昨日福岡市の中心部で国の新農業政策の見直しを求めた県農政連とJAグループ主催の集会とデモ行進が行われました。予想を上回る3700人もの方が参加したということです。
この集会には国会議員12人も出席したようです。しかしその参加者は全て与党の議員ばかりでした。なぜなら我々民主党の議員はこうした集会に呼ばれることはないからです。
先月地元筑前町でも同じような集会が行われました。実は一度は私も案内を頂きました。しかし程なく、上から圧力がかかったという理由で出席をとりやめてくれとの電話がありました。
もちろんそれでも我々の対案の正当性を訴えるため自主的に顔を出す方法もありましたが、その方が間に挟まれて迷惑をかけるのも酷だと考え、思い留まりました。
しかしあろうことか、その後の噂で、私が案内をいただきながら顔を出さなかったという全く真逆のことを言われているというのです。大体出所は分かりますが、いくら何でもやり口がひどすぎます。
そもそも私は主催の農政連やJAの方が全く野党を排除してしまうのが解せません。選挙中であるならまだしも、平時に、しかも与党の現政策に業を煮やしていながらなぜ与野党の策を比べて議論するということをしないのでしょうか。
現に個々の農業者の方々は既に民主党の戸別所得保障制度に理解を示し、支持もしていただいています。そうした現場の声に上部機関が応えられていないことにも今の農政の混迷の原因があるのではないでしょうか。
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