福岡放送局

2007年12月7日 19時10分更新

予備校内で大麻売買5人逮捕

福岡市の予備校内などで大麻を売買していたとして、福岡市の予備校生や専門学校生ら少年5人が、大麻取締法違反の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、福岡市中央区の大手予備校や専門学校に通う18歳から19歳の少年4人と、熊本市に住む19歳の無職の少年のあわせて5人です。
警察の調べによりますと、5人はことし9月、紙に巻いてタバコのようにした大麻を1本1000円から2500円で売買したとして、大麻取締法違反の疑いがもたれています。
ことし9月、予備校生の1人が自宅で大麻を吸い気分が悪くなって病院に運ばれ、家族が警察に届け出たため事件が発覚しました。
警察が大麻の入手先を調べたところ、同じ予備校に通う少年から予備校の校舎内で1本1000円で買っていたことがわかり、さらに入手ルートを捜査した結果、熊本市の少年が知り合いの専門学校生に売った大麻9本が少年の間で次々と売買されていたことがわかったということです。
調べに対し、少年5人はいずれも容疑を認め、予備校生は「受験勉強の気分転換だった」と供述しているということです。
警察は、このほか九州大学1年生の19歳の少年ら2人も、大麻を買うなどしたとして書類送検し、熊本市の少年の入手先について捜査しています。