ステージで創作ダンスが披露されたコールマイン・フェスティバル

ステージで創作ダンスが披露されたコールマイン・フェスティバル

 正調炭坑節の発祥地を発信する「第2回TAGAWAコールマイン・フェスティバル(炭坑節まつり)」が3日、田川市伊田の田川市民球場横芝広場で開幕した。創作炭坑節のダンスなど多彩なイベントがあり、多くの家族連れでにぎわった。最終日の4日は、市民ら2000人規模での「炭坑節総踊り」が催され、旧産炭地をPRする。

 市と65の市民団体などが実行委員会を結成し、昨年から開催している。この日は、地元の創作炭坑節グループ「CDR21」のダンスで幕開け。思い思いの服装で炭坑節を披露する「創作炭坑節コンテスト」や、仮装コンテストなどがあった。一方、会場近くの田川青少年文化ホールでは、炭鉱画家・山本作兵衛氏の作品を集めた展示会なども開かれている。

 4日は午後3時半からメーン行事の炭坑節総踊りがあり、「炭坑節発祥の地」を宣言。午後6時から約1000発の花火が打ち上げられ、まつりを締めくくる。


=2007/11/04付 西日本新聞朝刊=