インテルのイブラヒモビッチ「リーグ戦はまだ終わっていない」
「リーグ戦はまだ終わっていない」とインテルのFWズラタン・イブラヒモビッチは慎重な姿勢を見せている。彼が成長したことは明らかなようだ。毎週の試合のプレーを見ても分かるが、彼の話を聞けばそれ以上に実感できる。木曜日に行われた『ラディオ・ラディオ』のインタビューの中での発言も、その成長の証しだった。
激しい気性の彼が慎重さを身に付けるには時間がかかったが、彼はそれをやってのけた。
「リーグ戦の行方はまだ決まっていない。まだ多くの試合が残っている。僕らはただプレーするだけじゃなく、勝たなければならない。これまでと同じように」
こういった言葉に今のイブラヒモビッチの秘密が隠されている。インテルをけん引する存在の彼には自信が感じられた。
「僕らは集中力を維持し、自分たちのやり方に自信を持ってプレーしなければならない。でも、注意も必要だ。怖いのはローマだけじゃない。今は僕らが首位で、ローマが2位だけど、遅かれ早かれほかのチームも迫ってくるだろう。僕らが少し前に進んでいるのは確かだけど、リーグ戦はまだまだ長い」
ローマとの勝ち点差3ポイントは、何よりオリンピコでの直接対決でインテルが勝利を収めたことによるものだ。そのほかのチームとの差はそれ以上に開いている。3位ユベントスとは8ポイント、4位ウディネーゼとは9ポイント、5位フィオレンティーナとは10ポイント。ミランに至っては、1試合多く残しているとはいえインテルに16ポイントも離されている。
(C)SPORT
[ スポーツナビ 2007年12月7日 11:50 ]
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