日本は中国の食料生産基地
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えーとねぇ、どっから突っ込もうか。他のブロガーさんが気がつかない視点から突っ込むと、なんで小学生が
通学途中でインスタントラーメン食ってるんだ? というあたりだろうか。
2007年12月3日朝、雲南省昭通市魯甸県楽紅郷楽紅村の小学生4人が死亡する事件が発生した。通学途中に食べたインスタントラーメンが原因と見られている。
現地からの報道によると、死亡したのは5年生の男子生徒・李志現(リー・ジーシエン)君、3年生の女子生徒・董太銀(ドン・タイイン)さん、董太紅(ドン・タイホン)さん、1年生の女子生徒・鄒光明(ゾウ・グワンミン)さんの4人。インスタントラーメンを食べた1~2時間後、口から泡を吐き四肢がけいれんして意識をなくし、その後間もなく死亡した。
中国や東南アジアでは、朝食を作らない家が多い。外食が盛んで安いので、通勤通学の途中で買い食いするのが基本なんだが、インスタントラーメンというのもまた、日本人には想像しがたいんだが、タイでも屋台のインスタントラーメン屋というのがある。つうか、普通の屋台でインスタントラーメンも扱っているわけだ。以上、どうでもいいようなアジアの豆知識なんだが、このNEWSのポイントは、
インスタントラーメンが危ないというところにあるわけだ。実は、インスタントラーメンで中毒が出るというのは今回が初めてではない。
2007年12月3日、雲南省昭通市魯甸県で、小学生4人がインスタントラーメンを食べ、死亡する事件が発生した。中国では安価な保存食としてインスタントラーメンが人気が高いが、一部で品質の悪い製品が出回り、食中毒などの事故が絶えない。
インスタントラーメンの麺というのは、油で揚げて水分を抜いてあるわけだ。問題は、その油に再生油(下水のグリストラップから回収した油)を使ったり、工業用の薬品を流用したり、殺鼠剤が混じったりと、弱小メーカーがいいかげんな製造をしているところにあるわけだ。
■2007年12月3日:雲南省昭通市―インスタントラーメンに毒物混入? 小学生4人がインスタントラーメンを食べ、死亡。原因など詳細は調査中。
■2006年10月:広西チワン族自治区百色市―インスタントラーメン中毒 小学生31人が入院。
■2004年5月:湖南省岳陽市―インスタントラーメン中毒 中学生25人が入院。
■2003年8月:安徽省阜陽市―インスタントラーメン中毒 幼稚園児1人が死亡、小学生1人幼稚園児1人が入院。製造過程での殺鼠剤混入が原因か。
まぁ、実はインスタントラーメンだけじゃないんだが、日本の高価なコメが売れたりするのも、こうした中国人の商道徳の低さが理由だったりするわけだな。むかし、キミサワという静岡ローカルのスーパーがシンガポールに出店したんだが、
日本から生卵が届く日には行列ができた、という話がある。東南アジアでは卵を生で食べる習慣がないので、安心できないそうで、キミサワはわざわざ飛行機で卵を運んだのだ。もちろん、それは日本人の駐在員家族が買うんだが、日本人が長年かかって築きあげてきた「信用」というのは、これからアジアにおいて商売になると思う。で、上海の空港で
密輸和牛肉が大量に押収されてます、という話題なんだが、
国家質量検査総局によると、今年6月から11月までの間に、上海の空港で押収された日本からの密輸の和牛は、30キログラム以上の大きなもので33件、総重量にすると3099.57キログラムに達する。
これは中国の消費が上向く中で美味しい日本の牛肉の需要が高まっていることが背景にあり、価格も上昇する一方だ。これに目をつけたブローカーは組織的に旅行客を装うなどして密輸を行っている。
中国でも金持ちは中国食品を買わなくなってきているわけだ。となると、距離が近くて人間が信用できる日本というのが、中国人金持ちのための食料生産基地として浮上してくるわけで、まぁ、ずいぶん昔から台湾観光客が修善寺で乾しシイタケ買い漁ったりしていたからね。他にも、フカヒレ、ナマコ、乾しアワビなど、日本という国は中国人にとっては「高級食材の地」のイメージが強い。また、これからは「屋久島の水」とか「富士山の水」なんていうのも商品になるかも知れない。
日本の美味くて、安全な食材は、金持ちのワタシたち食べるアル。
貧乏な日本人は、中国の食材食べるアルヨロシ。
と成らない様にお願いします。>政治屋さん。
投稿 | 2007/12/07 19:41
>と成らない様にお願いします。>政治屋さん。
既にそうなってます。
投稿 | 2007/12/07 20:08
伊勢屋でしか物を変えなくなったら、、、ますますそうなるな。
民主にしたら益々中小の商店街が無くなるだろうな、、。
国民政党って無いもんだねぇ。
投稿 himitsu | 2007/12/07 20:26
こんなお店もあるみたいです。
http://www.walkerplus.com/tokyo/gourmet/DETAIL/V-TOKYO-2RTAJ697/
以前テレビで紹介されたのを見たんですが、ゆで汁は捨てて別に沸かしたお湯でスープを作っていました。作り方は丁寧です。
今昔物語に干し魚と言ってヘビの干物を売ってた話や、鮎鮨を売っていた女が酒に酔って寿司の入っている桶にゲロを吐いてそのまま売っていた話があります(事実かどうかは知りませんが、そういう話ができるような世相だったと思います)。貨幣や物が広く流通するようになると怪しげな物が出回るようになるわけで、支那がようやくその段階に達したわけです、日本でいうところの平安時代に。
投稿 飯田橋 | 2007/12/07 20:34
↑
お、そういうことですか。では、これから鎌倉幕府ができて、室町幕府ができて、戦国時代が起こって、江戸幕府ができて、明治維新が起きて、何度か戦争をして、一回でっかくなって、そしてドカンと叩きのめされて、そしてそれから数十年でしたら、やっと中国も安全な食品を作るようになるんですね!?
そのころにはもう我々は生きてはいないでしょうけど。
投稿 | 2007/12/07 21:23
いえ、その程度になったというだけで、それ以上よくなる保障はできません。
投稿 飯田橋 | 2007/12/07 21:36
いや、戦国時代はもうあったし、南北朝時代ももうあったはず。と言うかむしろ時代をさかのぼっているんじゃね?
日本:平安→(中略)→南北朝→(中略)→戦国~現在
支那:戦国→(中略)→南北朝→(中略)→平安(現在)w
投稿 | 2007/12/07 21:38
そのうち石器時代まで巻き戻しだな。
投稿 方向指示器 | 2007/12/07 21:57
>そのうち石器時代まで巻き戻しだな。
いや、石器時代も飛び越えて更に先まで行くのじゃないでしょうか?
つまり、人類のいなかった時代、すなわち、人類滅亡までw。
実際、中国人やインド人が日本人並みの生活(食べ物、衣服、車、水など)を始めたら、地球の環境が変わり、人類は終わりに近づくと聞いたことがありますが・・。
それでも、新しい環境に適応した動植物が出てくるので、地球は終わらないらしいですが。教科書に、滅亡した動物として恐竜と人類が載ったりしてw。
投稿 歴史家 | 2007/12/07 22:26
韓国製キムチはみんな日本に輸出されて韓国の飲食店で出されているキムチは中国製だって話ですね。
投稿 ニダー | 2007/12/07 22:34
こういう記事が野次馬氏の真骨頂だな。どっかの誰かには真似の出来ない良い記事だ。読者に良質の考える材料を提供してくれる。
投稿 ぴーなつ | 2007/12/07 22:45
屋久島の水を始め、水道水に至るまで大陸の大気汚染で既にダメポですが…
そして日本の農産物の安全性も信用ならんでしょ。
投稿 | 2007/12/07 23:01
「死ぬほど旨かった」という線も
捨てきれないのではないか?
投稿 | 2007/12/08 00:06
>>そして日本の農産物の安全性も信用ならんでしょ。
実体よりイメージで人は行動するからね。日本ブランドは強固だよ。
投稿 ぴーなつ | 2007/12/08 00:34
一度中国の江蘇省の田舎町に行った事があるが、確かにラーメン屋の屋台らしきものが結構あったな。
投稿 あなる | 2007/12/08 02:04
昔は台湾から沖縄にくる行商のおばちゃんがいましたね。
船だと安いので手荷物扱いの範囲(無税枠内)で椎茸を大量に買っていました。
あと医薬品ですね。
軽くって利鞘が稼げるものとして人気がありました。
椎茸おばちゃんに聞いたのですが、バファリンが発売されたときは凄く売れて儲かったと言っていました。
投稿 jiji | 2007/12/08 03:00
ねずみ男に負けるなーーー アンキム(笑
飲んで帰ってきたんでこのへんで。
ちなみに、どこの食品を使ってるか分からないで、
食事に誘う男は嫌いです。
投稿 満子 | 2007/12/08 03:21