市立札幌病院が来年から電子カルテシステムを導入
全診療科を対象に1月1日からスタート。
市立札幌病院は来年1月1日から電子カルテを導入する。
電子カルテは、患者の診療情報を管理する紙のカルテに代わり、電子的なシステムを用いてネットワーク端末で情報を記録、管理するもの。紙のカルテに比べて場所をとらず、必要なカルテの情報を探すことが容易になる。
同院ではシステムが更新時期を迎えるため、更新にあわせて医療の質の向上のために、電子カルテを中心とした総合医療情報システムを整備することに決めた。
電子カルテの導入によって、患者の医療情報をどこでも必要なときに参照できるため、医師、薬剤師、検査技師、放射線技師などさまざまな職種がチームを組むことによって成り立つ同院のチーム医療をより効果的に実施、医療の質の向上を図ることができる。
セキュリティ面では、ネットワークが外部に接続しないように、総合医療情報システムに専用の回線を使う。電子カルテの入力に使用する各端末には、入力した患者の個人情報が残らない仕組みを講じる。
導入の準備は06年の9月から進めており、全診療科への導入を目指す。導入に要した費用は約7億2,000万円。
関連サイト
市立札幌病院 電子カルテの導入
http://www.city.sapporo.jp/hospital/news/karute.html
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