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強制わいせつ:都築学園前総長、別の女性職員にも行為

 都築学園グループ(本部・福岡市南区)の前総長、都築泰寿(やすひさ)被告(71)=南区玉川町=による強制わいせつ事件で、福岡県警は6日、都築被告が別の女性職員(当時21歳)にも同様の行為をしていたとして、強制わいせつ容疑で再逮捕した。県警は都築被告のわいせつ、セクハラ行為が常態化していたとみて追及する。

 調べでは、都築容疑者は昨年10月25日午後2時15分ごろ、同県太宰府市の第一福祉大のエレベーター内で、女性職員の体を触るなどした疑い。女性は事件当日、都築容疑者の世話係としてエレベーターに乗った際、途中から都築容疑者が乗り込み、2人きりの状態で被害に遭ったという。

 都築容疑者は昨年10月14日、別の女性職員を強引にエレベーター内に連れ込み、胸を触ったなどとして逮捕され、5日に起訴された。

 都築容疑者は調べに対し「100%でっち上げ。覚えがない」と容疑を一貫して否認。また、妻の仁子総長(61)も「わいせつ行為を知らなかった」と話しているが、県警は、仁子総長が、耳が不自由な都築容疑者と筆談でわいせつ行為についてやり取りしたメモを押収。関係者の証言も併せて、仁子総長がわいせつ行為を認識していたとみている。【河津啓介、鈴木美穂】

毎日新聞 2007年12月6日 14時44分 (最終更新時間 12月6日 15時10分)

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