5日午前3時半ごろ、岐阜県各務原市尾崎西町の県営アパート、運転手田原陽子さん(35)方から出火。斜め下の4階一室に住む介護士(27)宅で、長女(2)を救おうと、母親(26)がベランダから約10メートル下の近所の人に向け投げたが、近所の人が受け止めきれず、長女はアスファルトの地面で頭を打った。
長女に意識はあったが、脳内出血の可能性があるため岐阜市内の病院に運ばれ手術。重傷とみられる。
各務原署によると、玄関ドアをたたく音で火事を知った両親は、玄関から逃げようとしたが階段などに煙が充満。ベランダ側から逃げることを思い付いたという。
ベランダから長女を受け止めてくれるよう頼む母親に、地上にいた人たちは「危ないからやめろ」と説得を試みたが、母親はパニック状態で、「受け取って」と叫んで投げたという。その後煙が引き、両親は階段から逃げた。
火災は田原さん方約65平方メートルを全焼したが、ほかの部屋などに延焼はなかった。
長女に意識はあったが、脳内出血の可能性があるため岐阜市内の病院に運ばれ手術。重傷とみられる。
各務原署によると、玄関ドアをたたく音で火事を知った両親は、玄関から逃げようとしたが階段などに煙が充満。ベランダ側から逃げることを思い付いたという。
ベランダから長女を受け止めてくれるよう頼む母親に、地上にいた人たちは「危ないからやめろ」と説得を試みたが、母親はパニック状態で、「受け取って」と叫んで投げたという。その後煙が引き、両親は階段から逃げた。
火災は田原さん方約65平方メートルを全焼したが、ほかの部屋などに延焼はなかった。