島根県・隠岐諸島(隠岐の島町)にある隠岐病院が、同町在住の20~45歳の女性を対象にしたお産に関する調査結果を公表。回答者(1810人中734人)の約75%が隠岐での出産を希望していました。同病院では一時、常勤産科医が不在となり、島でのお産を中止。今年4月から、正常な出産が予想される経産婦に限りお産を扱っています。今、私の妻がお世話になっている産科医は自宅から歩いて10分ほど。つくづくそのありがたみを感じます。全国的に医師不足が深刻化する中、早急な対策が望まれます。(地方部・佐竹義浩)
毎日新聞 2007年12月7日 大阪朝刊