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国会について考える…その5(不合理な優位性)

2007/11/25 19:06

 

前回、現状とは全く違う参議院を提案しました。
現状の参議院が、ミニ衆議院化して、二院制の役目を果たしていないからです。
その衆議院は、参議院に対して、現在話題になっている「再議決権(59条)」をはじめ、
「予算の承認(60条)」、「条約の承認(61条)」、及び、「内閣総理大臣の指名決議(67条)」
において、優位を持っています。


同じ選挙基盤によって選出(43条)されているにもかかわらず、
このような優位性が存在することの、合理的根拠はありません。
これは、戦前の貴族院時代の名残を、整理しないままに新憲法に盛り込もうとした
単なるケアレスミスに近いものと考えます。
確かに、衆議院には「解散」という事項がありますが、
逆に、参議院には被選挙権年齢の高さというハードルもあるのです。

これが、前回のRAM案に示したように、参議院に選挙によらない議員が存在すれば、
民主主義の原則から言って、差が付くのは当然でしょう。
しかし、同じ手続きで選ばれる現状では、このような差があることは、
それこそ「平等の精神」に反するのではないでしょうか?


さて、この両院の差の部分で、今、大きな問題が起きています。
衆議院「再議決権(59条)」というのは、一見、優位に見えます。
しかし、現状の勢力分布で明らかになったように、野党が参議院で過半数を持てば、
与党は、法案を通すのに衆議院で2/3の勢力を持たないと機能しなくなります。
この2/3というのは、米国で、大統領が拒否権を発動した時に、
上下両院で再議決するのに必要な議席数です。つまり、1対535の時のもので、
憲法制定時にケーディスが盛り込んだ考え方が、実現したと言うことです。
まさか、GHQも、将来の国会の混乱を望んで、このように制定させたのではないでしょうが…
おかげで、「テロ特措法」が潰れて、アメリカが困っています。


RAMは、この2/3に、国家運営や民主主義に対する粗雑さを感じています。
と言うのも、ここの法案の中身を見ていない数字だからです。


例えば、参議院で49%で否決された法案も、10%で否決された法案も、
同じ扱いで良いのでしょうか?
賛成が10%しかなければ、それは「悪法」に近いでしょう。
しかし、僅差で否決されたものは、その時の情勢によっては、
再議決して、成立させるべきものもあるのではないでしょうか?
それを、一律2/3というのは、雑な憲法ですね。


そこで、今回の提案は、他のことは置いておいて、
さらに、参議院のあり方も、一旦置いて、
もっとも大切なことだけにします。

衆議院で通過した法案を参議院が否決した場合、
再度衆議院で可決するためには、参議院での得票率の
逆比率による賛成を必要とする。
と、言う案です。


49:51で否決されたものなら、衆議院で51%以上の賛成で成立、
15:85で否決された法案は、再可決には85%以上の賛成が必要、と言うことです。
このシステムにより、政局の勢力分布を気にするより、
法案そのものの妥当性を考えるようになってくれれば、
国会運営も、正常化に近づくのではないかと期待する次第です。
小沢一郎氏は、嫌がることでしょう)。


皆様のご意見をお待ちしております。

カテゴリ: 政治も    フォルダ: 憲法改正   このエントリをイザ!ブックマークに追加 (0 user)

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コメント(31)

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2007/11/25 19:53

Commented by 珈琲好き さん

RAMさん こんばんは

逆比率による賛成は現場打破には良いのですが、もし次期衆院選で民主が衆院で過半数を取り民主+公明連立の場合には、在日参政権とか無茶な法案が成立しちゃいそうな気がします。

現場、日本国民は報道による世論操作に非常に弱い国民です。次期衆院選も選挙近くで情報操作を行う事は確実です。もっと公正な報道が為されるならば良いのですが現場は悲観的に成らざるを得ませんね。まずは報道をどうにかせねばと思っています。

 
 

2007/11/25 20:03

Commented by RAM さん

To 珈琲好きさん
>RAMさん こんばんは
おっと、こんなに早くとは思っていませんでした。
珈琲もまだ入れていないのに・・・(笑)

>逆比率による賛成は現場打破には良いのですが、もし次期衆院選で民主が衆院で過半数を取り民主+公明連立の場合には、在日参政権とか無茶な法案が成立しちゃいそうな気がします。
*これは、あくまで、前回の参議院改革とのセットという考え方です。
民主+公明の連立は、悪夢以外の何者でもないですね。

>現場、日本国民は報道による世論操作に非常に弱い国民です。次期衆院選も選挙近くで情報操作を行う事は確実です。もっと公正な報道が為されるならば良いのですが現場は悲観的に成らざるを得ませんね。まずは報道をどうにかせねばと思っています。
*これは、地デジ移行に伴い、双方化が当たり前になれば、改善させるという希望的観測を持っています。その為に、今、我々が、ここで頑張らねば!

 
 

2007/11/25 20:42

Commented by kawa さん

RAMさん

初コメントします。
今までのエントリも拝見してましたが、ショボイ私の脳みそでは難しすぎたもんで・・・(≧▽≦)ゞ

私的には、RAMさんが書かれている「逆比率による賛成」に賛成です。
しかし、珈琲好きさんが書かれているように、次期衆院選で民主党衆議院でほぼ半数だったり、もしかして過半数だったりすると、あの小沢センセのことですから、野党(公明党国民新党等)と連立して、各種の悪法を衆議院で再議決しかねません。
それを考えると、今のままでも仕方ない、なんて思っています。

マスコミが本当に中立の立場で報道することが出来れば、判断を選挙民に委ねる、と言うことが出来るでしょうが、現状の報道姿勢では悲観的にならざるを得ません。

平沼先生を中心に自民党民主党の良識議員が結集して新党旗揚げすれば、少しは政界再編が見れるのではないかと希望を持つしかないでしょうね。

デワデワ

 
 

2007/11/25 21:18

Commented by RAM さん

To kawaさん
>初コメントします。
*いらっしゃいませ。
>今までのエントリも拝見してましたが、ショボイ私の脳みそでは難しすぎたもんで・・・(≧▽≦)ゞ
*ぐる姫と違い、私も専門家ではありません。故に、それほど難しいことを書いているつもりはないのですが・・・

>私的には、RAMさんが書かれている「逆比率による賛成」に賛成です。
>しかし、珈琲好きさんが書かれているように、次期衆院選で民主党衆議院でほぼ半数だったり、もしかして過半数だったりすると、あの小沢センセのことですから、野党(公明党国民新党等)と連立して、各種の悪法を衆議院で再議決しかねません。
>それを考えると、今のままでも仕方ない、なんて思っています。
*勿論、今のままなら、憲法改正は出来ませんから、今のままでしょう。
このエントリは、憲法改正を前提にしています。その時には、その様な情勢が出来上がっていると言うことになりますね。

>マスコミが本当に中立の立場で報道することが出来れば、判断を選挙民に委ねる、と言うことが出来るでしょうが、現状の報道姿勢では悲観的にならざるを得ません。
*これは、珈琲好きさんにも書きましたが、あと5年で、マスコミは大きく変わらざるを得ません。その頃までに、アサヒをはじめとする偏向報道集団の実態を、あちこちで暴いていくのが、私たちの使命と考えております。

>平沼先生を中心に自民党民主党の良識議員が結集して新党旗揚げすれば、少しは政界再編が見れるのではないかと希望を持つしかないでしょうね。
*あなたの構想とは違う形になるかも知りませんが、再編に関しては、水面下での動きはあるように聞いています。

 
 

2007/11/25 23:05

Commented by こにゃんこ さん

RAMさん、こんばんは。

>(小沢一郎氏は、嫌がることでしょう)。

では、RAMさん案に賛成(ΦωΦ)ノw

冗談はさておき、私はいまだに国会のニュースを見ると苛々します。
国会というと、だらだらとした雰囲気で野次を飛ばしているだけなのに、緊迫した、
などと評しているマスコミのイメージしかありません。
どのような法案も日本の国民にとって重要なはずなのに、ちゃんと中継を見るひとが
減るばかりなのは良くありませんね(それは私;)。
スキャンダルが発覚した議員は、専用の審問懲罰機関を設けて別室で追求してもらい、
国会から締め出して内容の濃い運営をしてほしい、と個人的に思っています。

公明党に対しては、学会の誰某が不在者投票を勧め、うちの者を連行していく、という
証言をしてもいいぐらいです。
エントリにそぐわないコメントになりました、ごめんなさい。

 
 

2007/11/25 23:28

Commented by RAM さん

To こにゃんこさん
>RAMさん、こんばんは。
*こんばんわん。
>>(小沢一郎氏は、嫌がることでしょう)。
>
>では、RAMさん案に賛成(ΦωΦ)ノw
*この手で、選挙に出ようかな?

>スキャンダルが発覚した議員は、専用の審問懲罰機関を設けて別室で追求してもらい、
>国会から締め出して内容の濃い運営をしてほしい、と個人的に思っています。
*これを思っている人は、随分多いことと思いますよ。

>エントリにそぐわないコメントになりました、ごめんなさい。
*いえいえ、有り難うございました。

 
 

2007/11/26 08:06

Commented by nihonhanihon さん

あんまり数値を細かくしすぎると、それを巡ったレベルの低い政争が起こり、最悪、治安問題にまで発展しかねないと判断したから、「3分の2」としたのではないかな、と思うわけなんですが。

あと、「二院制を目ざしていた」からこそ、衆参の違いを作ったのであり、下手に参議院衆議院同様にしてしまうと、一院制でよいということになってしまいますね。

設置当初の人々の中には現代の我々が想像する以上に「いずれ占領が解ければ日本は元通りに復活する」という頭があり、それで「帝国憲法が回復した時には帝国憲法への移行をスムーズにできるようにしておく必要があるので」と、参議院のキャラクターデザインをしたものと私は考えています。
その思いをあからさまに唱えるというのは、占領下では無理だったでしょう。
それで、こっそりと「上院」の体裁に整えたものだと思われます。
「隠されたメッセージ」ですので、「どうしてなのか」を語らずに、設置されたと考えます。
(なお、参議院という熟語に含まれる「参議」という語句にも、そのあたりの「隠されたメッセージ」はみて取れると思います)

そのうえで、現状として、帝国憲法の復帰はもうないでしょうから、未来志向で日本の政治を考える場合、参議院はどうあるべきか、と考えますと、前回のエントリーのような、「政党政治とは無縁の存在を志向すべきである」という結論に至ります。それこそ、日本に二院制を残した先人の思いに応えるものではないかと。

まずは「参議院における政党政治からの脱却」への取組が先だと思います。その後の話であれば、今回のご提案もまた、面白いかもしれませんね。

 
 

2007/11/26 09:31

Commented by RAM さん

To nihonhanihonさん
>まずは「参議院における政党政治からの脱却」への取組が先だと思います。その後の話であれば、今回のご提案もまた、面白いかもしれませんね。

*おはようございます。もちろん、優先順位は、そのつもりです。

 
 

2007/11/26 22:48

Commented by 珈琲好き さん

RAM さん こんばんは

別件ですが、応援コメントありがとうございました。嬉しかったですよ。(^^)

 
 

2007/11/26 23:31

Commented by RAM さん

To 珈琲好きさん
(^^)

 
 

2007/11/27 01:16

Commented by damedakorea さん

こんばんは~
何だか出遅れてしまいました。随分話し合われていますね~
最近の参議院を見ていると閉塞感ばかり感じます。
何でも反対の民主党は政権奪取を言うだけで中味は空っぽ。
本当に何も進まない・・・・
そこでRamさんの案が出て来たわけですね~
概ね賛成です!
ただ私はいまだに参議院って必要あるのかな~って思います。
6年も任期があって尚かつ解散もないのに、参議院と対等に近いのは変です。議員の人数も多いし、税金の無駄遣いのような・・・

 
 

2007/11/27 03:40

Commented by nihonhanihon さん

To damedakoreaさん

「その1」からお読みいただけたでしょうか?ならすみません。

 
 

2007/11/27 09:46

Commented by RAM さん

To damedakoreaさん
>ただ私はいまだに参議院って必要あるのかな~って思います。
>6年も任期があって尚かつ解散もないのに、参議院と対等に近いのは変です。議員の人数も多いし、税金の無駄遣いのような・・・

*現状なら、そう思う人の方が、多いでしょうね。私もそう思います。しかし、二院制自体は、システムとして一院制より安全なのです。だから、「機能する参議院」を造らないといけません。それには、憲法を改正しないと…と、ここに話が落ち着きますね。

 
 

2007/11/27 16:48

Commented by kinny さん

小生は少々揺れ動いてきたようだ。
われわれの眼を醒ますような、強烈かつ危険な平手打ちが必要かな、と。

思えば、一度、われわれが目覚めかけたのは、北のミサイル発射によってであり、中国の靖国バッシングや軍拡によってであった。

国益に疎い、いや、ハナから考えもしないわれわれは、ソフトなイメージ戦略に極めて弱い。はっきり言う。北の核武装や中国の恫喝は、愚かなわれわれにとって良薬である。と同じに、危険な、ふり幅の大きい政治体制も、確かに危険すぎる側面はあるものの、国民に対する教育効果は絶大である。

オザワが公選総理になれば、わが国は一挙に墜落する。

が、生活に受けるダメージとともに、そのことによって、国民は理解するはずである。
ちゃんと選ばないと、本気で、やばいのだ、と。
くだらん某メディア謹製のスキャンダルで政治を選択すべきでない、と。

何が言いたいのか、というと、第二院の相対価値を高める(というより有意義化する)のはむろん大事ながら、公選とまでは言わないまでも、国民による政策決定のプロセスの強化について、考えるべきときをわれわれは迎えているのではないか、ということである。

正直なところ、もう、あまり時間が残されていないように思う。

 
 

2007/11/27 16:51

Commented by kinny さん

ちなみに、フランスもまた、何度も墜落し苦渋を舐め、国民が指導者についてのスキャンダル報道に動じなくなった。

 
 

2007/11/27 18:11

Commented by RAM さん

To kinnyさん
ご意見の前半は、石原都知事が近いことを言っていますね。
私も、その様に思うこともあります。

後半の、政治参加のシステムについては、その打撃で、国民が学んだ後でないと、出てこない流れであると考えます。非常に大きな改革になりますので、少々の変化では、コンセンサスが形成されないでしょう。(悲しいことですが…)

 
 

2007/11/27 18:27

Commented by 沖縄の憂鬱 さん

こんばんは TBありがとうございます。

RAMさんの諸案毎回「なるほど」と思うのと同時に深く考えねばコメント
しにくい内容なので緊張の連続です。(同時に感謝も!)

さて、今回のエントリーですが、思いもつかない発想で、脳年齢はまだ
20歳ぐらいなんだろーなー、などと感心しきりでございます。
確かにこの逆比率案だと、参議院において僅差の否決に関しては、衆院
での再議決も容易だし、民意が反映しやすいのでしょう。ただ、法案の
内容にもよるのでしょうが、最近の国会運営を見ていると、なんでも
政局に持ち込もうと画策しすぎる方々がいて、それからすると、再議決
のための解散が頻繁に行われる危険性はないでしょうか。
そのへんの心配が払拭できれば賛成!

 
 

2007/11/27 18:35

Commented by RAM さん

To 沖縄の憂鬱さん
>こんばんは TBありがとうございます。
*こちらこそ!
少しは落ち着かれましたか?
最新号のWILLは、お読みになる値打ちがあると思いますよ。

>RAMさんの諸案毎回「なるほど」と思うのと同時に深く考えねばコメント
>しにくい内容なので緊張の連続です。(同時に感謝も!)
*そんなに緊張されずに、気楽におかきください。

>さて、今回のエントリーですが、思いもつかない発想で、脳年齢はまだ
>20歳ぐらいなんだろーなー、などと感心しきりでございます。
>確かにこの逆比率案だと、参議院において僅差の否決に関しては、衆院
>での再議決も容易だし、民意が反映しやすいのでしょう。ただ、法案の
>内容にもよるのでしょうが、最近の国会運営を見ていると、なんでも
>政局に持ち込もうと画策しすぎる方々がいて、それからすると、再議決
>のための解散が頻繁に行われる危険性はないでしょうか。
>そのへんの心配が払拭できれば賛成!
*上にも答えていますが、参議院改革があくまでも先です。その上で、議会運営をスムースにする方策としての提案ですので・・・。

 
 

2007/11/27 21:20

Commented by 沖縄の憂鬱 さん

こんばんは

惨敗したから参院の重要性に皆が気付いたといったところでしょうか。

 
 

2007/11/27 22:24

Commented by RAM さん

To 沖縄の憂鬱さん
>こんばんは
>
>惨敗したから参院の重要性に皆が気付いたといったところでしょうか。

*それは、大いにあるでしょうが、小渕内閣の時も、参議院で自民は過半数割れをしています。自自公連立をした時ですね。あの時の反省が、どれだけ生きているかというと、小沢氏には生きているけれど、自民党には、あまり・・・。小泉チルドレンなどを見ていると、暗澹としますね。まだ、気が付いていない連中がいますから。

 
 

2007/11/29 23:45

Commented by s-tatsu さん

RAMさん、こんばんわ。

いや、感心しました。逆比率ですか。正直私には思いもよりませんでした。
これはRAMさん個人のオリジナルですか?逆比率の実践している国もあるのかしら?
RAMさんはスゴいですね。いや、褒め殺しじゃないですよ(笑 だって提案を伴っているじゃないですか。
批判ばかりする(私のことですorz)のは結構容易なものです。あの社会党(社民党)だってできますw。ですが、「じゃあどうするの?」を出せるのはなかなか出来ないことですから。私も勉強して見習わなくちゃ。

ところで昔、私は政権交代可能な日本を夢見、国民内閣制に魅かれ小選挙区万歳と思っていました。
が、昨今の現状を見て揺らいでいます。今のメディアの下での日本に二大政党制は合致するのか?と。RAMさんの元老院型(?)の第二院と組み合わせると或いは活路あるかもしれませんが・・

 
 

2007/11/30 00:01

Commented by RAM さん

To s-tatsuさん
>RAMさん、こんばんわ。
*こんばんは。

>いや、感心しました。逆比率ですか。正直私には思いもよりませんでした。
>これはRAMさん個人のオリジナルですか?逆比率の実践している国もあるのかしら?
*私のオリジナルのつもりです。もしかすると、どなたかが提唱されているのかも知れませんが、存じません。また、実践している他国についても、私の知る限りの二院制を持っている15ヶ国においては、していないようです。

>RAMさんは…中略ごめんなさい。…私も勉強して見習わなくちゃ。
*私などを見習っても、知れています。もっと、上を目指してください。
>
>ところで昔、私は政権交代可能な日本を夢見、国民内閣制に魅かれ小選挙区万歳と思っていました。
>が、昨今の現状を見て揺らいでいます。今のメディアの下での日本に二大政党制は合致するのか?と。RAMさんの元老院型(?)の第二院と組み合わせると或いは活路あるかもしれませんが・・
RAM案の参議院では、地方代表の比率が高く、アメリカの上院に性格が近づきます。その場合、衆議院は、逆に、地方色を今より薄めた方が「国政」という部分では有効でしょう。地方の利益を、個々の地方からの代表が取り合いするような、今の国会のあり方には、多くの方が疑問を持たれていることと思います。
故に、選挙制度に関しては、比例代表による全国区を増やし、地方区を減らすべきかと考えます。1票の格差是正においても、必要な改革でしょう。ほぼ政党選挙になっている現在では、不可能なことではないと考えています。

ちなみに、この話題は、次か、その次くらいのエントリのテーマにしようと考えていたのですが、先を越されましたね。違うことを考え直さねば…ww
最近、先ネタバレが増えてきて、困ったものだ(笑)。

 
 

2007/11/30 19:26

Commented by japonais-ryu さん

RAMさん、お久しぶりです。貴殿の参議院案が通れば、通常問題は起きにくいと考えられます。それでも衆議院に戻ってきた場合には、貴殿の案も一考の余地がありますが、ここはやはり過半数で良いかもしれません。

 
 

2007/11/30 20:16

Commented by 沖縄の憂鬱 さん

こんばんは

昨夜は遅くまで大変だったようですね。いましがた行ってきましたが
私へのコメントでタイムスタンプの見間違いだと・・はぁ~?って感じ!
二度も見間違えますかね?普通。


医療に携わる者なら「ダブハンはよくなかった」と正直に仰ってほしいところでした。残念ですね。

保身の為に医療ミスが隠蔽されることのない世の中にしたいものです。

 
 

2007/11/30 21:35

Commented by RAM さん

To japonais-ryuさん
>RAMさん、お久しぶりです。貴殿の参議院案が通れば、通常問題は起きにくいと考えられます。それでも衆議院に戻ってきた場合には、貴殿の案も一考の余地がありますが、ここはやはり過半数で良いかもしれません。

*この辺りの考え方は、難しいところですね。その時に、社会情勢がどうなっているとか、民意はどうであるかとか、色々予測の付かないことが多いなかで、考えに考えを重ねなければならず、色々な意見が分かれて当然の部分ですので。

 
 

2007/11/30 21:42

Commented by RAM さん

To 沖縄の憂鬱さん
>こんばんは
>
>昨夜は遅くまで大変だったようですね。いましがた行ってきましたが
>私へのコメントでタイムスタンプの見間違いだと・・はぁ~?って感じ!
>二度も見間違えますかね?普通。
>
>
>医療に携わる者なら「ダブハンはよくなかった」と正直に仰ってほしいところでした。残念ですね。
>
>保身の為に医療ミスが隠蔽されることのない世の中にしたいものです。

*こういう連中が、一番ミスをしそうだし、きっと隠蔽に必死になるのも、このような連中だと思いますね。あの、逃げとすり替えが、それを如実に表していますよ。
そして、ブログ主は、あちらこちらにTBと、火を付けて廻り、コメント欄の賑わいでランキングが上がることを意図した、ランキング亡者でしたよ。もう削除しましたが、ここに、あのエントリと全く関係のないエントリのTBを無断で付けていったような人物です。故に、事の発端の阿比留ブログの荒らしも、この騒ぎが欲しかったものと思います。
なお、あの捨てハン野郎は、自分から逃げましたので、以降の関わりは、休止しています。

 
 

2007/12/01 15:15

Commented by skyteam さん

 すみません。こういう連中は・・・僕と他のコメントを下さった人まで一緒にしない方がいいですよw。あらかた、みなさん現役で活動中のお医者さんです。
 自分がコメントをするのはこちらは最後にしますが。きちんと「読んで下さいね」RAMさんが、おっしゃりたいのは「医者もミスするが、ブログなんてくだらないことやってないで、きちんと仕事しろ」でしょ。そんな、産経新聞さんが、まともなことを書いていれば、誰もつっこみませんってw
 ランキング亡者でもありませんよ。参議院議員の方も動いているので、トラックバックを飛ばしたまでです。荒らしという言い方は、もう少し「乱暴」な方をいいません?(捨てハンドルじゃありませんしね>skyteamって)

 
 

2007/12/01 18:07

Commented by RAM さん

To skyteamさん
> すみません。こういう連中は・・・僕と他のコメントを下さった人まで一緒にしない方がいいですよw。あらかた、みなさん現役で活動中のお医者さんです。
*現役の医者だから、どうだと言われるのでしょうか?対応がおかしいことには、変わりはありません。医療という、自身の専門分野では、それなりの評価はおありかもしれませんが、人間的には、誉められない方がいらっしゃるでしょう。「医者は無条件に偉い。お前より高級なのだから、逆らうな。」とでも言われるおつもりでしょうか?

> 自分がコメントをするのはこちらは最後にしますが。きちんと「読んで下さいね」RAMさんが、おっしゃりたいのは「医者もミスするが、ブログなんてくだらないことやってないで、きちんと仕事しろ」でしょ。そんな、産経新聞さんが、まともなことを書いていれば、誰もつっこみませんってw
*そんなことは、一言も言っておりません。全然関係のない阿比留ブログに書き込む必要がないでしょうと言うことを何度も書いています。書き込むべきは、社会部記者のところでしょう。「筋違い」という言葉を何度使ったか分かりません。それでも、理解できないのですか?

> ランキング亡者でもありませんよ。参議院議員の方も動いているので、トラックバックを飛ばしたまでです。荒らしという言い方は、もう少し「乱暴」な方をいいません?(捨てハンドルじゃありませんしね>skyteamって)
*あなたが捨てハンなどと言っていません。自分のところでコメントを受けない発言者のことを言っています。私やあなたのように、自分のブログで、例え気に入らない発言でも、一度は受け付けているものとは、見方が変わっても仕方ありませんよね。「荒らし」というのは、あなたの阿比留ブログでのやり方のことです。だから、何人もが、あなたのブログに、苦言を呈しに来るのです。さらに、TBは、自ブログへ来訪者を引っ張る為のシステムでしょう。それを断りもなくすることは、ランキングほしさと判断されても、反論できません。

 
 

2007/12/01 21:03

Commented by 珈琲好き さん

RAMさん こんばんは

しばらく覗いてなかったのですが後からも沢山の応酬をされていたのですね。
言い訳がましいですが、最近連日忙しくて反論の助太刀行けなくて申し訳ありませんでした。IT技術の訳のわからぬ問題を抱えていて、連日寝るの3時で朝6時起き。もう最近フラフラです。まだ問題は片付いていませんが・・・。困ったものです。

 
 

2007/12/01 21:50

Commented by 珈琲好き さん

skyteam さんへの意見は此処へはコメントされないでしょうからTB先に書きます。

 
 

2007/12/02 09:11

Commented by RAM さん

To 珈琲好きさん
>RAMさん こんばんは
>
>しばらく覗いてなかったのですが後からも沢山の応酬をされていたのですね。
>言い訳がましいですが、最近連日忙しくて反論の助太刀行けなくて申し訳ありませんでした。IT技術の訳のわからぬ問題を抱えていて、連日寝るの3時で朝6時起き。もう最近フラフラです。まだ問題は片付いていませんが・・・。困ったものです。

*おはようございます。
お仕事、大変そうですね。かく言う私も、同僚がその様な状態で、その助太刀で、忙しくしております。本日も、今から仕事に出るような状態で、恐らく、年末まで、このままなだれ込みそうです。私は、年と病気のせいで、あまり無理が出来ませんので、適当に休みながらですが・・・。
助太刀の件、ご配慮有り難うございます。上記のskyteam氏のコメは、実質的に、やや反省をされていると捉えておりますので、ここでのレス以外は、いたしません。あちらにコメントして、アクセス数を増やしてランキング亡者に手を貸すのも嫌ですので。

 
 
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2007/12/01 09:14

撤退・・・:産経新聞の「情報操作」で洗脳されちゃう前に? [東京日和@元勤務医の日々]

 

 タイトル「 嗤うしかない:産経新聞社の論説室のクオリティw 」について、たくさんのご訪問、それに度重なるコメントありがとうございます。  平日は多忙ゆえ、コメントを頂きながら、お返事ができませんでした…

 

2007/12/02 18:33

[政府の数字を鵜呑み]朝日も政府の犬か・・・ [東京日和@元勤務医の日々]

 

 根本的に診療報酬で開業医が儲けまくっているイメージを広げているのは政府や与党側。開業医も別に怠けているとは思えない。むしろ都市部で「アンチエイジング」とか「美容形成」に精出している医師まで入れて、「…

 

2007/12/02 18:40

[毎日新聞の毒]こういう言い方が悪意そのもの [東京日和@元勤務医の日々]

 

 毎日新聞は相変わらず、「医者叩き」が大好きらしいです。記事の内容についてはそれほど悪意を感じないですが、見出しを読んだだけで、「毎日新聞はアメリカの事情も何も知らない無知の人が見出しをつけているんだ…

 

2007/12/02 18:43

[妊婦救急問題]マスコミ報道の改善には程遠い [東京日和@元勤務医の日々]

 

 いずれにせよ、「 受け入れ不可能 」という現状を考えて欲しいのは、問題の根底には、「医療従事者」の数やキャパシティの問題があります。    簡単に言えば「 周産期救急医療が政府の怠慢のせいで崩壊しかけ 」…