2007年12月07日
欧米では反戦平和派(ただし一部のインテリ層)が「徴兵制を採用せよ」と唱える場合があります。それは犠牲は平等に課されるべきだ、という考え方です。自分の意志とは無関係に戦争に行く可能性がある―若者が戦争について真摯に向き合い、考え、結果としてそれは戦争反対に繋がる。為政者達も自分の子供達が戦争に行く可能性があるとすれば、安易に戦争を選んだりしないだろう、言わば戦争そのものへの抑止力として徴兵制採用を唱えるのです。それは、念仏のようにただ戦争反対!戦争反対!とだけ唱える、宗教じみた反戦運動から脱皮した、理論的なものです。反戦平和だからこそ徴兵制・・・しかし日本ではこれまでこういった主張を声高に叫ぶ人は今まで居ませんでした。

何故ならそのような主張は護憲運動の邪魔でしかないからです。


朝日新聞社の『論座』に徴兵制必要論書いたよ - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記

日米よ、徴兵制度を復活させよ:論座 2008年1月号
日本では右も左も徴兵制に反対らしい。憲法9条を改憲して自衛隊を正式な国軍にすると主張する人々ですら「徴兵制度を復活させるわけじゃない」と言って賛同者を増やそうとしている。


町山智浩氏のこの主張は時系列を端折っている点で問題があります。

先ず護憲派が「改憲したら徴兵制が復活してしまう!」と主張。
対して改憲派が「徴兵制は復活させません」と返答。

護憲派は徴兵制復活の恐怖を煽って賛同者を増やそうとしています。改憲派は、護憲派が徴兵制を持ち出さない限りそれに対し言及しないでしょう。言われてもいないのに自分から持ち出す意味が無いからです。なぜ日本では右も左も徴兵制に反対なのかなんて、とても簡単な事です。改憲問題で徴兵制採用を唱える事は双方にとってマイナスでしか無いからです。右派が徴兵制採用を唱え改憲を主張すれば、左派はここぞとばかり「徴兵制復活を許すな」キャンペーンを張るでしょう。そして左派が護憲を主張する時に徴兵制復活を唱える事はおかしなことになります。徴兵制を採用するには憲法を変えなければならず、改憲派となってしまうからです。

私は、以前から欧米では反戦平和だからこそ徴兵制を唱えるという主張があることを知っていました。しかしそのような主張は日本では、少なくとも憲法が改正されてしまった後で無いと一定の勢力として存在出来ないと予測していました。反戦派が徴兵制採用を唱える事は護憲運動にとって足を引っ張るものでしか無いからです。

町山智浩氏のような主張は、現状の日本で多くの反戦派が唱えだす事はありません。アメリカに対しそのような物言いをすることは考えられますが、日本国に対し徴兵制の採用を迫る事はありません。今回は、アメリカ在住の方が現地でこういう考え方があるよと紹介しただけに終わるでしょう。


また、為政者に従軍経験があれば、為政者の息子が軍隊にいるならば、安易に戦争を始めたりしないだろうというのは、結局の所は希望的観測に過ぎません。いえ、そういった条件が無い場合よりは安易な戦争の選択は減るだろうとは思いますが、決定的な抑止力にはなり得ません。イラク戦争はチキンホークが始めたとしましょう。では湾岸戦争は誰が始めたのか。当時の大統領、ブッシュ父は元海軍航空機パイロットであり、太平洋戦争への従軍経験がありました(マリアナ沖海戦と父島上空で二度、撃墜されています)。ベトナム戦争は何時の間にか泥沼に引きずり込まれていましたが、戦争を継続していった指導者達は殆ど皆、従軍経験があった筈です。

第一、アドルフ・ヒトラーだって従軍経験はあります。

若者に対し戦争について身近に考えてもらう為の徴兵制、というのも難しい面があります。この場合、徴兵忌避者は許されません。抜け道があれば政治家の息子だって徴兵逃れするでしょうし、一般人の徴兵逃れもあるでしょう。それらを取り締まり、全て徴兵しなければ「反戦側からの主張としての徴兵制採用論」は穴が開きます。無論、女性も徴兵しなければなりません。(実際に3年前に民主党議員から提出された徴兵制復活法案は女性も対象となる)当然、ドイツ連邦軍で採用されている良心的兵役拒否制度も駄目です。ドイツ軍はこの制度のおかげで全軍の2割しか徴兵が存在せず、既に実質志願制軍隊と化しているからです。それでは意味がありません。

しかし果たして、徴兵逃れが許されない男女両方採用の徴兵システムが上手く機能するのか、それ以前にそのような制度が法律として成立するのか(選挙で支持を得られるのか)、甚だ疑問です。



9条改憲論者の「徴兵なき国軍」というインチキに話を戻すが、欧米諸国は徴兵を「停止」しても「廃止」は絶対にしない。


いいえ、これは町山智浩氏の間違いです。アメリカやイタリアが法律上、徴兵制の「停止」であるというのは確かですが、イギリスやフランスは法律上「廃止」しました。特にイギリスはスエズ以東からの撤退を決めた時に徴兵制度を廃止し、志願兵制度に「戻り」ました。この時は1960年代であり、ソ連との冷戦が最も激しかった時代であるにも関わらずです。

イギリスにとって伝統的なことなのですが、戦争をなるだけ志願兵だけで済ませようという傾向があります。(例えば19世紀末のボーア戦争でも本国兵は志願兵だけで済ませた)自国民から徴兵を募る事はギリギリまで遅らせて、どうしようも無くなった時(世界大戦)だけ徴兵制度を設けています。イギリスは島国なので大きな陸軍が要らないという条件も志願兵制度と相性が良く、そしてなによりノブレス・オブリージュ(高貴な者の義務)の国だからです。フォークランド紛争では多数の貴族が戦死し、王族までも最前線に送り込まれました。



国民皆兵制は民主主義国家の基礎だからだ。近代以前は王や諸侯が職業軍人と傭兵による武力を独占していた。しかし、民主主義国家では国民が武力を共有することで、軍の独裁を防ぎ、権力の横暴に対して国民が抵抗する能力を維持する。


これは「民主主義国家の軍隊は徴兵制であるべきだ」というもので、左右を問わず徴兵制採用論を唱える人達の基本と言えるものです。ただ現在となっては理念だけの在り方といってよく、徴兵制軍隊であるならば軍部独裁が防げるとするのは幻想です。理念は理念として大事に取っておけば良い。イギリスなど欧州の軍隊を見ているとそう思えます。



また、国民皆兵制度は戦争のためだけにあるのではない。国民を作るためにあるのだ。人は国民として生まれてくるのではない。国だけでなく、未開の部族や宗教団体、一般の企業まで、人はグループの一員になるために通過儀礼(イニシエーション)を経る。通過儀礼は臨死体験だ。バンジージャンプは、本来は成人式だ。人は儀式的に一度死んでグループの一員として生まれ変わる。

通過儀礼は地域共同体や徒弟制度、宗教がそれぞれに行ってきたが、国民国家では学校と軍隊がそれを担当する。新兵訓練が理不尽なほど厳しいのは、心の中の子どもを切り捨てる儀式だからだ。戦後の日本では各企業が「社会人を作る役割」を担った。それらが崩壊した現在、大人になれない人間が増えたのは当たり前だ。

徴兵しないのなら代わりの制度を確立しろ。でなきゃカルトやニートも増える一方だよ。


最後はまるで東国原知事のような主張(若者を鍛え直す目的)で終わってしまい、少し残念なのですが、こういった通過儀礼目的でのシステムを望まれているのでしょうか。「国民国家では学校と軍隊がそれを担当する」と言うなら学校でやれば良いと思うのですがね。

しかし実は、そういった通過儀礼目的でのドラフト・システムがあります。軍事教練を行わない、徴兵ではない(名目は徴兵制だが)代わりの制度をマレーシアでは採用しています。


徴兵制 復活?−番外編2・マレーシアの徴兵制−
徴兵制導入で訓練始まる=「愛国心と規律」育成へ−マレーシア [04/02/17 時事通信]

マレーシアでこのほど徴兵制が導入され、第1期生8万5000人のうち、2万6000人に対する訓練が17日、各地の軍事キャンプで始まった。徴兵制はマハティール前首相が愛国心や規律の育成を目的に提唱していた。
東南アジアの友好国に囲まれたマレーシアに、戦争の緊迫感は全くない。徴兵の狙いは人口の約6割を占めるマレー系住民の意識改革が狙いの1つとされる。


林間学校みたいなものでしょうか。東国原知事もこういうものを提案すれば誤解を生まなかったかもしれませんね。
posted by JSF at 22:26 | Comment(34) | TrackBack(0) | 徴兵制
この記事へのコメント
  1. 徴兵制に反対する人も、さすがに幼稚園や小学校でやっている「行進の練習」は反対しませんね。

    Posted by てんてけ at 2007年12月07日 22:39:25
  2. 明治時代でもないのに、日本では教育システムの中に「行進の指導」を組み込んで全国民に行進を教育していますが、そういうシステムを組み込んでいる国って他にどれだけあるのでしょうか?

    Posted by てんてけ at 2007年12月07日 22:45:36
  3. >「廃止」は絶対にしない
    コスタリカのことか〜!!

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月07日 22:45:49
  4. >1 一時期行進の練習は軍隊と同じと騒いでた人は居ましたよ。
    ただ甲子園等で見られた練習ほぼ0の行進が余りにグダグダで評判が悪かったのでそれ以来かな聞かなくなった


    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月07日 22:48:36
  5. …国民皆兵の場合,誰もが現役軍人ないし退役軍人になっちゃうわけで,てことは「国民主権」と「軍の独裁」は限りなく近付くんじゃないかな。

    いやきっと,ここでいう「軍の独裁」って,一部特殊で政治的で野心的で破滅的で軍産複合体な悪辣将校連によるものを指したいんでしょうけど,それを監視するためには別に国民皆兵でなくても,軍人の脳髄にシビリアンコントロールを叩き込む不断の努力があればいいわけで…。


    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月07日 22:56:44
  6.  サヨクは軍事音痴か只の痴呆症、ということが改めて証明された論座投稿でした(棒読み)。

    Posted by KY at 2007年12月08日 00:06:43
  7. >6

    何がどう証明されたんだ? 貴方の書き込みからは何の知性も感じられない。他人の尻馬に乗るのではなく、自分の言葉で指摘して見せて欲しい。

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 00:25:13
  8. 行進は!日の丸は!!君が代は!!!ってヒステリックに叫ぶ奴等に限ってオリンピック等の国際スポーツ大会の期間中は大人しい


    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 00:36:15
  9. 「若者を鍛えなおすために徴兵制復活!」

    なら文科省予算でやってくんねーかなぁ。
    自衛隊予算削るのはちょっと…

    ガンパレの学兵みたいな

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 01:00:13
  10. どうでもいいかもしらんけど
    湾岸戦争自体を始めたのはフセインじゃないかな?
    クウェート奪還作戦自体はアメリカ主導といえなくもないだろうけど。

    まぁ、ヒトラーのことがあるし大意に問題はないだろうけどちょっと突っ込み。

    ちなみに、ベトナム戦争時のアメリカの大統領
    アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、ニクソン
    いずれも従軍経験ありですね。

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 01:03:33
  11. 教育目的なら、ボーイスカウトという最適な機関があるじゃない。

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 01:15:46
  12. 斜め上の国は徴兵制ですがまともな国だとは思えません。デモの戦闘能力は高まっているのは確かですが。

    さらにその北の国は10年以上軍役を努めなければ人間扱いされない通過儀礼がありますが、いい社会なんでしょうか。そもそも徴兵制が民主主義の基礎で権力の抵抗に役に立つならこの国は崩壊しているはずです。

    確かにアメリカ陸軍が10個師団というのは削りすぎだとは思いますがねぇ。

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 01:37:26
  13. 徴兵制の問題として憲法18条との兼ね合いもあるんだから、強制的に義務を与える制度を作るとグレーゾーンを避けるために9条以外にも変更せにゃならん部分が増えるんじゃないかね。

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 02:33:23
  14. ん〜。この人は何が言いたいのか良くわからんっす。前段で
    「アメリカ軍は人手不足。だから査定を甘くした結果素行の悪い兵士が増えた」

    つってるのに徴兵制やれって…
    徴兵制なんかしたら余計素行の悪い兵士が増えるんじゃぁ…
    (徴兵時に人格テストでもやって問題の有る人は徴兵しない。とかになったらそれはそれで徴兵逃れになるだろうし…)謎だ

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 02:40:57
  15. そんなに通過儀礼がほしいなら、フランスみたいな「一日徴兵制」って手もあると思いますがね。

    もっとも、今時フランスみたいなガチガチの国家中心主義もどうかとは思いますが。

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 03:10:11
  16. もう軍事教練復活させたら?
    退役自衛官の就職先も決まって万事解決!!!11

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 03:25:26
  17. いっそ、ボーイスカイトに一定期間放り込んだらどうか
    あすこもけっこう軍隊風味

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 03:40:23
  18. >>17

    そもそもボーイスカウトってその為(将来を託すことの出来る青少年の健全育成)に出来たんですがー。


    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 04:00:57
  19. 規律やらなんやらなら消防団だっていいわけで

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 04:05:52
  20. 仮に指導者層の身内にも徴兵が適用されるような、抜け道無き制度が実現したとしたら……逆に戦争まっしぐらじゃないかねぇ。
    責任ある立場だからこそ、それを逆手にとって戦争やりたがる馬鹿も出てくるだろうし。
    自分が同じ立場なら、「たとえ名ばかりの騎士であろうとも」とか言ってみたくなる(違

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 04:38:48
  21. 行進とかの基礎がないと、修学旅行の新幹線から降りられなくなります。体育館にライン引いて練習したから解る。
    パニック時の安全な移動、非常時の配給等にも経験が生かされる。
    自分だけかもしれないが、行進の練習で物事の合理性を自覚した小学生はいるかもしれない。

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 05:59:11
  22. >>21
    あ、誰でしたか、日本人が着物を着なくなったのはバスや電車に(昔は汽車か)乗るためですって意見を読んだことがあります。
    乗り降りのときに足をぐっと出すから、着崩れるのかもしれませんね。

    日本では軍制改革の根幹として行進が導入され、その教練のために軍楽が必要となりました。「なんば歩き」の矯正です。
    じゃヨーロッパ人は生まれつき右足左手、左足右手の行進が出来るのかというと、どうもそうではないらしく、軍隊の歴史を調べると欧各国に「歩き方の矯正」の項目があるらしいのですよ。
    しかし現在は国家規模といいますか、学校で歩き方の矯正をしている国は、そんなには無さそうでして。現在フランスではしていないらしいです。
    ちなみに英雄豪傑が活躍する時代から組織軍隊の時代に移ったときに、器械体操が考案されたと聞きます。

    Posted by てんてけ at 2007年12月08日 07:27:43
  23. >>4
    行進と言う目先の現象ではなく、
    「過剰な勝敗への拘りは軍隊的上下関係を産むので、“体育”ではなく、気晴らしとか知的ゲームとしてスポーツに接するべきだ」
    と主張すれば、一部のスポーツ愛好家から協力を得られたと思いますけどね、
    その人達、戦略ミスかな。

    Posted by てんてけ at 2007年12月08日 07:30:13
  24. 元々「sports」って単語は気晴らしって意味の言葉からの派生だそうだ

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 08:31:07
  25. ↓は自治労の中の人のブログらしいんですが
    http://otsu.cocolog-nifty.com/tameiki/2007/12/post_2c93.html#comments
    基本的に地方自治体職員というのは武力攻撃事態や緊急対処事態など有事に際しての避難・退避その他、具体的・直接的な住民保護の手立てを考えねばならん立場だと思うんですが、
    その最も重要な連携相手のはずの自衛隊をステレオタイプな反軍思想で頭から否定してかかる。
    まったくわけわかめです。

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 08:44:29
  26. http://alphabloggers.com/alphabloggers/life_style/minnie.html#presenter

    適切なテーマのコメント欄ではないと思いますが、「カナダde日本語」がアルファブロガーアワードに選ばれたそうです。が ん ば っ て ほ し い ですね。

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 10:14:57
  27. 参照先にあるタダで読めるありがたい全文の最後に

    > 徴兵しないのなら代わりの制度を確立しろ。でなきゃカルトやニートも増える一方だよ。

    とあるけどー
    国民全員が望ましい価値観で教化されるべきつーなら教育でやればいいのにね。既存の道具が有るんだからそれを活用すべき。予算は有限です。

    代わりの制度の確立は車輪の再発明で賞を贈呈。

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 11:03:37
  28. 若衆宿(だっけ?)復活ですか。

    ということは夜這いも(ry

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 11:36:41
  29. 記事内でもわかりますが、町山氏はアメリカ在住の映画評論家でして、したがって彼の意見はアメリカの歴史的経験が強く影響してるのでしょう。
    具体的言えば、ベトナム戦争。当時は徴兵制だったがゆえに反戦運動が広範囲に広がったのであって、差し迫った脅威でもなんでもない相手に対する大義なき戦争に対しては、結構な抑止になるという考えかと。
    911後のアフガン戦争みたいな状況であれば、まったく機能しないでしょうが(蛇足ですが町山氏もアフガン侵攻に対しては賛成していました)。
    彼がこんなこと日本の論壇誌に書いたのも、イラク戦争に対する憤りからでしょうねえ。

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 12:07:37
  30.  >7

     今回の場合、徴兵制についてきちんとした知識も持たずに「改憲=徴兵制=軍国主義」と短絡的なパター通りの「勘違い」をしているし、「無防備地域宣言」などは、これ以上に無知蒙昧なのか、或いは「知っていて無視」しているのか不明だが、シュミレーション上ででも明らかに出来ない政策を実現させましょう、と扇動しているのがサヨクの運動パターン。
     徴兵制の件も、本当に知識を持っていないのか判らなくなってきたが、彼らが不十分な情報を元に世間を煽っていることは確かだな。
     不十分な回答ですまソ。

    Posted by KY at 2007年12月08日 13:28:57
  31. 初めてコメします。
    軍事関係にはまったくど素人なので
    いつも面白く拝見させていただいております

    > 徴兵しないのなら代わりの制度を確立しろ。でなきゃカルトやニートも増える一方だよ。

    なにげに、今の日本の危機を若者たちに救ってもらうのなら、徴兵よりも、「老人介護の面倒見隊」とか、「産業廃棄物片付隊」とか作ったほうがいいと思うのですが、これは、素人考えでしょうか?

    Posted by ノラ猫 at 2007年12月08日 15:10:09
  32. 自己保身の塊のような年寄りを徴兵すべき。
    今の世の中、体力がなくても簡単に扱える兵器があるんだから。
    歳は関係なく殺せますよ。

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 15:13:54
  33. 町山氏って大昔、怪獣図鑑とかも書いていたけどそれにも反戦風味なこと書いてましたからねぇ
    どうせゴジラやキングギドラにはかないっこないから、自衛隊はいらん、逃げるしかない。みたいに。

    Posted by 名無しT72神信者 at 2007年12月08日 15:22:06
  34. でも、自己保身の塊のような年寄りは、たいていコピーまで、事務のおねーちゃんまかせだからなあ。
    体力がなくても簡単に扱えるハイテク兵器は複雑すぎて扱えないんじゃあ……自衛隊が悲鳴あげるようwwww

    Posted by ノラ猫 at 2007年12月08日 15:24:54
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