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松井が生涯ヤンキースの意向を明かす
- 練習前、左腕にライドル投手を悼む喪章付きの新ユニホームで写真撮影に臨む松井(撮影・加藤哉)
【タンパ(米フロリダ州)23日(日本時間24日)=千葉修宏】ヤンキース松井秀喜外野手(32)が現役生活で「生涯ヤンキース」の意向を明かした。フォトデーとなったこの日、今季初めて愛着のあるピンストライプのユニホームに袖を通した。松井は09年でチームとの契約が切れるが、「ずっとヤンキースでいられるのがベスト」と明言。10年以降も名門球団でのプレーを希望し、野球人生を終える決意だった。
やはり松井のヤンキースへの思いは特別だった。写真撮影日のこの日、松井は今季初めて上下のホームゲーム用の公式ユニホームを着用した。「プレーしたわけじゃないんですけど。でもやっぱりピンストライプはいいです」と自然と気持ちが引き締まった。そして確信したのが、野球人生をヤ軍で全うしたいという思いだった。
松井は「そうならなかったら、また考えなければならない」と前置きした上で仰天宣言した。
ずっとヤンキースでいられるのがベストだと思っている。基本的にはそれが一番いいんじゃないかな。もちろん、そういうふうに(ヤ軍から)声をかけてもらえる選手でいたい。
契約が切れる09年オフの契約交渉でも残留を再優先する意向。チームへの愛着は人一倍強かった。自らの著書では、昨年、左手首を骨折した際、病院で医師にはさみでユニホームを切られ、叫び声を上げそうになったエピソードを紹介しているほどだ。日ごろから、世界一を勝ちとるためには、ピンストライプを着るプライドを持たなければと力説している。
今季のユニホームの左袖には、昨年、小型飛行機でマンハッタンのビルに激突して死亡した元チームメート、故ライドル投手のための喪章が入っている。松井は「彼のためにもチーム全員が頑張ると思います」。弔いの世界一、そして10年以降もヤ軍でいるために自らの力を証明する今シーズン。復活への準備を着々と整えている。
[2007年2月25日9時20分 紙面から]
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