福岡県久留米市、小郡市、佐賀県鳥栖市、基山町を活動拠点とする久留米、鳥栖、みいの三青年会議所(JC)が共同で、小学生サッカー大会「クロスロードJCカップサッカー大会」(西日本新聞社など後援)を15、16日、初めて開催する。会場は域内のグラウンドだが、来年の第2回大会からは鳥栖市の鳥栖スタジアム(来年1月1日から「ベストアメニティスタジアム」に名称変更予定)で一部開催する計画だ。

 県境を超えて連携を模索する3JCが「次世代の子どもたちに、3市1町が一体であることを体感してほしい」と企画。初回大会には、各市町で活動する32チームが参加。8グループに分かれて予選トーナメントを行い、グループの首位チームが決勝トーナメントに進み、優勝を争う。

 3市1町は、九州の交通の縦軸と横軸が交わるクロスロード地域であることから、自治体同士で「筑後川流域クロスロード協議会」を組織。昨年6月には、道州制を導入する際の九州州都誘致を目指すことを盛り込んだ提言をまとめている。

 3JCはこうした動きをさらに加速させようと、シンポジウムを今年2回開催。イベントやニュースなどの情報交換の場としてブログ(日記風サイト)も開設している。

=2007/12/06付 西日本新聞朝刊=