強い寒気が南下した影響で日本列島は19日朝も全国的に気温が下がり、12月中旬並みの寒さとなった。九州の一部では放射冷却が重なり、最低気温が零度近くになった。東北では大雪の恐れもあり、気象庁が青森、秋田、岩手の各県に注意報を出した。
気象庁によると、鳥取などで初冠雪、名古屋などで初霜を観測。九州では熊本の最低気温が0.3度、都城(宮崎)が0.8度まで下がった。佐賀や厳原(長崎県対馬市)などでは初氷が観測された。
気象庁によると、上空の寒気は今後東に移動する見通しで、20日からは気温も上昇するという。〔共同〕(10:29)