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清田容疑者、カードの使用認める 埼玉・川口の女性殺害

2007年12月07日15時11分

 埼玉県川口市のアパートで会社員渡辺沙織さん(26)が殺害された事件で、同じアパートで7月に起きた強盗事件で逮捕された自称配管工の清田龍也容疑者(39)が県警の調べに、渡辺さんのキャッシュカードを使ったことを認めていることがわかった。7月の事件についても容疑を全面的に認める供述を始めたという。

 清田容疑者のDNAの型と、渡辺さんの部屋から見つかった微物のDNAの型がほぼ一致していることなどとあわせ、県警は、清田容疑者の殺害事件への関与を調べる。

 県警は、渡辺さんが殺害されたとみられる10月30日の午後10時40分過ぎ、アパートの近くのスーパーで、渡辺さんのキャッシュカードを使った男の映像を公開。県警は、映像の男に似ていた清田容疑者を職務質問し、7月の事件の強盗強姦(ごうかん)容疑などで逮捕した。同容疑者はこれまで、7月の強盗事件について「女性に頼まれて関係を持ち、カードを渡され、お金を引き出した」などと犯意を否定していた。

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