは3、4cmも開いていれば十分だ。 それでも十分に話はできる。 悪意をもった男は全開の窓ガラスからあなたの襟首をつかむか、あなたの顔をハンドルに押し付けて、自由を奪うはずだ。 そのあとは、車内から引きずり出され、キーを奪われて車を奪われる。
                                                 
わたしに道を聞いてきた親切そうな大柄な男は、3cmの開いた窓越しにとりあえず、ほんとうにとりあえず道を聞いて、少々落胆した表情を残して、自分のローレルにもどり、青信号とともに国道に合流していった。
                                           
車内にナイフを準備するのは警察の検問でとがめられるので、持ち込まないようにする。 不測の事態に対処するには、なにもナイフでなくてもいい。 武器としか判断されないナイフは、所持している言い訳がたたない。
         
チンピラや気の短いトッポいあんちゃんの言いがかりから身を守る、武器に応用出来そうな、でも、本来の使い道は別にある物を手の届く所に置いておくのがいい。
   
金属製の鋭いボールペン、柄の太い洗車ブラシ、土禁用の硬いサンダルなどが最適だろう。
                                    
銀行強盗用のオレンジ色のカラーボールは、敵が逃走する時に相手の車に投げつけて破裂させる。 悪意に満ちた男が近ついてきたら、キーロックをして窓を閉めて何があっても平常心を保ち、その場から立ち去ることだけを考える。 同乗者が女性ならばなおさらだ。 たとえあなたの車のボデイを蹴っ飛ばされても、そこは無視する事が肝要だ。 相手は怒ってあなたが外に出てくるのを待っている。 犯人が複数の場合はあなたに勝ち目はまったくない。  あなたが怒って車外に出たとたん、複数の男たちがあなたの助手席にすわる女性を拉致する。 車も強奪されるかもしれない。 
                                  
物騒な今の世の中、悪意に満ちた人間はいくらでもいる。 そんな連中の引き起こす物騒な騒ぎから身を守るすべを時には考えるのも必要だ。 
    
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謎の多い車  かかりつけ医

         ????朝から頭痛で目が覚めた。 喉も痛い、全身がだるいのでかぜ、だろう。 いつものかかりつけ医に行くと、開店?前なのに番号札はすでに11番。 真っ暗な待合室には近所のばあさんたちが院内会議?に忙しい。               
混んでいるので出直そうと思い一度帰宅して愛妻?L?X?}?[?Nが「 11時頃ならもうすいていると思うわ、可哀想だから連れて行ってあげるわね、」
           
その後、2人でかかりつけ医に行って、いつもの注射がへたくそな医者が言っている。 「 37度くらいの熱じゃ、インフルエンザかかぜ、か、解らないね、のど、は、あーあ、真っ赤だ・・ 」
                                                   
わたしは「 インフルエンザの予防注射はしてあります、痛かったけど・・・。」 
       
かかりつけ医は笑いながら、「 あっ、そう・・でも、そんなもの気休めだからねえー 」だと。
                                 
その時、愛妻?L?X?}?[?Nが「 えーっ、あれって気休めなの? その割には高かったわよ。 」
  
隣りで医者の奥さんがけらけら笑っていたが、かかりつけ医は 「 まずい 」と思ったのか、良く効く抗生物質を出しておきますよ。 そんなら、許してやる。
                                    
愛妻は花粉症の薬を処方してもらって、上機嫌でスーパーに行って、ポテチとチョコレートを買ってもらった。 
                                                          
帰宅して愛妻が「 これから円高になると海外ではクレジットカードが有効なのよ、決済は1ヵ月後だから。」と、言っている。 なるほどそーなんだ。    
                                   
寒さを馬鹿にしてポルシェでオープン走行を頻繁にしていたのが、かぜの原因だと愛妻は言っている。 なるほど、そーかもしれないなあ・・・。
      
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2007年03月18日

謎の多い車  強行突破

         ????遠くの河川敷きで黒い煙があがっている。 敵の155mm自走榴弾砲の砲弾が着弾したらしい。 河川敷きの葦の茂みに身を潜めていた陸上自衛隊の90式戦車の長い砲身が、突然、俯角をとったかと思うと、いきなり戦車砲が唸りを揚げた。     
第7師団第41戦車大隊は敵侵略部隊に打撃を与えるべく、一斉に戦車壕から前線基地めがけて前進を開始した。総数40両の新型戦車が、幅3キロにわたり展開し、時速70km/hで一気に敵陣を制圧した。 
                                              
葦原の野焼きを横目で見ながら、勝手にそんなことを想像し、国道に出て、ポルシェのエンジンにムチを入れる。 県道に合流してしばらく走ると、前方が白く煙っている。 北西の季節風が巻き上げた畑の土だ。 もうもうとした土ぼこりに 「 さて、どうするか 」 と考える。 何しろこちらは幌を降ろしたオープンカー、横に逃げる道もない。 
                                           
ちんたら走っていては、車内に土ぼこりが入ってしまうと考えて、窓を上げて「 強行突破 」 をすべく速度を一気に加速した。 まるで特攻隊の気分で出来るだけ加速をして、もうもうとした土煙りに突入。 
                                            
後ろからずーっと付いてきていたBMW5は、恐れをなして物凄い土煙りの前に減速している。 クーペのくせにだらしがないぜ、こっちとら、オープンカーだ、と気合を入れて、一気に突入、脱出をはかる。その間3秒ほど。 
                                     
空気を切り裂く凄いスピードのポルシェは、白い煙に一筋の空気穴をあけ、弾丸のように脱出した。 スピードとはたいしたもので、あれだけ巻き上げた土ぼこりの一粒も車内には入っていなかった。
                                                 
春一番のような強風が吹き荒れる日は、なるたけポルシェの運転は控えよう。 ほこりを吸い込むと、エアークリーナーが詰まるだろう。汚い空気をシリンダー内に獲り入れると、エンジンにも悪い。 オープンカーはやはり穏やかな小春日和に運転するにかぎる。 そんな季節までもうすぐだ。
 
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2007年03月17日

謎の多い車  くるまの華

          ????暖かい日ざしに誘われて、愛妻?L?X?}?[?Nドライブに出かけた。 ポルシェはもちろん、フルオープン。                              
愛妻はうす茶色のフレアースカートに白いブラウス、軽くお化粧を施して、我ながら 「 綺麗だなあ 」と思う。 フルオープンカーには女性が似合う。 オープンカーの助手席を空けた車はやはり寂しくみえる。
                                            
国道に出ると、周囲の車はまず、愛妻?L?X?}?[?Nに視線を向けて、それからポルシェを観察する。やはり、女性?L?X?}?[?Nはくるまの華、なんだなあー、と、思った。
                                   
911カレラは硬派な走りや、のイメージが強い。 実際、ポルシェの認知度はどうしてもスポーツカーイメージで定着しているから、オープンカーのポルシェは、案外、周囲の人にとっては 「 サプライズ 」のようである。
                                      
愛妻?L?X?}?[?Nが同乗している時は、野暮な音楽はかけない。 面白いお話でにこにこさせると、いっそう楽しいドライブになる。 女性がにこやかに笑う姿は 「 華 」 である。 どうせ周囲からは車内は丸見えだから、可愛い笑顔の愛妻を見せびらかして自慢しよう。
                                                
愛妻と一緒に出かける時は、似合う洋服を一緒に選ぶ事にしている。 身長162cm、体重52kg、バスト89cmにきゅっと締まったウエストを大いに強調させる服がいい。 美しさは強調するのがいいから、スラリと伸びた足に、締まった太ももが出るラインにこだわっている。 まだ引力に負けていない胸は、前にドンっと張り出すかたちを強調させる。
       
ビキニの水着は勿論のこと、ハイレグをわたしが選んだ。 最近のビキニは、胸を強調させるために、中にパットが入っている。 これを着けた愛妻?L?X?}?[?Nの胸は半分以上もはみ出る。 乳首以外はほとんど丸出しというわけだ。
                                     
ついでだからハイレグ水着をはく時は、あそこの大切な毛を、ほとんど剃ってしまう。 ハイレグだから水着のわきから出ない様に、そう処置するそうだ。  
                                     
来月は愛妻と2人で南の島に6日間行ってくる。 息子???[???i?????????jは黒姫高原にキャンプに出かけていないからだ。 南の島、パラオはマリーンスポーツのメッカ。 ちょうど今は真夏だから、愛妻を裸にするにはもってこいの場所である。
  なんか、話が脱線してしまった。 結論は、オープンカーに女性はよく似合うということだ。    
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2007年03月16日

謎の多い車  いろいろな醍醐味

           ????ポルシェの醍醐味は皆さんが考えている通りだから、この先は言わない。 中古車雑誌に996型911ターボが1200万円で売りに出ている。 997カレラとほぼ、同じ金額だけど、どっちにしようかなあー、と仮に考えていて、コーヒーをこぼしてしまった。                                                         
4年落ち、走行3000kmのターボなのだが、ターボの醍醐味を味わってから手放したのかと心配になった。 4駆で400psオーバーの911ターボは、瞬間加速、スタビラリテイ、安定性など、非の打ち所が無い存在だろう。燃費は最悪だけど。    究極の高級車だから、これに勝る車は他には存在しない。
                             
教育の醍醐味は、バカで脳タリンで考える事を拒否して、快楽ばかり追求する生徒を、いかに勉強させて良い大学に合格させるかにある。 教育とはそーいうものだ。 
                                 
利口はほっといても自分で勉強するし、勉強の面白さも知っているから、そんなもんに教育しても醍醐味は味わえない。 いかにバカに勉強をさせて、良い結果を出させるかが、教育の醍醐味らしい。 それは教員の醍醐味でもある。
                                    
出来る生徒が揃っている学校は、先生より生徒の方が知識が豊富だ、頭が良いともいう。 そんな学校では、生徒は勝手に勉強する。 するな、と言ってもする。 というか、勉強しかしない。 目標は何処かの旧帝国大学で、ただそこに合格するのが生きがいになっているから、いざ、大学に入るとからっきし勉強をしなくなるケースがかなり多い。 目標を失って、抜け殻状態になる悲惨なものである。
                                                     
夫婦の醍醐味は勿論のこと、あれ、だ、あれ。 洗車の醍醐味はブレーキ洗浄。  真っ黒いダストの水が跳ね返って、顔面がまだらになる。そんなわたしの変な顔を見て愛妻?L?X?}?[?Nが 「 あら、どうしたのかしら、かおが黒いてんてんだらけよ、みずぼうそう? どこかでわるいお遊びをしてきたんでしょ 」と言っている。 べつにやましい事はしていないのだが。
                                    
うなぎの醍醐味は二段重ねのうな重だ。 これはたまらなく美味しい。 さざえはつぼ焼き、ふぐはてっちり、と、あげたらきりがないので、きょうはこのへんで。
 
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2007年03月15日

謎の多い車  注目される存在

            ????自販機でたばこを買い終わって振り向いたら、真っ赤なポルシェに向って、幼稚園児がダーッと走ってきた。 ポルシェはエンジンを切って停めてあるから幼児たちに危険はない。 どうなるか、少し観ていたのだが、遠巻きにして何やら 「 ぐじゅぐじゅ???[???i?????????j 」 言っている。                                              
朝のお楽しみ、を邪魔するのも気がひけるので、お迎えの幼稚園バス?o?Xが到着するまで、幼児たちの自由にさせる。 若いおかあさんたちが幼児に着いてきて、 「 綺麗なくるまね、ほらあ???n?[?g 」となごんでいる。 
                                    
ぴちぴちのスタイルの良い若奥様?L?X?}?[?Nにわたしは緊張して、後ずさりして、たばこやの軒先に隠れる事にした。
                                                        
たばこやにはじじい、がいて、「  いつもあの車で買いに来てくれるけど、何だい、あれ・・」
                                 
幼稚園バスが去ったあと、ようやくポルシェで帰路についた。 交差点で対向車線に右折する路線バスがいるので、パッシングの合図で行かせてあげて、ピカリ????????、のお返しの合図に、運転手さんが頭を下げてまで礼をしてくれる。
                                  
八百屋に行って、いつものいちごを2パック買った。 レジ袋はいりません、と言うと、嬉しそうに 「  毎度すみません、ポルシェと同じ色のいちごですね 」、と笑っている。 
                                                          
ポルシェに乗っているとポルシェが当たり前になって、そのありがたさが解らない。 他の人はどんなにうらやましく思っているか、そんなことを考えるこの頃である。
                                 
他の人から見れば贅沢な車であることを考えて、今のポルシェを大切に維持していきたい。 ポルシェセンターの店長さんのはなし、 「 ポルシェのモデルサイクル、買った人がそれを手放すまでの期間は平均で約3年です 」。 そんなに早く飽きて手放してしまうのか・・と、驚いてしまう。
                                       
お金の力に物を言わせて、次々と新型モデルを買い換えるのは、その人の自由なのだが、3年くらいで911やボクスターの奥義がわかるとも思えない。 だったら、1台のポルシェにとことん愛情をかけて付き合うほうが、いいと、わたしは思う。 
                            
車の価値の1つにこんな定義がある。 ワンオーナーのオリジナルモデル、多少のキズがあっても、この定義はかなりの説得力があるそうだ。 まあ、それはそれとして、もっと1台の車に愛情を捧げられないものかと、思う。
                                      
せっかく注目される存在の車にのっているのだから、安易に右から左へポルシェを買い換えるのは良くないとわたしは思う。 それではポルシェがかわいそうではないか。
  
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2007年03月14日

謎の多い車  それぞれの道標

          ????晴れ渡る青空のもと、希望の歌声がこだまする。 今日限りの、今生の別れ。 もう二度と出会う事はない同期の友よ、3年間の思い出をありがとう。                                              
仰げば尊しわが師の恩。そんなあたたかい想いを胸に、180人の子供達が思い出の学びやを去る時が来た。 そう、きょうは息子の中学校の卒業式。 それぞれの子供達は、大きな夢を膨らませ、それぞれの道標を歩く。
                                        
3年前の4月、まだまだ小さな、可愛い子供たちが桜咲く正門をくぐりぬけ、明るい中学生活を楽しみにしていた。 1年経ち、2年が経過して、だんだんと学校に来ることが出来なくなる子供が増えていく。 
                                              
不登校。 一度、この底なし沼につかまると、容易には抜け出せない恐ろしい現象だ。 いじめ、家庭内不和、非行など、原因はいくらでもある。 確かな事は、どの子供たちも心に深い傷を負っているということだ。
                                           
そんな子供たちも今日は晴れの卒業式。 誰もが別け隔てなくやさしい心でそんな仲間を迎えている。そして、そんな弱い仲間を皆で支えあってむかえた今日の感動は、親も子供もみな、涙にくれる。
                   
すべての子供たちの、全ての受験も終了した。 どこの、どんな高校に行こうが、どんな職業に就こうが、それらの全てが正解だ。 晴れがましい笑顔の、それぞれの子供たちには、輝く未来にむけた、希望あふれる道標がある。 
                                     
少年よ、大志をいだけ。いまはつらいだろう、これからも辛い事は待っている。 でも、そんなことにいちいち捕らわれないで、自分の道標を見つめて、夢を捨てずに生きていきなさい。
                         
最後に息子の担任の先生の、最後の言葉を紹介する。 「 新しい進学先では自分の夢の実現のために、いろいろな困難に正面から立ち向かって、それを乗り越えていってください。」 
                         
仰げば尊し我が師の恩。 この歌を満足に唄えるものは誰もいなかった。 子供たちも先生も親も誰もが、この重い言葉に感動して、今までの楽しい思い出が走馬灯のようにめぐっている。 
                       
なみだ、涙の卒業式。 たのしい思い出をありがとう。 これからもみんな元気で、そして、さらば友よ。
  
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2007年03月12日

謎の多い車  思うところありて

         ????役所の少し偉い人が先週、3日の休みをとって四国の巡礼の旅に行ってきた。                
行く前に、わたしに何所に行けば ( おまいりをすれば )いかな、と聞いてきたので、手っ取り早く行けるルートを一緒に考えてあげた。 
                                            
松山から瀬戸内海沿いの寺を3つ巡って、道後温泉でゆっくり休養する案に決めたようだ。 巡礼の旅の感想を早速、聞いてみたが、やはり、こころが洗われたという。
                                 
四国にはわたしは釣り家族旅行で30回は行っているので、どこの何が良いかは大体わかる。 巡礼の88ヶ所巡りは、それこそ10年かかりで気長に楽しむのも良いだろう。 温泉、ご当地のご馳走、美しい山並みやきらめく瀬戸内海をゆったりながめて日頃溜まったこころのさび、を落として、機械油でも注油するのも必要である。
                     
思うところありて、四国のお遍路さんの旅に行ってきたその人の表情は明るい。 やはり、こころが洗われて、くだらない現実に悩む自分の小ささを実感したに違いない。
                                
定年まで残すところあと5年。細君に先立たれ、子供もいない1人身のその人は、変化の無い現実に終止符を打つべく、巡礼という「 心のつえ 」にすがる。
                                     
辛い事は考えていてもらちがあかない。 その人は、これからの一人ぼっちの人生に思うところありて、四国88ヶ所霊場の旅をはじめた。 
             
人は癒しが必要だ。 何に癒されるかは人、それぞれだから、霊場、海、旅行、車、つり、食べ歩きやスポーツ観戦など、自分の好きなものを選べばいい。
                                       
今まで、他人のことはあまり考えないその人は、松山空港で両手に持ちきれないほどのお土産を買ってきて、役所の一人一人に配っていた。 坊ちゃんだんご、一六タルト、たこめしなど、ご当地名物の土産を披露していた。
                                       
そんな彼の姿をみて、 「 これで厄払いが出来ただろう 」と、一安心。こころも態度も温和になって、帰って来てよかったなあー と、思ったら今度はわたしと行きたいなどとにこにこしながら言っている。
                                              
お遍路の旅が別に嫌いな訳ではないのだが、88の煩悩を取り除くにはまだ早すぎるとおもいますよおー、わたしの場合。 だって、煩悩あってのわたしですからね。 それに、わたしから煩悩と毒気をとってしまったら、謎の多い車、が、悟りを開いた車、になっちゃいますからね、だから、四国巡礼の旅は別の人と行ってくださいね。
 
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2007年03月11日

謎の多い車  他人の不幸

          ????ひとは皆、他人の不幸を心待ちにしている。 他人の不幸は蜜の味、とも言う。  表面上は仲良しを取り繕って、 「 私こそ味方ですよ 」 てな顔をしながらこちらの不幸を静かに待ち望んでいる。                                                      
利害関係の全く無い、学校も会社も学歴も違う、年齢は勿論の事、経済的な状況も、生まれも育ちもかみ合わない、そういう人とは安心して付き合える。
                                        
隣近所を見てみると、みんな高学歴で一流会社に勤務をして、それぞれの子供の年齢まで一緒だ。 自然と、子供の進学先でご近所4軒が 「 となりには負けまい 」 と目を三角にするから、男親同士は仲が悪いのなんの。
                                      
そんな男親たちも定年を迎え、1つの広い畑を借りて区画を分割して家庭菜園を楽しんでいる。 どこもかしこも同じ野菜を栽培する、いまは大根、これからはじゃがいもトマトにインゲン、レタスになすび。 そしてまた、大根の戻るというサイクルだ。
                                                         
野菜くらいはのんびりと、他人の目を気にせずに作ればいいのに、と、思うのだが、競争原理で長年暮らしてきたご近所なのでそうもいかないらしい。 一区画に同居した他人の畑の大根の生育を自分のものと比較する。 勝っていれば機嫌が良いが、すこしでもお隣りに負けている、つまり、生育が悪い、収穫が少ない、と、とたんにお隣りの悪口の言い合いに発展するありさまだ。
                             
だいたい、悪口は本人に面と向って言わないのがセオリーだから、菜園仲間と全く関係ないわたしに言ってくる。 じじいの悪口、わたしは聞き役というわけで、いったいこういう状況はどうにかならんものか、と、呆れてしまう。
                                     
人間、暇だとろくな事を考えない。他人のあら捜し、過去の他人の不出来を 「 おかず 」 に菜園談義にいとまがない。 そんな会話にも多趣味な、いでたちがうかがえる。 ヨットに乗った事ないだろう、演歌なんか聴きやがって、肥料をけちっている、雑草を抜かない、脳梗塞でもまだ生きている、目が見えなくなりつつある、左手がふるえてきた、たたないだろう、はげてきた、外車なんかちゃらちゃらのりやがって、。 
                                          
そんな仲の悪いご近所の旦那さんの、共通の話題がこれだ。 「 まーだ、息子が家から出て行かない、結婚しない 」。 4軒の息子さん、そろって30歳前後のやもめ暮らしときたもんだ。 この話題は最高機密なので旦那さんたちは絶対に公言しない。 
                                                       
わたしがポルシェを買った時は、 この連中が 「 外車なーんか乗り回しやがって、うらやましい 」 とにこにこして言っていた。 年代が20も違うと、そりゃもう、別の生き物、くらいにしか思われないので、わたしとしては気が楽である。
                             
きょうは珍しくその敵対するじじいどもが、前の菜園に集合して、何やら 「 なごんで 」 いた。        「 やりゃー、できるじゃんかよ、じいさんども 」 と、わたしは思ってポルシェでいちごを買いに行った。
                                    
あとで聞いたのだが、どうやらお互いのキズをなめあっていたらしい。 大根があまって、あふれて、どうしようもない。 まあ、そうだわな、不幸も共有すれば、昨日の敵も今日は味方、ということだ。 その調子で仲良くたのみまっせ、じいさんたち。 
 
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2007年03月09日

謎の多い車  運転の奥義

          ????ポルシェセンターからトレーニング・プログラムの案内が来た。 富士スピードウエイでのトレーニングで、中級者が135,000円、上級者が170,000円だ。      
はたして自分は中級なのか、それとも初級なのかはさっぱり解らない。 サーキット走行の経験が無いので、やはり初級者だろう。
                                                 
車のメカニズムや運動性能をある程度解っていても、実走となると勝手がちがう。 ポルシェを買って5年が経過して、最近になってようやくポルシェの実力について行けるようになった、と、勝手に思っている。 
                                            
高速道路をハイスピードで飛ばしても、その実力は感じることができるし、近所のS字カーブでの走行でも車のコントロールが楽しめる。
               
車を操縦する奥義はなにか・・。それは、車の運動性能をつかみ、エンジンの能力を出せて、走行性能に自分の意思をポルシェに伝えられるかだと思う。
                                        
S字カーブでの走行も、時々はトレースラインを変えてみる。 アウトから侵入してノーズをインに向けると同時にアクセルを踏み込んで速度をとりつつインを高速で駆け抜けて、そのままだとアウトからの侵入になり、車は外へでようとする。 
                             
すぐにノーズをインに向けて次のカーブの内側を高速で駆け抜ける。この間、約5秒。 真っ直ぐ走っていると解らない、コーナーリングの面白さが体験できる。   
コーナーの侵入角度をやや鈍角にとると、車は遠心力に負けて、外へ外へと膨らんでしまう。
                                   
S字カーブではめりはりのあるハンドリングが必要になるのだろう。 車速が出ていると、回転の慣性に負けて、つい怖がってアクセルから足を離してしまうのだが、これが車の挙動に悪影響を及ぼす。 カーブではノーズを思い切り内側に入れて、アクセルは踏み増しが必要だ。 そうすれば、回転の慣性力、遠心力に負けることはなく、車の挙動は安定をたもったまま、コーナーリングスピードもあがるというわけだ。 
                                              
ノーズを内側に切れ込むということは、リア−を滑らすことと同じなのだが、ドリフト走行ではないので、極端にリア−が流れる事はない。 ただ、前が内側に入る、イコール、リア−が外に出るという原理を想い浮かべれば良い。
                                     
S字走行でのキモは、何と言ってもブレ−キをかけない事だ。 アクセルから足を離すと、前にでる推進力が急激に失われるから、当然、運動性や安定性が失われることになる。 慣性力や遠心力に負けない為にも、アクセルの全閉はしてはいけない。 特にリア−の重い911の場合では、これが命取りになることが多い。
                          
リア−ヘビーの911は、リア−が滑り出す限界を超えると、一気にリア−が流れてスピンする。 これも、ブレーキと、アクセルの操作ミスから起きている。 ボクスターなどのミッドシップ車は、重心が車体中央にあるため、リア−が流れる事はまずない。 ミッドシップが安定している理由はここにある。
                             
しかしながら、どんな車でも限界を超えると破綻するのは一緒である。 ミッドシップ車は運動性が破綻すると、リア−が滑り出して、こま、のようにその場でくるりと回る。 一度滑り出したリア−は、もう抑える事が出来ないのがミッドシップ車である。 もっとも、そこまで破綻させるほど無茶な運転はしないのだが。 それは911も同じことで、リア−の振り子の原理を止めることが出来るのは、サーキット・ドライバーだけだ。 
                                      
車の奥義、運転の奥義、奥が深くて知りたい気もするが、そんな度胸は持ち合わせていない、というのが正直なところである。
 
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2007年03月08日

謎の多い車  生徒諸君、君たちはえらい

         ????市立柏高校の快挙が新聞に大きく採り上げられていた。 8日に卒業式を迎える三年生9クラスのうち、A組とD組の二クラスで卒業式に生徒全員が出席すれば、このクラスの年間出席率100パーセントを見事に達成する、という。                                           
生徒の中には右腕を骨折して、入院・手術をした女子生徒もいたが、病院側を説得して学校を欠席せずに、晴れて記録達成の日を迎える。 ( 以上、千葉日報より抜粋 )
                             
この高校では学業とスポーツの活動を両立すべく、先生、生徒、父兄が連携して生徒の目的意識を育てている。 市立柏高校は吹奏楽部の活躍がめざましい。全国高校吹奏楽コンクールで日本一になるという輝かしい実績を収めたり、硬式野球部が甲子園大会の県大会に常に上位に食い込んでいる実力校だ。
                                   
学力向上にも学校は力を入れ、大学進学にも実績を出しつつある。
               
人間、目的意識が何より大切だ。進学、就職、地域活動や趣味やスポーツ。 何でもいいから自分の、ある目的の為に努力して、安易に妥協しないこころ構えは、その想いで必ずや目的を達成できるのだ。
                                                 
1つの目標に向ってクラス全員、三年生全員がチャレンジをし、見事に100パーセントの出席率を達成させた、生徒諸君。 君たちはえらい。
                                            
生徒の感想はこうだ。 「 続ける事の難しさ、大切さを実感しました。 」  まったくもって、そのとおり。 仕事でも勉強でもスポーツでも趣味でも恋でも結婚も、この、執念があればなんでも出来る。 努力を怠らなければ不可能なんて、この世の中には無いのである。 
                                               
出席率100パーセントがいかに困難なことは想像に難い。 1人でも、一日でも学校を休んだら達成できないのだ。 これはまさに、クラス全員の固い絆と、先生父兄の見事なチームワークの賜物であろう。
                                               
1つの目標に向って、全員が火の玉のごとく結束した市立柏高校の快挙は、生徒や先生の大いなる誇りになって、これからの長い人生の中でも良い思いでになったであろう。
                             
一年間を振り返れば、数かずの困難に直面しただろう。でも、生徒全員がお互いを信じあい助け合って、何よりも信じあって諦めなかった心の強さが絶賛に値する。
                                   
継続は力なリ。 市立柏高校の生徒諸君が身を持ってその大切さを証明してくれた。 
      
生徒諸君、君たちはえらい。
 
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2007年03月07日

謎の多い車  受験の連鎖

         ????我が家には全く関係ないのだが、今日は県立高校入試の合格発表があった。 息子の中学校での県立志願者はおおよそ8割にも及んでいる。 それだけ県立志向が強いという事である。                                
だから、高校受験をした生徒の8割が今日、その結果を目の当たりにした。 我が家のような私立志向の家庭はほんとうに稀である。
                 
なぜ私立高校で勉強をさせたいのか、なぜ県立高校をはなっから相手にしないのか。 その理由は簡単だ。 
                          
受ける教育の程度が、私立高校は圧倒的に高いからだ。 そういう私立高校の中でも学校同士の程度の差は大きい。 特に大学附属高校ともなると、将来の安定した教育環境が保証されているために、狭い募集定員にもかかわらず、多くの生徒が受験してくる。 そう、みんなが皆、苦労しないで併設大学に行きたいからである。 
                                                        
なぜ県立に行きたいのか、親は行かせたいのか、これがわたしには解らない。 受験産業の当たり前の合言葉、「 県立4年 」。 つまり、県立に行ってしまったら現役ではどこの大学も合格できない、だから浪人1年は当たり前だということだ。 
                            
高校で何を勉強するのかといわれれば、ほとんどの場合は大学受験のための受験勉強で、と答えざるをえない現実は、教育の本筋から遠く外れているのだ。
                                       
私立高校の良さは、3年の段階ですでに併設大学の講義を自分から受けられる事だ。 大学生に混ざって、附属の高校生が先取り学習ができて、それが1年後に大学に入学した時には単位として認められる。 
               
自分の目的にあった学問を取得できる特典は大学附属ならではの特典であろう。 県立高校の生徒が、ただたんに受験だけの視野の狭い世界での受験勉強にあくせくしている間に、私立附属高校の生徒は1歩も2歩の先の、将来を見据えた勉強をしているこの事実は、この先、大きな開きとなって現れる。
                                   
浪人1年くらいは「 それも勉強、いい経験だ 」 という意見もあるのだが、これについてはわたしは否定的にならざるをえない。 県立4年、の合言葉は、子供の勉強にたいする方向性を歪め、身にならない勉強を強いる浪人を肯定しているのだろう。 
                         
受験の連鎖は早く断ち切るべきだ。そうでないと、いつまでも何かに追い駆けられている悲壮感的な追い詰められる意識から逃れられない。 受験ばっかりに追い駆けられる、みに付かない、上っ面だけの勉強時間は、人生の無駄の何ものでもない。 大学での専攻、将来の職業への布石を打つために、はやく実のある勉強の世界に入るべきである。 受験の連鎖は、負の連鎖。そこに創造的価値は見出せない。
     
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2007年03月06日

謎の多い車  最近の疑問

           ????車を外見だけで見ている分には、エンジンやサスペンションの種類は解らない。 だから、車を知る為にはよくよく、カタログを読む必要がある。 カタログはそのためにある。                                 
こども???[???i?????????jのくるまに対する意見を聞くと、何か特徴のある格好良さに引かれて 「 わっ、かっこういいな 」 と、言う。 ムシェラゴの跳ね上げ式のドア−や、911のリア−の張り出し、RX-8のフロントフェンダーの盛り上がりやフェラーリの車高の低さにこどもの感覚は引かれるようだ。 
                                  
この、感覚的な外見だけの格好の良さの指摘は、車のメカを知らないこどもでも、印象的に把握出来ている事実は、性能は外皮に宿る、とも言っても過言ではなさそうだ。
                                
さて、外皮の内側は、それはもう、語り尽くせないほどの高度な技術やシステムが詰まっている。
                                 
そのなかでも、サスペンションはどの車がマルチリンクだか、スツラットだか、ダブルウイッシュボーンなのかは解らない。 これは仕方が無い。
           
最近の疑問、サスペンションの使い分けは、メーカーはどう判断しているのだろうか。
      
いろいろな車の諸元性能をみているうちに、こんなことに気がついた。 911はなぜリア−にマルチリンクを使いながら、フロントはマクファーソンストラットなのか。
                                
ある自動車雑誌が言っていたのは、「 ストラットで製品原価を節約している 」 という意見だ。
あまりにも当然そうで、しかし、あまりにも教養のない意見にわたしはあ然とした覚えがある。                                                     
911の前後の重量配分数値をみれば、そのサスの使い分けの理由は、おのずと正解が導かれる。
                                 
サスペンションはかなり複雑な部品を組み合わせて、微妙なバランスの上に成り立っている。 ストラットの利点は構造が簡単で、部品点数が少ない、つまり、おのずと重量もかるく仕上がる。 時代の最先端を行くマルチリンクは、そのしなやかな路面の追従性に高い評価を得ている。 しかし、ストラットの利点をほとんど活かしきれないというネガも同時に持ち合わせている。
                                 
サスペンションの使い分け、それは、サスが支える車の重量に大きく左右されるのだ。 911の場合、けちって前輪にストラットを採用しているのではない。 重量を支える為の最適な選択がストラットであり、リアヘビーの後輪マルチリンクなのだ。 
                         
最近の疑問はこの、サスペンションのメーカー自身の選択だ。 おくが深いこのメカニズムは少しずつ解明してみたい。
 
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2007年03月04日

謎の多い車  車の王者

          ????気温が20℃を超えて春の陽気????の一日だった。 こんないい天気に誘われて国道にはオープンカーがたくさん走っている。                   
ビートル、ゴルフ、SLK、S2000、SC430、911、二代目RX-7、ビート、ロードスター、マスタング、ボクスターなど、全車幌を降ろしての屋根全開????走行である。
                             
車列にオープンカーが加わると、前後左右の視線が一同に集まり、注目度はどんな他の車の比ではない。 オープンカーの圧倒的な注目度に、オープンカーこそ 「 車の王者?????????i?V?????j 」 であると再認識させられた。
                                        
どんな人がどんな車を所有するのか、と考えて、オープンカーを選択できる人はくるまに遊び心や自己主張、お洒落感覚やライフスタイルや、本質を言えば、自分自身を自慢する、派手で他人の行動に影響されない強い意志を持ち合わせているように思う。
                         
つまり、究極のくるま好きということだ。 
                         
国道には大型バイクを蹴るライダーたちも多い。 集団でカワサキのバイクを操るライダー10名ほどに囲まれた。 サイドカーあり、後ろに彼女を乗せたバイクありなのだが、 「 スレッジ・ハマー 」 のシャツを着て、みんな楽しそう???[???i?????????jである。
                                                    
信号待ちではポルシェを覗き??込まれた。 ライダーたちはオープンカーの存在を自分達と同じ仲間だ???[???i?????????jという意識がはたらくようであった。 確かに屋根がないのは同じである。
                                                   
帰宅したら息子???[???i?????????jが 「 ぱぱ、このシール、あげるね 」 と、わたしに剣のマークの金色のシールをくれた。 こ、こ、これはコードギアスのゴールドの剣ではないか。 以前に息子が持っていた同じシールがとっても欲しかったから嬉しいのなんの。 さっそくポルシェのフロントフェンダー部のワックスをおとして、注意深くレア物のシールを慎重に貼った。
                                    
フェラーリならば跳ね馬のエンブレムがある位置に、誇らしげなゴールドの剣がわたしのポルシェの自慢になった。
                                                         
剣のマーク、といえば、松山航空隊の戦闘機部隊、「 343空 ・剣部隊 」 を思い出す。 大戦末期、我が国の制空権を守る為に結成された紫電改戦闘機部隊の名前だ。
                             
精鋭パイロットに最新鋭戦闘機・紫電改で構成された剣部隊は、豊後水道を北上する、アメリカ海軍機動部隊から発進したグラマンF6Fやコルセアの大戦闘機部隊を松山市上空で待ち構え、60機以上を撃墜するという大戦果をあげた。 
                                  
アメリカ海軍の艦載機戦闘機部隊がこの戦闘で壊滅し、 「 日本軍に新鋭戦闘機あらわる 」 と衝撃を与えたという。 そんな誇らしげな剣部隊を想いをはせて、我が家のポルシェも夜になった今は翼を休めている。
                                                 
posted by 986S at 18:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記