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船場吉兆、明太子の期限改ざん

 「船場吉兆」(大阪市)による牛肉商品の産地偽装事件で、福岡市の百貨店内の店舗で販売していた明太子(めんたいこ)商品で、賞味期限の改ざんが行われていたことが8日、分かった。これまで明らかになっている牛肉、鶏肉の贈答用商品以外に、穴子の瓶詰と黒豆についても産地偽装していたことが判明した。

 関係者によると、同社では福岡市の百貨店内の店舗で販売していた「風流吉兆明太子」の賞味期限を改ざん。商品は本来、賞味期限を冷凍庫からショーケースに移して冷蔵保管を始めた日から14日と定めていたが、数日間売れ残った商品は、客に販売する際に、その日から14日先を賞味期限とするラベルに張り替えていたという。

 贈答用で送り先に配達できずに戻ってきた商品は、ラベルをはがして冷凍庫に保管。再び送る際にその日を起点とした賞味期限のラベルを張っていた。ほかにも、遠方に商品を送る際には、14日よりも2、3日長い賞味期限を設定してラベルを張っていたという。(14:26)

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