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都築総合学園前総長、別の職員へのわいせつ容疑で再逮捕

 学校法人グループ「都築総合学園」(本部・福岡市)の前総長、都築泰寿被告(71)による強制わいせつ事件で、福岡県警捜査1課と筑紫野署は6日、別の女性職員(22)にも体を触る同様の行為をしていたとして、都築被告を強制わいせつ容疑で再逮捕した。都築被告は「100%でっちあげです」と容疑を否認している。県警には十数人の女性職員らから被害相談が寄せられており、学園内で都築被告によるわいせつ行為が常態化していたとみている。

 調べによると、都築被告は2006年10月25日午後2時15分ごろ、第一福祉大(福岡県太宰府市)のエレベーター内で、女性職員の胸を触るなどのわいせつ行為をした疑い。

 女性は直後に学園側に相談したが、上司から「セクハラのことは一切外に出すな。辛抱しろ」と口止めされた。女性はその後、自ら希望して学外の別の部署に異動。今年11月に県警に刑事告訴していた。



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