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元教え子と気付かず暴行 容疑の教諭らを逮捕 鳥取

2007年12月08日21時34分

 飲食店に居合わせた男性2人に暴行したとして、鳥取県警米子署は8日、同県米子市錦町2丁目、私立米子松蔭高校教諭松本裕樹容疑者(38)と、双子の弟の同県境港市渡町、同市社会福祉協議会職員松本直樹容疑者(38)を暴力行為等処罰法違反(共同暴行)の疑いで逮捕した。被害者のうち1人は裕樹容疑者の元教え子で、「ちらちら見ていたのが先生の気に障ったのかもしれない」と話しているという。

 調べでは、2人は6日午前0時50分ごろ、米子市のレストラン駐車場などで、食事に来ていた男性パート従業員(23)と、その同僚の男性会社員(34)を、たたいたりけったりした疑い。パート従業員は高校のときに裕樹容疑者から体育の授業を受けた元教え子。やはり教え子だった男性も含め計3人で食事中、店内の裕樹容疑者に気づき、「先生がいる」と話しながら視線を向けていた。裕樹容疑者らは3軒目で酒に酔っていたらしく、相手が元教え子とは気づいていなかったという。

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