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ホテル勤務のコックが擬似体験アクションゲーム"Legend&Hero"で伝説を作っていくというユニークな設定のアクションゲーム。迫りくる敵の大群をバッサバッサと倒していく爽快感はかなりのモノ。ストーリー仕立てのメインモードのほか、途中からフリーバトルやボスモードなどが加わっていくなど、徐々にボリュームアップしていく作りには好感が持てます。アクション部分だけを楽しみたい人用にストーリを飛ばせる作りになってますが、ゆる〜い感じのストーリーも完成度が高いので、読み飛ばすのがもったいないほど。爽快感を重視したアクションにおバカなストーリーが加わった作品なので、力を抜いて気軽に楽しめるのがいいですな。
個人的にはかなり楽しめたんだけど、今回は敢闘賞という結果に。潜在能力はかなり高いと思うので、演出部分を気をつけるなどして、サイドチャレンジしてみてください!(ミス・ユースケ)
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イベント時にCGをインサートしての演出やレアなアイテムを回収するやり込み要素、キャラクターの作り込みなど、基本的な部分は遜色ない出来。キャラクターが立っているので掛け合いがオモシロく、イベントシーンの完成度はかなり高い。ただし、それだけよくできた作品だけに、バランスの悪さが際立ってしまったように感じる。とくに序盤は戦闘の難易度が高く、敵に特殊攻撃を使われると一気に不利になってしまう。運で戦闘の勝ち負けが左右されると続けて戦う気がそがれるので、敵の強さは慎重に調整してほしい。新しい装備を見つけると一気にキャラクターがパワーアップするので、そこまでプレイヤーのモチベーションを維持する仕組みがほしいところ。ベースがしっかりした上でやり込み要素があるようなバランスだったら申し分なし!(ログイン編集部)
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一見しただけで味のある雰囲気が伝わってきた。海賊の一家を描いたものと思ったが、左上に描かれているのは王女のようにも見え、対立を描いたものとも捉えられる。表現力についてはほぼ文句ナシで、自分の描きたいものをしっかりと描くことができているし、色遣いも独特で、個人的にかなり気に入っている。気になったのは最初にも書いたように、いまいち作品のバックグラウンドのイメージが沸いてこないところ。絵で大事なのは、その絵を見た人が、瞬時に頭の中に情景をイメージできることだと思っている。そのため、どうもあいまいなイメージしか沸いてこなかったのでそこが非常に残念に思える。緻密さ、デッサン力、色遣いなど確立したものを持っているので、次は見る人がどうイメージするかを考えて描いて欲しい。(トム関口) |
異世界に迷い込んでしまった、学生3人組の数奇な運命を描くファンタジーRPG。システム面はオーソドックスで特筆すべき点はあまりないが、話の筋が面白く、次にどんな展開が待ち受けているのか気になって、ついつい先へ先へとプレーしてしまった。
個人的には特別なシステムや豪華なグラフィックがなくても面白いゲームは作れると思っているけど、演出面となると話は別。本作のシナリオ自体は充分及第点をあげられるデキなんだけど、それに比べると演出面の作り込みは、ややシンプル過ぎたカモ。ドット絵のキャラたちにもっと演技させるように注意を払えば、登場人物たちの魅力やストーリーの見応えが増して、さらに素晴らしい作品に仕上がったと思う。例えば金賞クラスの作品をプレーしてみると、色々と参考になるかと。……色々とご託を並べちゃいましたが、作者の天啓示さんは基本はしっかりとできているし、もっと経験を積んでいけば、自然とスゴイ作品が作れると思いますよ。(篠原)
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ゲームのOP&EDテーマとしては申し分ないデキだが…… |
架空のRPGのオープニング&エンディングテーマを意識したという意図はしっかりと実現できている、というのが最初の感想。『小さな冒険の旅』からはこれから始まる冒険を見据えた力強さを、『涙が流れ、そして…』からは波乱のあとの穏やかさを表現できていると思う。仮にこの2曲が実際にRPGに使われていた場合でも、違和感なくプレイできるだろう。ただ、"架空のRPG"を意識しすぎるあまり、どこかで聴いたようなメロディーになっているような気がするというのもまた事実。聴き手を飽きさせないために、もう少しコンパクトにまとめてみるのもいいかもしれない。ゲームの主題歌は自己主張が強すぎてもNGなので、加減が難しいかもしれないが。全体の構成を練り上げるだけの実力はあるので、テーマに縛られず、自由に作った作品も聴いてみたい。次回作が楽しみだ。(ログイン編集部) |
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