2007年 12月 7日
小豆島 冬渇水の懸念
冬渇水の懸念が広がっています。小豆島では夏以降、まとまった雨が降っておらず、貯水率が20%を割り込むダムも出始めました。小豆島町の水源となる内海ダムには、7月15日の台風4号以降、まとまった雨が降っていません。例年、この時期は雨が少ないものの、今年の年間の総雨量は去年の6割程度にとどまっています。例年なら40%近くある内海ダムの貯水率は、7日午前0時現在、18.6%に落ち込んでいます。また、粟地ダムや吉田ダムの貯水率も軒並み低下し、去年より25ポイント下回っています。今後もまとまった雨が降らなければ、この冬給水制限に入る可能性もあります。小豆島町は7日、水道運営審議会の中で、7月に解散した渇水対策本部を再度設置するかどうかなど、今後の渇水対策について初めて協議しました。高松地方気象台によりますと、この先、1カ月は平年並みの降水量を予想していますが、渇水を解消するには至らないということです。

坂出死体遺棄事件で拘置期限延長
坂出市で幼い姉妹と祖母が殺害され、遺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された川崎政則容疑者の拘置期限の延長が決まりました。期間は今月18日までの10日間で、捜査本部が川崎容疑者を更に詳しく取り調べる必要があるとして、高松地裁に申し立て認められたものです。これまでの捜査で、川崎容疑者の犯行を裏付ける遺留品が供述どおり発見されていますが、捜査本部では、犯行をいつから計画していたのかなど、さらに詳しい裏付け捜査を行うほか、3人の殺害についても追及し、事件の全容解明を進める方針です。

天満屋倉敷店・倉敷駅前移転で閉店セール
天満屋倉敷店が、来年3月にJR倉敷駅前の東ビルに移転するのに伴い、閉店セールが始まりました。7日は午前10時の開店を前に、約1000人の買い物客が行列を作りました。この閉店セールは、三越が撤退し空きビルになっている倉敷駅前の東ビルに、天満屋倉敷店が移転するのに伴い行われたものです。セールでは、バッグや靴など、普段より2割から6割ほど安い価格の限定商品も用意され、買い物客はお目当ての品を買い求めていました。天満屋倉敷店の閉店セールは、東ビルに移転する来年3月中旬まで続きます。

サンポートにカジノ
サンポート高松にカジノが登場です。賑わい創出を狙ったイベントが、8日から始まります。本格的なルーレットに2種類のカードゲーム。サンポート高松で、カジノ気分を味わってもらおうというイベントが8日から始まります。賑わい創出を狙ってサンポート高松の管理会社が去年から始めたものです。地下駐車場など、サンポート高松の7つの施設や店舗を利用すると、コインの引換券が渡されます。そのコインを使ってルーレットなどを楽しめるシステムです。コインを増やせば、韓国旅行などが当たるチャンスが出てきます。このイベントは、8日から今月24日まで開催されます。

高松市で事故・高校生が重体
6日夕方、高松市の市道で、自転車で道路を横断しようとした男子高校生が乗用車にはねられ、重体となっています。6日午後4時50分ごろ、高松市春日町の市道で、自転車で道路を横断しようとした男子高校生が、走ってきた乗用車にはねられました。この事故で、高松市亀田南町の高校2年生、清水聖士さん16歳が全身を強く打ち、病院に運ばれましたが意識不明の重体となっています。現場は、信号機や横断歩道の無い片側2車線の直線道路で、警察では、乗用車を運転していた男性会社員が前をよく確かめなかったのと、清水さんも歩道から車道に飛び出したとみて事故の原因を詳しく調べています。清水さんは、高校の友人と学校から自宅へ戻る途中だったと言うことです。

笠岡市長が出馬表明
任期満了に伴い来年4月に投票が行われる笠岡市長選挙に、高木直矢市長(65)が出馬表明しました。高木市長は、12月定例市議会の一般質問で「行財政改革や笠岡湾干拓地の有効活用など、2期目に果たせなかった責務を次の4年間で実現するため、全身全霊をかけて頑張りたい」と述べ3期目への意欲を語りました。笠岡市長選は、来年4月13日告示、20日に投票が行われますが、出馬表明は高木市長が初めてとなります。

公園を彩る14万個のイルミネーション
14万個の電飾が師走の夜を彩ります。岡山県北最大級のイルミネーションが、ことしも美咲町の公園に灯りました。国道53号線沿いにある美咲町の中央運動公園を彩るイルミネーションは、地域の活性化を目的に町が9年前に始めたもので、現在は地元の有志による実行委員会が企画しています。ことしの電飾の数は、去年を1万個上回る14万個、その数は県北最大級です。園内はカラフルな電飾で彩られ、動物の形をした立体的なものや光のトンネルなどもあり、ロマンチックな夜を演出しています。イルミネーションは、来年1月15日まで、午後6時から午後11時まで点灯されます。

うちわのクリスマスツリー
全国一のうちわの産地、丸亀市のJR丸亀駅に、うちわを使ったユニークなクリスマスツリーがお目見えしました。JR丸亀駅の構内に設置されたクリスマスツリーは、高さ4メートルで、サンタクロースなどが描かれた色とりどりのうちわ約250本が飾られています。これらのうちわは、丸亀城の観光案内所で製作実演しているうちわ工房「竹」のメンバーが、うちわの町丸亀をPRしようと作ったものです。ツリーには、近くの幼稚園児が願い事を書いたうちわも飾られていて、利用客の目を楽しませていました。このクリスマスツリーは、今月25日までJR丸亀駅のコンコースに飾られます。