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大相撲の横綱審議委員会が27日、東京・両国国技館で行われ、九州場所で19度目の優勝を果たした横綱・朝青龍(26)=高砂=へ批判が噴出した。
矛先は8日目の東小結・稀勢の里(20)=鳴戸=を破ったけたぐりだ。石橋義夫委員長が「受けて立つ横綱らしい取組をしてほしい」と注文。内館牧子委員も「けたぐりという言葉からして下品。あの品格のなさは何なんだと思う」と激怒した。北の湖理事長も「横綱がやるべきことではない」と同調。横審の厳しい批判の矢を受け、来場所から朝青龍がどう様変わりするか注目だ。また、来年の初場所後に任期切れとなる石橋委員長は、在任中に初めて横綱昇進がなかった委員長になってしまい「残念です」と寂しそうだった。
◆琴欧洲が里帰り 大関・琴欧洲(23)=佐渡ケ嶽=が27日、母国・ブルガリアへ一時帰国。昨年春場所後以来の里帰りで、12月1日に再来日し、3日から始まる冬巡業に参加。今年は、右ひざと足首のけがに泣かされ、思うような成績を残せなかったが、最後の九州場所で10勝を挙げ復調気配。「久しぶりに帰る。(移動に1日近くかかるため)いる時間は短いけどうれしい」。母国で気持ちを新たにし、1月から始まる初場所(両国国技館)で、初優勝を狙う。
(2006年11月28日06時05分 スポーツ報知)