福岡県警西署は7日、予備校内で大麻を売買したとして、大麻取締法違反の疑いで河合塾福岡校の予備校生(18)、大村美容専門学校の男子学生ら(18~20)5人を逮捕、また、大麻を譲り受けたとして九州大の学生(19)ら2人を書類送検したと発表した。
大麻を吸った予備校生が家族に体調不良を訴え病院に運ばれたことで事件が発覚した。
調べでは、7人は5月から9月にかけて、予備校内で葉巻状の大麻を1本1000~2500円で互いに売買していた。いずれも容疑を認め、「受験勉強の気分転換や好奇心から大麻を吸った」などと供述しているという。
大麻取締法では、種子の販売に関する規制はなく、若者が自宅で栽培する事件も多発している。
ラグビー部員による大麻吸引が発覚した関東学院大の事件では、逮捕された部員2人は、インターネットで注文した種子を自室で育て、部員に広めていた。