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【社会】

東電が新潟県に30億円寄付 中越沖地震の復興向け

2007年12月5日 19時34分

 東京電力は5日、新潟県中越沖地震の被災地の復興に役立てるため、新潟県に30億円を寄付すると発表した。寄付の時期については今後、県と調整し2007年度中にも実施する見通し。

 地震の影響で柏崎刈羽原発が停止したため、県は07年度当初予算で約30億円計上していた核燃料税収を、補正予算でゼロに修正していた。東電側は寄付について「核燃料税の穴埋めではない」と説明している。

 東電によると、災害復興に関する同社の寄付としては過去最高額。中越沖地震では、7月に県と柏崎市、刈羽村に計7000万円の義援金を贈っている。今回は影響を受けた県内全域の復興に役立ててほしいとの趣旨から寄付先を県にしたという。

(共同)
 

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