福岡地検は5日、大学の女性職員の体を無理やり触ったとして、強制わいせつ罪で、学校法人グループ「都築(つづき)総合学園」前総長の都築泰寿(やすひさ)容疑者(71)=福岡市南区玉川町=を福岡地裁に起訴した。福岡県警は、別の20代の女性職員にもわいせつ行為をしたとして、6日にも同容疑で都築容疑者を再逮捕する方針。
起訴状によると、都築被告は昨年10月14日午後6時半ごろ、学長を務める第一福祉大(福岡県太宰府市)で、女性職員(23)を無理やりエレベーター内に引っ張り込み、5階から1階に降りるまで女性の両肩を内壁に押しつけて動けないようにした上で、胸や下腹部を触るなどしたとされる。
都築被告は、調べに対し「無理やり連れ込んでいない。体も触っていない」と否認しているという。県警は、女性職員十数人がわいせつ行為をやめさせてほしいと学園側に提出した嘆願書を入手しており、余罪を調べている。
一方、都築学園広報室は5日、「起訴事実について厳粛に受け止めている。第三者委員会の調査結果を待って、再発防止につなげたい」と話した。
=2007/12/06付 西日本新聞朝刊=
起訴状によると、都築被告は昨年10月14日午後6時半ごろ、学長を務める第一福祉大(福岡県太宰府市)で、女性職員(23)を無理やりエレベーター内に引っ張り込み、5階から1階に降りるまで女性の両肩を内壁に押しつけて動けないようにした上で、胸や下腹部を触るなどしたとされる。
都築被告は、調べに対し「無理やり連れ込んでいない。体も触っていない」と否認しているという。県警は、女性職員十数人がわいせつ行為をやめさせてほしいと学園側に提出した嘆願書を入手しており、余罪を調べている。
一方、都築学園広報室は5日、「起訴事実について厳粛に受け止めている。第三者委員会の調査結果を待って、再発防止につなげたい」と話した。
=2007/12/06付 西日本新聞朝刊=