議会・行政 : 療育センター構想本格化へ 来年度に検討会議 名張市
投稿者: 編集部 投稿日時: 2007-12-7 17:01:00
名張市議会の12月定例会は12月7日再開され、永岡禎議員(心風会)、吉住美智子議員(公明党)、中川敬三議員(沖津藻)、浦陽介議員(清風クラブ)の4氏が一般質問に立ちました。その中で、亀井利克市長は障害のある子どもたちの治療や教育を目的に設置を目指している「療育センター」について、来年度に検討会議を立ち上げ、構想を本格化していく方針を明らかにしました。 |
これは、2人目に質問に立った吉住議員の「療育センターを平成20年に設置すると話していたが、あと少しの期間で、小児科医6人の療育センターの設置は可能なのか」との質問に答えたものです。
亀井市長は質問に対し、今年度中に小児科医は1人増員され3人に、来年度にはさらに1人増の4人体制になることを明らかにし、「『療育センター検討会議』を立ち上げ、名張市の現状に合った整備に向け、様々な観点から検討を進めたい。小児科医6人体制でという理想を持っていたが、1次と2次の(医療機関の)住み分けが出来ていれば、4人体制でもセンターは可能ではないかと医局とも相談している」と答弁。さらに、「小児医療センター」を立ち上げて「療育センター」につなげていきたいとした方針を述べました。
さらに「療育センターの整備構想は」との質問に、亀井市長は「出来る限り今ある施設を活用していきたい。改造については最小限のものにしていかなければならない」と答えました。
名張市議会の一般質問は、10日(月)と11日(火)にも行われる予定です。